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CRMのサーバ要件

概要

Dynamics CRM のサーバ要件について説明します。

ハードウェア要件

前提

コンポーネント 最小要件 推奨要件 ≒ 必須・最低 普通に動かすには
プロセッサ x64 DualCore 1.5GHz x64 QuadCore 2.0GHz 以上
メモリ 2GB RAM 8GB RAM 以上 16GB RAM 以上
ハードディスク 10GB 40GB 以上

補足(「普通に動かすには」という列について): 著者が独自に追加している列で、
Microsoft の推奨値でも実務では足りないという経験則を示している。
ハードウェア要件の記載が「最小」「推奨」の 2 段階しかない製品では、
推奨値は「動く」ことの保証であって「快適に動く」ことの保証ではない、
という点は現在でも通用する読み方である。

オペレーティング・システム要件

Windows Server 2008 R2 からは 64 ビット版のみが提供。

OS バージョン エディション サービスパック
2008(64bit) WebServer
Standard
Enterprise
DataCenter
SP2
2008R2 WebServer
Standard
Enterprise
DataCenter
SP1
2012 Standard
DataCenter

サポートされないバージョン、エディション、構成

  • Itanium ベース
  • 2003 以前のバージョン
  • Small Business Server
  • Server Core 構成

補足(Server Core がサポート外である理由): Dynamics CRM は
IIS 上の Web アプリケーションであり、
インストーラや管理ツール(展開マネージャMMC スナップイン)が
GUI を前提としていたためである。
Server Core で述べたとおり、
現在は GUI を持たない構成が既定になっており、
管理ツールが GUI 前提であること自体が制約になるという構図は、
当時の製品を現在の OS へ載せる際の典型的な障壁になる。

SQL Server要件

ハードウェア要件

前提

移行メモ: 元ページの「Dynamics CRM Server」は、
3 サイトのダンプいずれにも実体が無い(元 Wiki 側でリンクのみ存在)ため、
注記に変更した。文脈上は Dynamics CRM のサーバ役割を指す
(→ CRMのサーバ機能)。

コンポーネント 最小要件 推奨要件 ≒ 必須・最低 普通に動かすには
プロセッサ x64 DualCore 1.5GHz x64 QuadCore 2.0GHz 以上
メモリ 4GB RAM 16GB RAM 以上 16GB RAM 以上
ハードディスク SAS RAID5-10 SAS RAID5-10

ソフトウェア要件

前提

SQL Server のサポートされないバージョン、エディション、構成

  • 32bit 版
  • 2005 以前のバージョン
  • Workgroup、Web、Compact、Express のエディション

補足: SQL Server Express がサポート外なのは、
データベース サイズの上限(10GB)やメモリ・CPU の制約があるためである
(→ SQL Server のエディション)。
なお、CRMのクライアント要件
Outlook アドインのオフライン機能では、
ローカル DB として Express が使われる点が対照的である。

SQL Server バージョン エディション サービスパック
2008(64bit) Developer
Standard
Enterprise
DataCenter
SP3
2008R2(64bit) Developer
Standard
Enterprise
DataCenter
SP2
2012(64bit) Standard
BusinessIntelligence
Enterprise
SP1

構成

  • 既定 or 名前付きインスタンスの両方をサポート。

  • 機能

    • Windows 認証のみサポート

    • 実行アカウント

    • ネットワークライブラリ

      • TCP/IP
      • 名前付きパイプ
    • サービスのインストールと自動開始

補足(Windows 認証のみである意味): Dynamics CRM は
Active Directory のアカウントで認証・認可を行うため、
DB への接続も Windows 統合認証に統一されている。
これにより、CRMのインストールと構成で作られる
SQLAccessGroup などのセキュリティ グループを通じて
DB 権限を AD 側で一元管理できるという利点がある。
反面、SQL 認証が使えないため、
ワークグループ環境では構築できないという制約にもなっている。

SSRS

サポートされている SQL Server で実行される SSRS

Active Directory

  • 同一のドメイン上に配置する。

ドメインのモード

Dynamics CRM は、以下のモードのドメインで実行されていること。

  • Windows Server 2003 ネイティブモード、中間モード
  • Windows Server 2008 のすべてのモード
  • Windows Server 2012 のすべてのモード

Windows 2000 Server のモードはサポートしていない。

  • フォレスト・モード
  • ドメイン・モード

移行メモ(正誤): 元ページの「実行されてること」は
「実行されていること」の脱字と判断し、補った(次節も同様)。

フォレストの機能レベル

Dynamics CRM は、以下の機能レベルのフォレストで実行されていること。

  • Windows Server 2003 中間モード
  • Windows Server 2008
  • Windows Server 2012

参考


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