06 Ubuntu インストール - shinosuke8038/shinosuke8038-vsphere-kb-9633 GitHub Wiki

まえがき

前項:「05 DNSサーバ構築」
vCenterのインストーラを起動するクライアントとしてVMにubuntuをインストールします。



1.ubuntu インストール準備

ubuntuはサポートされている最新のバージョンとして18.04を使用します。

参考:vCenter Serverインストーラのシステム要件


  1. 富山大学のミラーサイトより「ubuntu-ja-18.04.3-desktop-amd64.iso」をダウンロードします。

  1. ubuntuのisoファイルをデータストアにアップロードします。



  1. 仮想マシンを以下の構成で作成します。
    下線が引かれている箇所がデフォルト値から変更した箇所です。



  1. vm_vcin01にubuntuのisoファイルをマウントします。



  1. vm_vcin01をパワーオンします。



  1. vm_vcin01のコンソールを開きます。



2.ubuntu インストール

  1. 「Ubuntuをインストール」をクリックします。



  1. キーボードレイアウトを日本語に設定し、「続ける」をクリックします。



  1. 「通常のインストール」を選択し、「続ける」をクリックします。



  1. 「ディスクを削除してUbuntuをインストール」を選択し、「インストール」をクリックします。



  1. 「ディスクに変更を書き込みますか?」と表示されたら「続ける」をクリックします。



  1. 「どこに住んでいますか?」と表示されたら「Tokyo」を選択し、「続ける」をクリックします。



  1. 「あなたの情報を入力してください」と表示されたら以下内容を入力し、「続ける」をクリックします。
項目
あなたの名前 空白
コンピュータの名前 vcin01
ユーザー名の入力 ope01
パスワードの入力 任意のパスワード
パスワードの確認 同上



  1. インストールが完了するまで待ちます。



  1. 「インストールが完了しました」と表示されたら「今すぐ再起動する」をクリックします。



  1. 「Please remove the installation medium, then reboot.」と表示されたら、ubuntuのisoファイルをマウントしないように設定を変更します。



11. 仮想マシンをパワーオフします。



  1. 警告が出た場合は「はい」をクリックします。



  1. 仮想マシンをパワーオンします。



  1. ubuntuが起動することを確認します。



3.ubuntu OS 解像度設定

  1. ope01ユーザでログインします。

  2. 設定を開きます。



  1. 「デバイス」を選択します。



  1. 「解像度」を選択します。



  1. 「1280 x 960(4:3)」を選択します。



  1. 「適用」をクリックします。



  1. 「このディスプレイ設定を保存しますか?」と表示されたら「変更を保存」をクリックします。



4.ubuntu OS ネットワーク設定

  1. [Ctrl]+[Alt]+[T]キーを押下し、端末(terminal)を起動します。

  2. IPアドレスを設定します。

### コネクションの削除

ope01@vcli:~$ nmcli con show
Name       UUID                                  TYPE      Device
有線接続 1  XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX  ethernet  ens160

ope01@vcli:~$ nmcli con delete "有線接続 1"
接続 '有線接続 1' (XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX) が正常に削除されました。

### コネクションの作成

ope01@vcli:~$ nmcli con add type ethernet con-name ens160 ifname ens160
接続 'ens160' (XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX) が正常に追加されました。

### コネクションの設定

ope01@vcli:~$ nmcli con mod ens160 ipv4.method manual ipv4.address 192.168.0.23/24
ope01@vcli:~$ nmcli con mod ens160 autoconnect yes

### コネクションをアクティブ化

ope01@vcli:~$ nmcli con up ens160
接続が正常にアクティベートされました (D-Bus アクティブパス: /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/XX

### IPアドレスが設定されていることを確認

ope01@vcli:~$ ip a
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000
    link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
    inet 127.0.0.1/8 scope host lo
       valid_lft forever preferred_lft forever
    inet6 ::1/128 scope host
       valid_lft forever preferred_lft forever
2: ens160: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc fq_codel state UP group default qlen 1000
    link/ether XX:XX:XX:XX:XX:XX brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
    inet 192.168.0.23/24 brd 192.168.0.255 scope global noprefixroute ens160
       valid_lft forever preferred_lft forever
    inet6 fe80::XXXX:XXXX:XXXX:XXXX/64 scope link noprefixroute
       valid_lft forever preferred_lft forever
  1. hostsを設定します。
### hostsファイルに「192.168.0.21    vcsa01.network.test」を追記
ope01@vcli:~$ sudo vi /etc/hosts
ope01@vcli:~$ cat /etc/hosts
127.0.0.1       localhost
127.0.1.1       vcin01
192.168.0.21    vcsa01.network.test

# The following lines are desirable for IPv6 capable hosts
::1     ip6-localhost ip6-loopback
fe00::0 ip6-localnet
ff00::0 ip6-mcastprefix
ff02::1 ip6-allnodes
ff02::2 ip6-allrouters



あとがき

次項:「07 vCenter Server インストール」

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