02 ESXi VMware Host Client 接続設定 - shinosuke8038/shinosuke8038-vsphere-kb-9633 GitHub Wiki

まえがき

前項:「01 ESXi 対話型インストール」
VMware Host Client」へアクセスができるようにネットワーク周りの設定をします。


1.VMKernelが使用するNICの設定

ESXi自身が通信に使用するNICを設定します。

  1. コンソール画面で[F2]キーを押下し、ユーザ・パスワードを入力します。



  1. 「Configure Management Network」にカーソルを合わせ、[Enter]キーを押下します。



  1. 「Network Adapters」にカーソルを合わせ、[Enter]キーを押下します。



  1. 使用するNICを選択します。
    MACアドレスを確認し、使用するNICに誤りがないことを確認します。
    NICの「Status」が「Connected」であることを確認します。



  1. [Enter]キーを押下し、「Network Adapters」の設定を保存します。



2.IPアドレス設定

ESXiのIPアドレスを設定します。 本項ではESXiに固定IPを割り当てます。

  1. 「IPv4 Configuration」にカーソルを合わせ、[Enter]キーを押下します。



  1. 「Set static IPv4 address and network configuration」にカーソルを合わせ、[Space]キーを押下します。
    「IPv4 Address」「Subnet Mask」を設定し、[Enter]キーを押下します。
項目
IPv4 Address 192.168.0.10
Subnet Mask 255.255.255.0



  1. 「DNS configuration」にカーソルを合わせ、[Enter]キーを押下します。



  1. 「Use the following DNS server addresses and hostname」にカーソルを合わせ、[Space]キーを押下します。
    「Primary DNS server」「hostname」を設定し、[Enter]キーを押下します。
項目
Primary DNS server 192.168.0.22
hostname pesx01



  1. 「Custom DNS Suffixes」にカーソルを合わせ、[Enter]キーを押下します。



  1. 「Suffixes」を設定し、[Enter]キーを押下します。
項目
Suffixes network.test



  1. [ Esc ]キーを押下すると「Configure Management Network: Confirm」と表示されるため[ y ]キーを押下



3.SSHの有効化

デフォルトではESXiのSSHサービスは無効化されているため、有効化しましょう。
(VMware Host Clientへのアクセスに必要ない設定ですがSSH接続は今後すると思うのでついでに有効化しています。)

  1. 「Troubleshooting Options」にカーソルを合わせ、[Enter]キーを押下します。



  1. 「Enable SSH」にカーソルを合わせ、[Enter]キーを押下します。



  1. [ Esc ]キーを2回押下し、設定画面を閉じます。



4.VMware Host Clientへのアクセス

クライアントPCからVMware Host Clientへアクセスできることを確認しましょう。
※クライアントPCがESXiと通信できる環境が準備されていることを前提とします。

  1. ブラウザを開きVMware Host Clientへアクセス
https://<ESXiのIP>/ui/
  1. 「警告:潜在的なセキュリティリスクあり」と表示された場合は、「詳細情報」をクリック
    「危険性を承知で続行」をクリック



  1. ユーザ・パスワードを入力しログインします。



  1. 初回ログイン時にCEIPへの参加を促すポップアップが表示されるのでチェックを外し、「OK」をクリックします。



あとがき

次はVMware Host ClientからDNSサーバ用の仮想マシンを作成します。


次項:「03 ESXi 仮想マシンの作成」

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