ソースからのビルド

1. ビルド環境

• Visual Studio 2017
• .NET Framework 4.6.1

2. ビルド前の準備

• ビルドしようとしているNurseryがバージョン0.4.2以前の場合は、bass.dllとBASS.NET.dllをlibsフォルダにコピーしておく。入手方法はインストールのページを参照。0.5.0以降では必要ない。
• locale\build.cmdを実行し、日本語のmoファイルを生成しておく。
• dist_files\config.default.jsonをコピーし、ソリューションのルートフォルダ（Nursery.slnのあるフォルダ）にconfig.debug.jsonを作成する。
• config.debug.jsonに、動作確認に使うBotのトークンを記入しておく。

3. libsフォルダの中身について

• opus.dll : バージョン opusfile-0.7-win32（※最新版だと動作しない模様）
• libsodium.dll : バージョン libsodium-1.0.16-msvc

以下のライブラリは、NuGetからインストールすると依存関係として本来不要なバイナリがインストールされてしまうので、ターゲットを修正してビルドし直したバイナリをlibsフォルダに同梱している。

バージョン0.6.0以降、NuGetを使うようにした。（管理がめんどうになったので……）

4. ビルドと実行

• Debugでビルドした場合、config.debug.jsonをビルドディレクトリ内のconfig.jsonに上書きする。そのため、実行すれば動作確認用アカウントが使える。
• Releaseでビルドした場合、config.default.jsonをビルドディレクトリ内のconfig.jsonに上書きする。そのため、そのまま実行するとトークン未設定エラーになる。