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ウィジェット 「Powered By」「Technorati Search」「OpenID対応」「クリエイティブ・コモンズ」

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はじめに

この章ではウィジェット「Powered By」「Technorati Search」「OpenID対応」「クリエイティブ・コモンズ」について解説します。

ウィジェットとはブログのサイドバーに配置されるブログパーツを指します。

ウィジェットの内部構造を読み進める事でMTMLの基礎を学びます。

ウィジェット 「Powered By」

シックス・アパートのMovable Typeを利用している事を表示するウィジェットです。

単純な構成で、 <$mt:StaticWebPath$><$mt:Version$> の2つのMTタグを使用しています。

これらの「設定値などを表示するタグ」をファンクションタグと呼びます。

  • 3行目<$mt:StaticWebPath$>
    • システムが利用する HTML ファイルを置いたディレクトリを表示します。環境設定ファイル (mt-config.cgi) の StaticWebPath の値を表示します。
  • 3行目<$mt:Version$>
    • Movable Type のバージョン名を表示します。

ウィジェット「Technorati Search」

Technoratiタグ検索をするためのウィジェットです。

こちらも単純な構成で、 <$mt:BlogName$><$mt:BlogURL$> の2つのMTタグを使用しています。

  • 10行目、16行目 <$mt:BlogURL$>
    • ブログの URL (サイト URL) を http:// から始まる絶対 URL で表示します。
  • 11行目 <$mt:BlogName$>
    • ブログの名前を表示します。

ウィジェット「OpenID対応」

サイトのサインインにOpenIDが利用できる場合、表示されます。

こちらも単純な構成で <mt:IfRegistrationAllowed></mt:IfRegistrationAllowed> を利用しています。

このタグはコンディショナルタグといわれ、条件によって表示・非表示を変更するタグです。

  • 1行目~8行目 <mt:IfRegistrationAllowed></mt:IfRegistrationAllowed>
    • コメントの投稿について、投稿者認証を利用できる場合のみに実行する条件タグです。
      • ここでは、 type="OpenID" が指定されているため、ブログ設定でOpenIDによる投稿者認証が可能な場合にタグで囲われた部分が表示されます。

ウィジェット「クリエイティブ・コモンズ」

クリエイティブコモンズ によるライセンスを行う設定をしている場合表示されます。

ファンクションタグ <$mt:BlogCCLicenseImage$><$mt:BlogCCLicenseURL$> 、コンディショナルタグ <mt:BlogIfCCLicense></mt:BlogIfCCLicense> を利用しています。

  • 1行目~8行目 <mt:BlogIfCCLicense></mt:BlogIfCCLicense>
    • クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを選択しているときに実行するコンディショナルタグです。クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを選択していないときはタグに囲われた内容は表示されません。
      • 4行目、5行目 <$mt:BlogCCLicenseURL$>
        • 選択したクリエイティブ・コモンズ・ライセンスにあわせた内容が書かれている URL を表示します。
      • 4行目 <$mt:BlogCCLicenseImage$>
        • ブログの設定で選択したクリエイティブコモンズライセンスのバナー画像の URL を表示します。

まとめ

タグの種類

今回使用したタグは以下の2つです。

  • ファンクションタグ
    • <$mt:foo$>等と記述するとMovable Typeの設定やデータなどが表示されます。
  • コンディショナルタグ
    • <mt:ifbar>~<\mt:ifbar>等と記述すると条件に応じて囲われた内部の処理(今回は表示の可否)を行います。

タグの引数

タグに引数を渡す事ができます。今回は <mt:IfRegistrationAllowed></mt:IfRegistrationAllowed> に引数として type="OpenID" を渡しています。

MTタグにはこれ以外にも引数を渡しタグの挙動を制御したり、出力個数や順番などを変更するような引数を渡す事ができます。具体的な説明は実際に利用する段階でさせていただきます。

また、 テンプレートタグリファレンス も参考にして下さい。

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