TkinterBoardGameへようこそ！

TkinterBoardGame は開発初心者が簡単にボードゲームを開発するための手助けとなるモジュールです。
最も初歩となるGUIモジュールである Tkinter とこのモジュールを併用することで、容易にちょっとしたボードゲームを制作することができます。
設定が面倒なグラフィカルな処理をこのモジュールが担うことで、プログラマにゲームシステムの制作に注力させることを可能にします。

TkinterBoardGame のターゲット

TkinterBoardGame は以下のプログラマを対象に制作されました。

• Python初心者だがGUIを備えたゲームを作ってみたい人
• Tkinter でボードゲームを制作したいが、グラフィック処理よりも他の部分に注力したい人

そもそも Tkinter は複雑なゲーム制作には不向きであるので、勉強の一環としてTkinterでなにか作ってみたいという人にとってベストプラクティスとなります。

使い方

作業ディレクトリにこのモジュールを設置し、各クラスをインポートして使用します。
現在のところ、 pip などでインストールすることができません。

このモジュールの中核となるのは、以下の３つのクラスです。

• Board -> ボードゲームのボード本体となるクラス
• Piece -> ボードゲームに置く駒となるクラス
• Tile -> ボードゲームのマスに置くタイルを表すクラス

Board オブジェクトに Piece オブジェクトや Tile オブジェクトを配置して使用します。配置先は tkinter の座標ではなく、マス目を表す座標で指定することができるため、プログラマは細かい座標計算を行うことなく直感的に駒やタイルを設置できます。
また、設置や除去を行った際、自動的にキャンバスの更新を行うため、グラフィック処理を省略して記述することができます。さらに、設置時にマスの大きさに合うように画像のリサイズも行われるため、画像の大きさを変更する処理も不要です！