Tile クラスとは？

Tile オブジェクトはボード上にマス目の駒の下に設置するオブジェクトである。
用途は様々だが、すごろくのマスやオセロの設置可能場所、マインスイーパーの数字マスなどとして実装される。
Piece オブジェクトと同様にクリックすることでイベントを発生させることが可能。
デフォルト設定では、ボードに設置したときに自動的に画像がリサイズされるため、プログラマは Tile オブジェクトを作成して Board に設置するという作業だけでグラフィック処理が終了する。

インスタンス属性

Tile オブジェクトは以下の属性を持つ

属性名	型	説明	備考
image	BoardGamePhotoImage	自身の画像オブジェクト
image_display_size	Coordinate	画像のサイズ	変更不可

Piece クラスと異なり、座標は持たないので注意。

コンストラクタ

Piece クラスのコンストラクタには以下の引数を与える。

引数名	型	説明	備考
image	PathOrImage | None	オブジェクトの画像のパスまたは画像オブジェクト	Noneのとき、透明な画像を持つ。デフォルトでNone
image_display_size	Coordinatelike | None	画像の表示サイズ。Tkinter基準の大きさ	Noneのとき、画像の大きさをそのまま自身の大きさとする
auto_resize	bool	自身がボード上に配置されたとき、マスの大きさに合わせて自動的にリサイズするかどうか	デフォルトでTrue
***_clicked_func	Callable	マウスクリック時に呼び出す関数	詳細は Piece の説明を参照
***_release_func	Callable	マウスクリックが離されたときに呼び出す関数	詳細は Piece の説明を参照