Cygwin VSCode CP - eiichiromomma/CVMLAB GitHub Wiki

(Cygwin) VSCode コンピュータプログラミング講義向け

  • ダダ流し動画
  • gdbのバグの問題があるのでXなし演習室でインストールした人向けの情報です(バグについてはCygwin VSCode参照)
  • ホームディレクトリに課題のソースを置くことを想定した設定です
  • なんもやってない人はcygwinとVSCodeをインストールし1から作業する
  • Cygwin64ターミナルと連携させたい人は2-1と4を作業する
  • VSCodeでデバッグしたい人は1→2-3→5を作業する

1. VSCodeのための下準備(Cygwin64)

デフォルトでVSCodeをインストールした人は,Cygwin64ターミナルから

code

でVSCodeが起動できる.(そうなってない人は,一旦再起動して同じことを試す.ダメならVSCodeのインストーラを起動してPATHに追加のオプションにチェックを入れてインストールし再起動)

Cygwinでのプログラミング・デバッグでVSCodeを使うときは,必ずこの方法で起動する.

Cygwin64ターミナルで以下のコマンドをペーストする

cd
mkdir .vscode
wget https://github.com/eiichiromomma/CVMLAB/raw/master/other/tasks.json -O .vscode/tasks.json
wget https://github.com/eiichiromomma/CVMLAB/raw/master/other/launch.json -O .vscode/launch.json

これでデバッグも可能になる.

2. VSCodeの設定

2-1 Cygwin64ターミナルの登録

Cygwin64ターミナルをVSCodeから使えるようにする.

VSCodeの左下の歯車アイコンから"Settings"または「設定」を開く

上の検索用の入力部に

terminal integrated profile windows

を貼り付ける.Terminal > Integrated > Profiles: Windowsのところに "Edit in settings.json"または「settings.jsonを編集」みたいな表記があるのでそれをクリックする.(似たものがあるので注意)

settings.jsonが開くので下にスクロールして,"Git Bash"の下に"Cygwin"があったら閉じて良い.無ければ以下を貼り付ける.最初のカンマを忘れると詰むので注意. 手打しないこと

,
        "Cygwin":{
            "path": "C:\\cygwin64\\bin\\bash.exe",
            "args": [
                "--login",
            ]
        }

Ctrl+Sまたは"File"->"Save"とか「ファイル」->「保存」とかでsettings.jsonを保存して閉じる.

2-2 拡張機能の追加

既にインストールされてたら操作不要

左の田みたいなアイコンをクリックし,検索スペースにjapaneseと入れる.

  • Japanese Language Pack for Visual Studio Code

が出てくるので,"install"を選ぶ.

検索のところを消し,Cと入力する

  • C/C++ Extension Pack

が出てくるので同じく"install"を選ぶ.

ひとまずChange Language and RestartでVSCodeを再起動する. 表示が日本語になるはず.

同じノリでpgmと入れてビューワーもインストールしておく.

2-3 ホームディレクトリを開く

「ファイル」または左のファイルアイコンから「フォルダーを開く」を選択し,cygwinでのホームディレクトリを開く.

  1. 左側を下にスクロールして「PC」を選ぶ
  2. 「Windows(C:)」みたいな表記をダブルクリック(C: が重要)
  3. 「cygwin64」をダブルクリック
  4. 「home」をダブルクリック
  5. Cygwin64ターミナルで「なんとか@マシン名」と表示されている「なんとか」がcygwinでのユーザー名なのでそれをダブルクリック(動画だとCPUserだがそれに合わせて書き換えると使えなくなるのでやらないこと)
  6. 「フォルダーの選択」ボタンを押す

以後のこの状態で使い続ける.

3. VSCodeでファイルの作成

VSCodeの左側のファイルアイコンを選択し「エクスプローラー」というのが見えてる状態だとして,その下のユーザー名あたりにマウスカーソルを移動すると□+みたいなアイコンがあるのでそれを選択する.

ファイル名の入力を促されるのでHelloworld.cと入れてEnter.

#include <stdio.h>
int main(void)
{
    printf("Hello, world\n");
    return 0;
}

と入力して,保存ついでに「ファイル」の「自動保存」を選び有効化しておく.

4. Cygwin64ターミナルのデフォルト化

「ターミナル」メニューで「新しいターミナル」を選ぶとWindowsの場合PowerShellがデフォルトで起動してしまいcygwinが使えない.

VSCodeの画面下側に「問題 出力 デバッグコンソール ターミナル ポート」の並びの右側に「powershell+v」のような表示があるのでそこの「v」を選ぶ.毎度その状態でCygwinを選んでもよいのだが,「規程のプロファイルの選択」を選んで,上のところに一覧がでてくるのでCygwinを選ぶ.そうすると,「新しいターミナル」でCygwin64ターミナルがデフォルトで使えるようになる.

5. デバッグ

Cのソースコードで行番号の左脇をクリックすると赤い点が表示される(もういちどクリックすると消える).これがブレークポイントで,デバッグ時に一旦停止できる.

※「デバッグなしで実行」を選ぶと終了時にポーズされないので,scanf等が無いと一瞬だけウィンドウが表示されて消える。(デバッグコンソールにはcode 0で終了と出てる)

  1. 左のアイコンから「虫▶」なのを選ぶ
  2. デバッグしたいC言語のソースを表示した状態にする
  3. 上のほうの緑色の▶アイコンを押してデバッグ開始
  4. 別ウィンドウが開くのでVSCodeの全画面状態は解除する
  5. ブレークポイントで停止するか,scanfでの入力待ちかでプログラムが停止する
  6. scanfの場合は別ウィンドウに値を入力,ブレークポイントの場合はウィンドウに「▶→↓↑○□」みたいなアイコン群が並ぶのでデバッグ作業ができる
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