eduvm - chibutsu-utokyo/chibutsu-utokyo.github.io GitHub Wiki
仮想マシンイメージeduvmの利用
仮想マシンイメージeduvmをVirtualboxを用いて利用する方法です.
環境
- Virtualbox-6.1.2
- Lubuntu-18.04
- メモリ: 1GB
- ハードディスク: 20GB
仮想マシンということで,比較的非力なマシンでも軽快に動くことを目指して軽量デスクトップのLXDEを採用しているLubuntu-18.04(LTS)を用います. メモリは1GBにしていますが,ホストマシンに余裕のある人は2GBくらいは割り当てた方が快適でしょう.
必要なファイルのダウンロード
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Windows/Mac共通仮想マシンイメージ(約2.5GB)
以下のどれかからファイルをダウンロードしてください.全て同じものなのでどれか一つダウンロードすればOKです. -
VirtualBox
自分の使っているパソコンに応じてどちらかをダウンロードして下さい.
VirtualBoxのインストール
ダウンロードしたVirtualBoxをインストールして下さい.
ダブルクリックで出来ると思いますが,場合によっては多少の設定が必要です.
Windows
Intel VT-xが無効化されているなどの理由でVirtualboxが使えない場合があるようですが,Googleなどで調べれば対処法は見つかるようです.
macOS
比較的最近のMacではセキュリティの問題が提示されインストールが失敗するようです.
その場合は「システム環境設定」→ 「セキュリティとプライバシー」→ 「一般」に移動し,下方の「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」で「Oracle VM VirtualBox」を許可して下さい.
解凍
仮想マシンイメージはzipで圧縮されていますので適宜解凍して,eduvm-20200410というフォルダが出来ることを確認して下さい.eduvm-20200410フォルダの置き場所はどこでも構いませんが,仮想マシンを一度登録した後には移動してはいけません.例えば"VirtualBox VMs"というフォルダが仮想マシンを格納するデフォルトのフォルダなので,ここにeduvm-20200410を移動しておくとよいでしょう.
このフォルダはたぶんWindowsなら "C:\Users\自分のユーザー名" Macなら "/Users/自分のユーザー名"以下に出来るもののようですが,Virtualboxをインストールした直後には存在しません.
仮想マシンの登録
VirtualBoxを起動し,メニューの「仮想マシン」→「追加」→でeduvm-20200410のフォルダの直下にあるvboxファイルを選択します.
仮想マシンの起動およびパスワード設定
登録したマシン(eduvm-20200410)を起動します.
初期設定では"chikyu"というユーザーでログインすることになっていますが,パスワードが設定されていません.初回のログイン時にパスワードを2回入力してパスワードを設定します.次回以降のログインにはここで設定したパスワードを用います.
共有フォルダの設定
仮想マシンは1つの独立したパソコンですので,仮想マシン(=ゲスト)と自分のパソコン(=ホスト)の間でファイルのやり取りをするには共有フォルダの設定が必要です.これはVirtualBoxのメニューの「デバイス」→「共有フォルダ」→「共有フォルダ設定」で設定が可能です.
- 「フォルダーのパス」 → ホストの任意のフォルダを指定
- 「フォルダー名」 → なんでもよい?
- 「自動マウント」にチェック
- 「マウントポイント」 → ゲストから見た共有フォルダの名前.よくわからなければ /home/chikyu/share としておく
- 「永続化する」にチェック
上記の設定をすると仮想マシンからは /home/chikyu/share というディレクトリ(フォルダ)がホスト側の自分で指定したフォルダと同じものになっています.
おまけ
以下は興味のある人向けです.