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Azure Site Recovery

概要

  • プレビュー中に進化中。そうとう良くなっている模様。

    • 2014/1 から Azure Hyper-V Recovery Manager として正式提供してきたクラウド復旧サービス、
    • これを、機能強化した Azure Site Recovery の提供を 2014/06/30 からプレビュー提供開始。
  • 災害対策の重要性

    • 問題
      • 堅牢な Azure データセンタも、大規模災害により稼働停止する可能性がある。
      • 災害の規模や状況によって、稼働再開までに時間がかかる可能性がある。
    • 対策
      • 必要最低限の業務だけでも早めに再開したい
      • 地域・海外の利用者にサービス提供を継続したい

補足(時点について): 本文はプレビュー当時の記録である。
Azure VM 間(Azure to Azure)の DR は
2017 年に一般提供(GA)されており、現在は標準的な選択肢である。

機能

概要

  • Azure VM のデータを、常に別の Azure データセンタに同期。

  • 大規模災害で Azure データセンタが被災したとき、

    • 別の Azure データセンタに複製された VM のデータを元に
    • 別の Azure データセンタで VM を起動し、業務を再開する。
  • 料金

    • ¥2,800 + ストレージ料金のみ。
    • フェイル・オーバー先で VM を起動した際の課金。

補足(料金の考え方 / 最新化): 金額は執筆時点のものだが、
**「平常時は保護対象 1 インスタンスあたりの月額 + 複製先ストレージのみで、
待機 VM の計算料金はかからない」**という構造は現在も同じである。
これが DR の「待機系を常時起動しておく」構成に対する最大の利点。

ただし、次の点で費用は増える。

  • 複製先のストレージとスナップショットの保持
  • リージョン間の送信データ転送
  • DR 訓練(テスト フェールオーバー)中に起動する VM の計算料金

利用形態

  • オンプレミスから Azure への DR
  • 2つの Azure データセンタ間での DR(プレビュー)

補足(現在の主な構成):

構成 現況
Azure → Azure(リージョン間) GA 済み。エージェント不要(拡張機能を自動導入)
オンプレミス(VMware / 物理)→ Azure GA 済み。現在はモダナイズド アーキテクチャ(Azure Site Recovery レプリケーション アプライアンス)が推奨
オンプレミス(Hyper-V)→ Azure GA 済み
Azure → オンプレミス(フェールバック) 対応(構成による)

実務上の要点は次の 3 つ。

  • 復旧計画(Recovery Plan)
    「DB → AP → Web の順に起動し、間でスクリプトを実行する」といった
    起動順序と自動化を定義できる。単に VM が起動しても業務は再開しない。

  • テスト フェールオーバー
    本番の複製を止めずに、隔離ネットワークで復旧手順を検証できる。
    年に一度は必ず実施するのが定石(訓練していない DR は機能しない)。

  • Backup との併用
    ASR は壊れたデータもそのまま複製する
    誤削除・データ破損・ランサムウェアには Azure Backup が必要。

参考


Tags: 移行, インフラストラクチャ, クラウド, Azure, バックアップ, 障害対応

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