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AndAlso / OrElse
ClassicUO • Basic
AndAlso と OrElse は不要な右オペランドを評価せずに条件を結合します。AndAlso は左が偽なら、OrElse は左が真なら右を省略します。配列アクセスの保護や不要な呼び出しの回避に使えます。
正確な構文
left AndAlso right
left OrElse right
(conditionA OrElse conditionB) AndAlso conditionC
パラメーター
left— left:最初に一回評価する式。Integer または Decimal のゼロは偽、ゼロ以外の数値は真です。right— right:必要な場合だけ一回評価する式。省略した配列の読み取り、関数呼び出し、副作用は発生しません。評価する値は数値に限ります。文字列は CBool で明示的に変換してください。
戻り値
元のオペランドではなく Integer 1(TRUE)か 0(FALSE)です。result=1 と result=TRUE、result=0 と result=FALSE を同様に使えます。このエンジンの真は 1 で、VB.NET の数値変換の -1 ではありません。普通の件数は件数のままで、この演算が真偽値を生成します。
動作
- 比較は各オペランド内で行います。AndAlso は OrElse より優先され、同じ演算子は左結合です。括弧で順序を変更できます。省略した式も解析され、Option Explicit の検査対象です。
- 互換性のため、連続する AND/OR/XOR はオペランド内で従来通り左から両側を評価してから AndAlso/OrElse を処理します。TRUE OR FALSE AndAlso FALSE は FALSE、TRUE OrElse FALSE AND FALSE は TRUE です。混在時は括弧を使ってください。AND、OR、&&、|| は両側を評価します。
- 左値を評価して数値としての真偽を判定し、真偽値を返すか必要な右側を評価します。必要な値のエラーは CATCH に渡り、FINALLY と一時停止・停止の確認も維持されます。呼び出しの省略はその処理自体も省略します。
使用例
1. 先頭要素を安全に調べる
# FirstEquals は items と expected を受けます。先に GetArrayLength(items)>0 を調べるため、空配列の items[0] は読みません。Main は [42] と空配列を渡して 1 と 0 を得て、10 を返します。補助関数は全文記載で、配列を変更しません。
Option Explicit On
FUNCTION FirstEquals(ByVal items, expected)
RETURN (GetArrayLength(items) > 0) AndAlso (items[0] = expected)
END FUNCTION
SUB Main()
DIM items[0], empty[-1]
items[0] = 42
VAR present = FirstEquals(items, 42)
VAR missing = FirstEquals(empty, 42)
RETURN present * 10 + missing
END SUB
パラメーターと実行の説明:
FirstEquals は items と expected を受けます。先に GetArrayLength(items)>0 を調べるため、空配列の items[0] は読みません。Main は [42] と空配列を渡して 1 と 0 を得て、10 を返します。補助関数は全文記載で、配列を変更しません。
2. 代替呼び出しを一回だけ実行
# Probe は ByRef の calls を増やして TRUE を返します。TRUE OrElse Probe(calls) は省略し、FALSE OrElse Probe(calls) は一回呼び出します。両条件は 1 ですが、Main は実際の呼び出し数 1 を返します。
Option Explicit On
FUNCTION Probe(ByRef calls)
calls += 1
RETURN TRUE
END FUNCTION
SUB Main()
VAR calls = 0
VAR cached = TRUE OrElse Probe(calls)
VAR fallback = FALSE OrElse Probe(calls)
RETURN calls
END SUB
パラメーターと実行の説明:
Probe は ByRef の calls を増やして TRUE を返します。TRUE OrElse Probe(calls) は省略し、FALSE OrElse Probe(calls) は一回呼び出します。両条件は 1 ですが、Main は実際の呼び出し数 1 を返します。
3. 除算保護と優先順位
# AverageExceeds(total, count, limit) は count>0 の場合のみ割り算します。(25,0,10) は 0、(25,2,10) は 12.5>10 なので 1 です。TRUE OrElse FALSE AndAlso FALSE は右側の AndAlso を省略して 1 です。Main は "0:1:1" を返します。
Option Explicit On
FUNCTION AverageExceeds(total, count, limit)
RETURN (count > 0) AndAlso (total / count > limit)
END FUNCTION
SUB Main()
VAR empty = AverageExceeds(25, 0, 10)
VAR accepted = AverageExceeds(25, 2, 10)
VAR priority = TRUE OrElse FALSE AndAlso FALSE
RETURN CStr(empty) + ":" + CStr(accepted) + ":" + CStr(priority)
END SUB
パラメーターと実行の説明:
AverageExceeds(total, count, limit) は count>0 の場合のみ割り算します。(25,0,10) は 0、(25,2,10) は 12.5>10 なので 1 です。TRUE OrElse FALSE AndAlso FALSE は右側の AndAlso を省略して 1 です。Main は "0:1:1" を返します。