用語解説 - Hayao-H/Niconicome GitHub Wiki
このページでは、wikiなどで使用している用語の解説を行います。出来るだけ表現の統一を図っていきますが、異なる表現が混用されていた場合はIssueなどからご報告下さい。
- アイテムとして複数の動画を保持できる容れ物のようなものです。
- プレイリストと動画の関係は、フォルダーとファイルの関係のようなものです。
- プレイリストはまた別のプレイリスト(「子プレイリスト」とする)を子として複数持つことが出来ます。この場合、「子プレイリスト」をもつプレイリストを「親プレイリスト」と言います。
- 親プレイリストが存在しないプレイリスト、すなわち祖先・始祖のような立ち位置のプレイリストを「ルートプレイリスト」と言います。
- 内部的には、データベース上の1つの動画データが複数のプレイリストで共有され、あるプレイリストで行われた動画に対する変更が全てのプレイリストに反映されます。
- 例えば、sm9が「プレイリストA」と「プレイリストB」に登録されていたとき、「プレイリストA」で再取得を行うと、再生回数の増加などが「プレイリストB」のsm9にも反映されます。
- 動画を選択中のプレイリストのアイテムとして追加する処理を指します。
- 内部的には、動画データはデータベースに保存され、さらにプレイリストが保持しているアイテム(動画)のリストも更新します。
- プレイリストツリーで末端にあるプレイリストをクリックした際にプレイリストタイトルが変更された場合、クリックしたプレイリストは選択されたと言い、そのプレイリストを「選択しているプレイリスト」と言います。
- ルートプレイリストおよび親プレイリストは選択不可能です。
- 動画のうち、サムネイルのの左部分にあるチェックボックスにチェックが入っているものを「選択した動画」と言います。
- プレイリストのうち、マイリスト・あとで見る( 旧:とりあえずマイリスト )・ユーザー投稿動画・チャンネル投稿動画のいずれかと結びつけられているものを言います。
- もともとは作者が
git remote
のような差分のみ同期できる機能が欲しいと思って実装したためこの呼称になりました。 - 設定はリモートプレイリストウィンドウから行うことができます。
- 実行ディレクトリ直下のlogディレクトリに生成されるエラー情報などが出力されたプレーンテキストです。
- ファイル名は「niconicome-log-<年>-<月>-<日>-<時>-<分>-<秒>.log」の形式となっております。
- v0.3.0から、ダウンロードは「タスク」という単位で管理され、「ダウンロードキュー」と「ステージングキュー」という2つの概念に従って動作するようになりました。
- 「タスク」は解像度や保存パスのようなダウンロード設定と動画情報からなる処理単位です。
- 「ダウンロードキュー」はダウンロードの準備ができたタスクが登録されます。一旦ダウンロードが始まると、プログラムはダウンロードキューにタスクが存在する限りダウンロードを続けます。
- 「ステージング」はタスクを「ステージングキュー」に追加することであり、ステージングキューに追加されたタスクはダウンロードキューに登録されるまではDLされません。
- ダウンロードキューに登録されたタスクは、スレッド安全性の観点から解像度などの設定を変更することはできません。
- メインウィンドウで「ダウンロード」ボタンを押すと、ひとまず選択された動画すべてをステージングします。その後、ダウンロード設定の「メインページのダウンロードボタンでキューのタスクすべてをダウンロードする」が有効になっている場合にはステージングキューのタスクすべてを、それ以外の場合には現在選択されているプレイリストの動画から作成されたタスクをダウンロードキューに登録します。
- この後、ダウンロードが開始されます。
- 流れ的には、「動画情報・ダウンロード設定からタスクを作成」=>「ステージングキューに登録」=>(この後、管理画面で個別に解像度等を設定)=>ダウンロードキューに登録=>DL開始です。
- ID・URL・検索キーワード入力窓に入力された文字列を解釈する機能です。 たとえば視聴ページ・チャンネル・マイリスのURL、動画IDなどはその種別を判別し、適切な形で登録します。
- また、ローカルディレクトリのパスを入力された場合もそのディレクトリから動画を取得して登録します。
- 上記のどれでもない場合は検索キーワードとしてニコニコで検索して登録します。
- Windows10でのみ利用可能なAPI、特にWinRTのAPIを利用する機能です。
- v0.7.0で追加予定のクリップボード監視機能など。
- 本ソフトウェアではコメントをダウンロードする際に100コメント程度からなる「ブロック」とその集合体であるコレクションとして管理しています。
- 取得できなかったコメントを取得する際にはこの「ブロック」単位でコメントを取得します。
- このような理由で、コメントコレクションで1ブロックあたりのコメント数を減らすとリクエスト回数は増加するものの、より多くのコメント取得が期待できます。
- しかし、あまりに1ブロックのコメント数を減らしすぎるとコメント取得に時間がかかってしまうため、1ブロックあたり100コメント程度を推奨します。
- v0.14.0からログインの仕様が変更になりました。
- 【これまで】ユーザー名・パスワードでログインが可能⇒**【廃止】**
- 理由としては、ユーザー名とパスワードによるログイン画面を先に表示するよりも、そのままニコニコのログイン画面を表示した方がわかりやすいと考えたことに加え、現在利用しているAPIが今後継続して提供されるか分からず、メンテナンスの負担を考慮したためです。
- 資格管理マネージャーを操作するライブラリの更新が停滞しているため。
- ChromeのCookie取得の仕組みが変更され、Webview2にも波及する可能性があるため。
- 自動ログインは、これまで通り利用可能ですが、仕組みが少し変わりました。
自動ログイン処理
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ローカルデータベースにCookieが保存されているか確認 ▶ 保存されていれば再利用 🥳
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Cookieが存在しない、または有効で無い場合は、各自動ログインの仕組みでCookieを取得
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取得したCookieでログインすると共に、ローカルに保存。
- CookieのAESでの暗号化を行い、鍵情報はAESで暗号化した上で、さらにDPAPIで暗号化してデータベースに保存しています。
- DPAPIはMimikatzのようなツールで突破可能ではありますが、この実装の場合、ユーザーのCookieを摂取するには、本ソフトウェアのデータベースから、暗号化情報を取得⇒さらに、本ソフトウェアソースから鍵の鍵を取得⇒何らかの手段でユーザーのコンピューターにマルウェアを感染させ、DPAPIを突破という手順を踏む必要があり、本ソフトの対象が「日本語話者のニコニコユーザー」という限られた人である状況に鑑みて、攻撃のコストに対して、標的となりうるユーザーの数が少ないため、安全と考えて差し支えはないかと思います。
- ニコニコ動画では、数年前から動画配信基盤をパブリッククラウドに移行する取り組みが進められていました。
- 2023年秋頃からは新サーバー(DMS)への移行が行われ、現在DMCサーバーは供用終了となっています。
- 新サーバーでは、全ての動画がHLS+AESで暗号化されており、今まで通りmp4ファイルを保存するためには復号が必要になりました。
- HLS+AESの復号が技術的保護手段の回避(著作権法第三十条1号2項)に該当するかは、判例がないので判断しかねますが、ドワンゴは動画ダウンロードを抑止する目的で同技術を導入している側面もあると考えられるため、動画を復号し、自由にコピーできる状態(MP4)に変換する行為は、運営が触法行為と捉える可能性があります。
- ですので、本ソフトでは暗号化を解除せず、本ソフトおよびHLSの視聴に対応したソフトウェアを通してのみ視聴可能としています。
- 保存されているファイルをコピーするだけでは、インデックスファイルやキーなどを生成できないため、視聴には本ソフトの起動が必須となります。
- 一方で、「本ソフト起動中であれば」ローカルサーバからHLSが配信されているため、streamlinkなどを通して動画を視聴することが可能です。
- URLは、ソフト内の動画視聴ページでシステムメッセージ(右クリック)を開くと確認できます。