日本語版: Maya DomeGrid - zicher3d-org/domemaster-stereo-shader GitHub Wiki
MayaのDomeGridツールは、ドーム映像レンダリングのテストに便利なプレビュー用のグリッド半球モデルを提供します。
DomeGridツールを制御するには、「アウトライナ」で"domeGrid"のトランスフォームノードを選択します。「アトリビュートエディタ」で**[追加のアトリビュート]**欄を開くと、設定を変更することができます。
下図はdomeGridの**[追加のアトリビュート]**欄のインターフェースを「アトリビュートエディタ」で表示した様子です。
**domeGrid
**グループノードでは、下記の設定が変更可能です。
- Field Of View
- Dome Radius
- Dome Spans
- Dome Sections
- Display Mode
- Double Sided Shading
- Grid Line Thickness
- Grid Surface Color
- Grid Surface Transparency
- Grid Line Color
- Grid Line Transparency
*[Field of View]*で設定した任意の視野角でドームグリッドパターンを表示します。半球ドームであれば180を、より広げるには220や270などの値を設定します。360に設定すると全球スクリーンになります。
*[Dome Radius]はビューポート内でのDomeGrid形状のサイズを設定します。視野角を180度以上にする時は、[Dome Spans]*も増やすことでグリッドの正方形の形状を維持することができます。
例えば*[Dome Spans]のデフォルト値である12は、[Field of View]のデフォルト値である180度とうまく合致します。[Field of View]を360度に変更する場合は、[Dome Spans]*も2倍の24に設定することでグリッドが正方形のままになります。
*[Dome Spans]*は垂直方向のグリッドの分割数を設定します。設定可能な値は4~40の範囲です。
*[Dome Sections]*は水平方向のグリッドの分割数を設定します。設定可能な値は4~120の範囲です。
*[Display Mode]*ではDomeGridの表示を非表示([Off])、ワイヤーフレーム表示([Wireframe])、曲面表示([Shaded])、 曲面とワイヤーフレーム表示([Wireframe on Shaded])、のいずれかに設定します。
*[Double Sided Shading]*はDomeGridの表面を内側か外側のどちらかで"見通せる"ようにします。
**[Grid Surface Color]と[Grid Line Color]**の機能を使って、自由自在にカラースタイルを設定することができます。特にGrid LineとGrid Surfaceの半透明機能を組み合わせて利用すると良いでしょう。
下図は同じdomeGridに異なる色の組み合わせを試してみた様子です。
*[Grid Line Thickness]の値を設定して、domeGridのラインの太さを変更します。この設定によって、paintFX toonノードのラインのアトリビュートが変更されます。[Dome Radius]の値を変更したら、見た目のラインの太さが変わらないように[Grid Line Thickness]*も調整する必要があります。
*[Dome Line Color]*スウォッチによって、カラーピッカーからワイヤーフレームのラインの色を選択することができます。
*[Grid Line Transparency]*の値を設定することで、ワイヤーフレームのラインの透明度を通常、半透明、または完全に透明に変更することができます。
*[Dome Surface Color]*スウォッチによって、カラーピッカーからグリッドのマスの色を選択することができます。
*[Grid Surface Transparency]*の値を設定することで、グリッドのマスの透明度を通常、半透明、または完全に透明に変更することができます。
下の動画は、Domemaster3D v1.4でのDomeGridの機能のデモンストレーションです。 http://www.youtube.com/watch?v=5yC4Vw-Asq8