入力の監視方法 - x0oey6B8/KeyToKey-Web GitHub Wiki
KeyToKeyはユーザーの入力に対してなにかしらの機能を実行するためにキーやマウスの入力を監視しています。
環境設定の「入力の監視方法」ではユーザーの入力を監視する方法を選択することができます。
入力の監視には、「ポーリング」と「フック」がありますが、この2つの違いについて簡単に説明します。
定期的に入力ステータスに変化がないかOSをに問い合わせます。
- キーやマウスが物理デバイスから入力されたのか、アプリから入力されたのかを識別することができません。
- 入力キャンセル機能が使えません。
OSからウィンドウに伝わる入力情報をすべて横取りします。
- キーやマウスが物理デバイスから入力されたのか、アプリによる入力かどうかを識別することが可能です。
- 入力キャンセル機能が使えます。
このメリット簡単に説明するなら、アプリによる入力でマクロが実行されないようにするためです。
物理キーボードやマウスの入力でのみマクロなどを実行したいですよね。
入力のキャンセルはキーやマウスの入力をアクティブウィンドウに伝えないようにする機能です。
マクロやキーのトリガーの入力をキャンセルするために使われます。
KeyToKeyは入力をキャンセルすることができる前提で作られている部分が多いため、「フック」を使用するのがおすすめです。「ポーリング」を設定していると一部機能(入力の識別やキャンセル)が使えないため、KeyToKeyを快適に使用できないかもしれません。