アクションマクロ - x0oey6B8/KeyToKey-Web GitHub Wiki

目次

  1. 関連
  2. マクロの設定を開く
  3. 各UIの説明
  4. マクロを作成
    1. フローティングボタンから作成
    2. コンテキストメニューから作成
  5. アクション一覧の操作方法
    1. 基本操作
    2. ショートカット
  6. マクロにアクションを追加する
  7. マクロに引数を設定する
  8. アクションの有効・無効
  9. アクションのループ
    1. 指定した回数ループ
    2. 条件式によるループ
  10. 条件分岐
    1. 条件分岐を使う
    2. 追加の条件分岐
    3. すべての条件が正しくなかった場合の分岐
  11. 条件式の例
  12. 変数と代入
    1. 代入アクション
      1. 代入
      2. 代入<グローバル変数>
      3. 代入<ローカル変数>
      4. 代入:ルート/呼び出し元<ローカル変数>
  13. 高精度高負荷な待機処理を使用アクションについて

⚠️注意⚠️

アクションマクロは最新のバージョンで非推奨となりました。
代わりにブロックマクロをご使用ください。
ただし今後もアクションマクロを使うことは可能です。

関連

アクションマクロの概要はマクロの概要を見てください。
作成したマクロを使用するには割り当て設定を見てください。

マクロの設定を開く

「マクロの設定・作成」を開きます。

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「アクションマクロ」タブを選択します。

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各UIの説明

番号 名称 説明
マクロ一覧 左側のリストにはマクロの一覧が表示されます。
引数 引数はマクロを割り当てる際に値を受け付けることができます。受け付けた値はローカル変数へと代入されます。
ローカル変数 ローカル変数を定義することが出来ます。設定読み込み時に"一度だけ"変数の初期化が実行されます。
アクションリスト ここでアクションを並べて処理を作成します。アクションは基本的に上から下に向かって実行されます。

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マクロを作成

フローティングボタンから作成

マクロ一覧の右下にあるフローティングボタンをクリックします。

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作成するマクロの名前を入力して決定ボタンをクリックします。

NOTE: マクロの名前にアンダーバー以外の記号は使えません。

コンテキストメニューから作成

マクロの一覧を右クリックして「新しくマクロを作る」を選択するとマクロが作成されます。
作成されたマクロをダブルクリックすることでマクロの名前を編集することができます。

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アクション一覧の操作方法

基本操作

操作 説明
右クリック コンテキストメニューの表示
アクションをダブルクリック アクションの編集

ショートカット

ショートカットキー 説明
上矢印キー アクションを上へ移動(複数選択可)
下矢印キー アクションを下へ移動(複数選択可)
Ctrl + A アクションを全選択
Ctrl + C アクションをコピー(複数選択可)
Ctrl + X アクションを切り取り(複数選択可)
Ctrl + V アクションを貼り付け
Ctrl + D アクションを複製(複数選択可)
Ctrl + Z 戻す
Ctrl + Y 戻す取り消し
Ctrl + H 置換
Delete アクションを削除(複数選択可)
F12 アクションリスト内で選択中のマクロの定義を表示

マクロにアクションを追加する

アクションリストを右クリックすることでメニューが表示されます。
表示されたメニューからアクションを追加することが出来ます。

アクションの選択画面についてはアクションおよびマクロの選択画面を見てください。

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マクロに引数を設定する

引数はマクロを割り当てる際に値を受け付けられるようにする機能です。
受け付けた値はマクロの実行時に引数(ローカル変数)へと代入されます。
また、引数(ローカル変数)をアクションに渡すことでマクロを汎用化させることができます。

引数の設定を行うときは、どのアクションの、どの値を汎用化するのかを決め、またその値の種類を確認してください。
例えば、「押して離す」の「キー/マウス」を汎用化する場合は、値の種類が「キー/マウス」です。

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値の種類が「キー/マウス」の引数をマクロに追加し「押して離す」の「キー」に引数(ローカル変数)を渡します。

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するとマクロを割り当てる際に値を受け付けられるようになり、受け付けられた値はマクロ実行時に引数(ローカル変数)へと代入されます。

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アクションの有効・無効

選択したアクション(複数可)を有効/無効にすることが出来ます。
マクロの読み込み時に無効状態のアクションは除外されます。

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アクションのループ

指定した回数ループ

アクションを下記のようにします。 @ループ<回数>@ループ終了とペアで使用する必要があり、ループしたいアクションを間に入れます。

@ループ<回数>(数値)
    ここにループさせたいアクションを入れます。
@ループ終了

アクションリストを「右クリック」>「テンプレートを追加する」>「ループ<回数>」で追加することが出来ます。

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  • ループで使用する変数名について
    ループで使用する変数名を指定しておくと、ループ中のカウント数を取得できるようになります。
    ※多重ループをする際は変数名が被らないように注意してください。

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条件式によるループ

@ループ<条件>を使用します。 @ループ<条件>@ループ終了とペアで使用する必要があり、ループしたいアクションを間に入れます。
アクションリストを「右クリック」>「テンプレートを追加する」>「ループ<条件>」で追加することが出来ます。
@ループ<条件>は指定した条件がTrueである限りループを行います。

@ループ<条件>(条件式)
    ここにループさせたいアクションを入れます。 
@ループ終了

条件分岐

条件分岐は条件式によってアクションの実行を分岐させることができます。
条件分岐は@条件分岐<開始>で始まり、@条件分岐<終了> で終わる必要があり、間にアクションを挟みます。
条件式を指定するアクションは条件式の値がTrueだった場合に間に挟んだアクションが実行されます。

@条件分岐<開始> (条件式)  
:  アクション 
@条件分岐<終了>

条件分岐を使う

例として「$変数の値が10だったら "ABC" を入力する」といった処理を作ります。

  1. アクションリストを右クリック、「テンプレートを追加する」>「条件分岐(開始)」>「末尾に追加する」をクリックします。

  2. 条件分岐<開始>の条件式に$変数 == 10を指定します。==演算子は左右の値が等しいかどうかを真理値で返します。
    image

  3. 次に条件分岐<開始>条件分岐<終了>の間にABCを入力するアクションを追加します。
    image

  4. このような並びになれば、$変数の値が10だったら "ABC" を入力するの完成です。
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追加の条件分岐

条件分岐を追加したい場合は条件分岐@条件分岐<追加>を使用します。 以下のように設定します。

@条件分岐<開始> (条件式1) 
: 
@条件分岐<追加> (条件式2)  // @条件分岐<追加>は2つ目、3つ目、と何個でも追加できます。  
: 
@条件分岐<終了>

すべての条件が正しくなかった場合の分岐

条件分岐@条件分岐<すべての条件が正しくなかったら>を使用します。
このアクションは@条件分岐<開始> @条件分岐<追加>のあとに追加する必要があります。
また一つしか指定できませんので注意してください。 以下のように設定します。

@条件分岐<開始> (条件式1)
:
@条件分岐<追加> (条件式2) 
:
@条件分岐<すべての条件が正しくなかったら> 
:  // 条件式1と2が正しくなかった場合に必ず実行されます。
@条件分岐<終了>

条件分岐<追加>は必須ではありません。

条件式の例

条件式はかならず計算結果が真理値を返す式でなければなりません。
演算子や値の詳しいことは値の評価ルールを見てください。

変数Aが◯◯だったら

  • $A == 〇〇
  • $A == 10
  • $A == “文字列”
  • $A == True

変数Aが〇〇じゃなかったら

  • $A != 〇〇
  • $A != 10
  • $A != “文字列”
  • $A != True

変数Aが10より大きいくて、30より小さい場合

  • $A > 10 && $A < 30
    $A > 10 (変数Aが10より大きい)
    && (かつ)
    $A < 30 (変数Aが30より小さい)

変数Aが10もしくは、変数Aが20だったら

  • $A == 10 || $A == 20
    $A == 10 (変数Aが10)
    || (もしくは)
    $A == 20 (変数Aが20)

変数Aが偶数だったら

  • ($A % 2) == 0
    %演算子は余りを求める演算子です。
    つまり、$Aを2で割ったときの余りが0だったらという条件式になります。

変数と代入

変数に関係する各アクションについて解説します。変数の基本的な仕様については変数についてを参照してください。

代入アクション

代入アクションは変数に値を代入したり変数が存在しない場合は変数を生成することのできるアクションです。
代入アクションには複数の種類があるので、各アクションの仕様について説明していきたいと思います。

代入

このアクションはローカル変数とグローバル変数の両方に使用されます。
ローカル変数が存在する場合はローカル変数に値を代入します。
もし、ローカル変数が存在しない場合で、かつ、グローバル変数が存在する場合はグローバル変数へ値を代入します。
両方存在しない場合はローカル変数を新しく生成して値を代入します。

代入<グローバル変数>

このアクションはグローバル変数にのみ使用されます。
グローバル変数が存在する場合はグローバル変数に値を代入し、存在しない場合は新しくグローバル変数を生成して値を代入します。

代入:ルート/呼び出し元<ローカル変数>

初めに「ルート」と「呼び出し元」について説明します。下記図を見てください。
下記図は「マクロ1」の中で「マクロ2」を実行し、「マクロ2」の中で「マクロ3」を実行している状態を表しています。

「ルート」とは一番最初にあるマクロのことを指し、「呼び出し元」とはマクロの実行元のことを指します。

この代入:ルート/呼び出し元<ローカル変数>はルート、もしくは、呼び出し元のローカル変数に対して代入が行われます。
他のアクションと同様、変数が存在しない場合は変数の生成後に代入が行われます。

高精度高負荷な待機処理を使用アクションについて

マクロの作成と同時に追加される「高精度/高負荷な待機処理を使用」はアクションで使用される待機処理を高精度なものにします。
高負荷であるため高精度な待機処理がいらない場合はアクションを削除するか、アクションの編集で設定をFalseにしてください。
デフォルトではTrue(有効)になります。

アクションは何度でも使用することが可能であるため待機処理前に都度アクションを挟むことで設定を切り替えることが出来ます。

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