Rのインストール(macOS版) - tsuchiya-lab/Rtutorials GitHub Wiki

R言語のインストール(MacOS版)

(2023年06月28日更新)

(所要時間約10分)

本稿では、パッケージ管理ソフトHomebrewとR言語、標準IDEのRStudioのインストール方法を解説します。 Homebrewのインストールは必ずしも必要ではありませんが、インストールしていると便利な場合があります。

Contents

Homebrewのインストール

ターミナルを開いて以下を実行します。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

最後にインストラクションの2つのコマンドを実行する必要があります。

Rのインストール

ターミナルを開いて

brew install r

でインストールできます。(ただし、この方法は依存ライブラリのインストールに時間がかかる場合があります)

もしくは、公式サイト: https://cloud.r-project.org/ の"Download R for macOS"から、

のいずれかをダウンロードしてインストールします。

旧バージョンのリンク

RStudioのインストール

RStudioはRでのデフォルトの統合開発環境(IDE)です。 macOSのバージョンによってインストール方法が異なるので注意してください。

ARM版(M1/M2)

ターミナルから

brew install --cask rstudio

とインストールするか、

公式サイト: https://www.rstudio.com/products/rstudio/ から Open Source Edition 2023.06 macOS 11+ をダウンロードして、ダウンロードファイルをクリックして開き、その中にあるRStudioのアイコンをApplicationのアイコンにドラッグしてインストールします。 Rstudioインストール

Intel版(x86)

Intel版のMacは手間がかかる場合があります。

2022.07 for x86_64 をダウンロードして、ダウンロードファイルをクリックして開き、その中のRStudioのアイコンをApplicationのアイコンにドラッグしてインストールします。

次にFinderから起動してみてエラーが出たときには、次のように対処します

xattr -d com.apple.quarantine /Applications/RStudio.app/

を実行し、 libssl.1.1.dyliblibcrypto.1.1.dylib をダウンロードして  /Applications/RStudio.app/Contents/Frameworks/ にコピーする。

DownloadsフォルダにあるファイルのコピーはターミナルのシェルのカレントディレクトリがDownloadsであるとして、以下のコマンドで実行できます。

cp libssl.1.1.dylib /Applications/RStudio.app/Contents/Frameworks/
cp libcrypto.1.1.dylib /Applications/RStudio.app/Contents/Frameworks/

もしくは、xcode等のコンパイラがインストール済みであれば、以下のコマンドをターミナルで実行して対処できます。

xattr -d com.apple.quarantine /Applications/RStudio.app/
brew install [email protected]
cp /usr/local/opt/[email protected]/lib/libssl.1.1.dylib /Applications/RStudio.app/Contents/Frameworks/
cp /usr/local/opt/[email protected]/lib/libcrypto.1.1.dylib /Applications/RStudio.app/Contents/Frameworks/

上記の方法でインストールできない場合は、以下の古いバージョンで試してみてください。