デバッグノウハウ - thinkingreed-inc/F-RevoCRM GitHub Wiki

メール送信テスト

メールの送信は、他者の実メールアドレスに送ってしまうリスクがあるため、送信メールをキャッチする仕組みとして、mailhogを利用することを推奨する。
docker-compose.ymlを以下を追記し、mailhogを立ち上げる。

  mail:
    image: mailhog/mailhog
    container_name: mailhog
    ports:
      - "8025:8025"
    environment:
      MH_STORAGE: maildir
      MH_MAILDIR_PATH: /tmp

mailhogは1025番ポートで送信メールサーバーの待受をするため、F-RevoCRMの管理画面にて以下のように設定することで、メールを受け取ることが可能になる。
image

その後、http://localhost:8025 にアクセスすると、mailhogの受信メール一覧が表示される。

メール送信のタイミング

ワークフローなどでメールの送信を行う場合、cron/vtigercron.sh を実行する必要がある。
ワークフローは負荷対応のため、一定間隔で動くように制御が入っていることから、デバッグ時には vtiger_cron_task.frequency の値を小さくすることで、ワークフローの実行周りのテストを容易にすることができる。

vtigercron.shのキック方法

docker環境で動かしている場合、docker exec を利用して、コンテナ外からコマンドを実行する。

docker exec -it {container_id} sh cron/vtigercron.sh