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外側からの監視の設定

概要

いくら VMインスタンス の内側から監視していても、 VMインスタンスそのものがダウンしたり、ネットワークがダウンした場合は 通知の届きようが有りません。 そのような監視は VMインスタンス の外側から行う必要が有ります。

Google Cloud Platform のモニタリングツールである Stackdriver を使用して監視を行い、問題を検知すればメールで通知する設定方法を紹介します。

問題が発生して1〜2分以内に検知されます。

また、メールより少し複雑ですが、LINE Notify へ通知することも可能です。 LINEへ通知したい方はこちらを御覧ください。

準備

  • Google Cloud Platform (GCP) へのの登録(無料)は完了している

    • GCP プロジェクトが作成済みでそのプロジェクトで課金が有効になっている
      • 無料枠を利用するだけでも課金の設定が必要
  • Google Compute Engine のコンソールで VM インスタンスの「外部 IP」をメモておく。

手順

Stackdriver でワークスペースを作成

  1. Stackdriver へ Webブラウザでアクセス

  2. プロジェクトを選択して「Create Workspace」をクリック

  1. Add Goog 云々と言われるが気にせず「Continue」

  2. Monitor AWS 云々と言われるが気にせず「Skip AWS Setup」

  3. Install the 云々と言われるが気にせず「Continue」

  4. Get Reports 云々と言われるが「No reports」を選んで「Continue」

  5. 最後に「Launch Monitoring」

Stackdriver で監視を設定

  1. 「Monitor Uptime」の「CREATE CHECK」をクリック
  1. 「Hostname」には「準備」で調べた VMインスタンスの「外部 IP」を入れる。Titleは適当に。他は一言一句このまま入れる。最後に「Test」ボタンをクリックして「SUCCESS」と表示されれば設定は正しいので「Save」で保存
  1. 「Create Alerting Policy」をクリック
  1. title を入れて「Save」をクリック
  1. 通知先を入力して「Add Notification Channel」、ポリシー名も設定して、 「Save」で保存
  • 自分のメールアドレスを入れておくと Stackdriver の通知をメールで受け取れる
    • ドメイン指定解除をお忘れなく。 [email protected] から通知が届きます。
  • 「Name of Policy」は通知された時にわかりやすい名前を
  1. Google Compute Engine のコンソールで VM インスタンスを「停止」してみて、しばらくしたらダウンを検知して通知が来ることを確認する

設定直後は最初はデータが溜まるのに時間がかかるので、検知に20分ほどかかることがあります。

  1. ダウンが検知された VM インスタンスに対して、Google Compute Engine のコンソールで VM インスタンスを「開始」してみて、しばらくしたら回復を検知して通知が来ることを確認する

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