どこまで下げられるのか? cpu clock down - takobozu/NanoPi-NEO2 GitHub Wiki

概要

2018/10/28現在、sshfsmpdでcpu clockを96MHzにして聴いている。ほんと、俺の作ったシステムどこまでclock downできるんだろうか。音は、なんとも心地よい。弦の音色の美しさは際立つし、音が全体的に静かになってきているような気がする。ここまで、clock down しても24bit,192kHzのflacも無問題で再生する。これには少々驚いている。ただ、24bit,352.8kHzのflacはところどころ再生につまるところがある。cpu 使用率が70%越えのため致し方ないだろう。mpd.confのaudio_buffer_sizeやbuffuer_before_playをいじればなんとかなるかもしれないが。dsdなどのハイレゾにはこのところ興味が失せてしまっている。俺のコレクションがcd音源がメインだというのもあるが、このシステムから絞り出されるcd音源の音を聴くとこれで十分と思えてくるからだ。

主な変更点

cpu clockの設定値として上記でも述べた96MHZ,192MHzを追加し、従来からあった220.5MHz,441MHz,882MHzを廃止した。これはNanoPi-NEO2のosc24Mが24MHzの倍数によってclockを作り出しているため、operating-pointを220.5MHzとしても24MHzの倍数の近似値にしかclockが設定されないからだ。具体的には、sun50i-h5-nanopi-neo2.dtbでoperating-pointを設定しなおしている。一応、cifsmpd,sshfsmpd,airplayのdtbはすべてこの設定をしたものに差し替えてある。

その他

2018/10/29現在、sshfsmpdでシステムを起動した直後はclockを480MHzで動かし、30秒後に96MHzにclock downするようルートファイルシステムを変更したもので音楽を聴いている。問題がなければ近日中にリポジトリにアップする。ここね。

あと、これで納得がいけばcifsmpd,airplayのシステムにも反映させていくつもりだ。

2018/11/08追記 今までで最高音質、upnprenderer

今まで、Timer frequencyやcpu clock downをそれぞれのシステム(sshfsmpd,cifsmpd,airplay)で試してきて、自分なりに音質に対する有用性があると判断した。やはり、省エネで自分の理想の音がでるというのは非常にうれしい。アンプと同じで電源をぶち切りできるしね。今現在、upnprendererにも今までの考え方を適用してみるとどうなるかを試している。具体的には、Timer freqencyは15Hz cpu clockは120MHzのupnprendererを作って試聴している。感想としては、俺の聴きたい最高音質となった。dacはes9023、電源はdac,NanoPi-NEO2,スイッチングハブはモバイルバッテリー、QNAP(NAS)はifi-audioのipurifier dcを経由して電源供給、アンプはDENONのPMA-390RE,スピーカーはonkyoの20年以上使っているD-66xだ。決してお高いハードウエアではないわけだが、こんな音が絞り出される、ということに素直に感動する。弦の音色の美しさにはほんとたまげる。夢のような音だ。近々、このシステムもリポジトリにアップしたいと思っている。

ただし、今までリポジトリにアップしているシステム全体に言えることだが、他人に使ってもらうためにやっているわけではないのでその辺を理解したうえで、いじくれる人はいじってもらいたい。

あと、このシステムはcpu clockは96MHzまで下げることができるようにしてある。試してみたが、24bit,192KHzまでの音源は問題ない。それ以上は試していないが、たまに352.8KHzの音源も聴いてみることがあるのでcpu clockは 120MHzをデフォルトにしてある。変えたければ、telnetで root パスワードなしで入れるのでcpu clock の変更をコマンドラインからやればよい。