Nyle Frame - spoolkitamura/nyle-doc-jp GitHub Wiki

Nyle::Frame

フレームクラス

スクリーン(Nyle::Screen)を制御するためのウィンドウを表すクラスです。
(Nyle::Frameは Gtk::Windowから派生したサブクラスです)

Nyle::Frame


コンストラクタ

new(width, height)

引数

名前 説明 有効値 デフォルト値
width フレームの幅 640
height フレームの高さ 480

 

使用例

# デフォルトサイズ(640x480)のフレームを生成します。
Nyle::Frame.new
# 400x300のサイズのフレームを生成します。
Nyle::Frame.new(400, 300)

インスタンスメソッド

show_all({options})

フレームを表示します。

オプション({options})

名前 説明 有効値 デフォルト値
title フレーム(Nyle::Frame)の表示タイトル 'Nyle'
interval 画面描画の時間間隔(ミリ秒) 5~1000 15(NYLE_INTERVALの説明も参照してください)

 

使用例

# 'Nyle Application'というタイトルで
# 画面描画の時間間隔が 30ミリ秒のフレーム(Nyle::Frame)を表示します。

frame.show_all({title: 'Nyle Application', interval: 30})

 

set_current(screen)

フレームに表示させるスクリーン(Nyle::Screen)をセットします。

引数

名前 説明 有効値 デフォルト値
screen スクリーン(Nyle::Screen)クラスおよびそのサブクラスのインスタンス

 

使用例

# screen1というスクリーン(Nyle::Screen)をフレームにセットします。
frame.set_current(screen1)

 

close

フレームを閉じて Nyleアプリケーションを終了します。

 

使用例

# frame(Nyle::Frame)を閉じて Nyleアプリケーションを終了します。
frame.close

抽象メソッド

下記の各メソッドは、Nyle::Frameを継承したサブクラス内で処理を実装するためのものです。

update

フレーム(Nyle::Frame)から定期的に呼び出される更新用メソッド