MacBook ストレージ容量を確保する - shirajira/family-account-ios GitHub Wiki

MacBook ストレージ容量を確保する

やりたいこと

Xcode を使っていると,開発時に生成される中間ファイルなどでストレージが徐々に圧迫されていく。

ストレージの空き容量が少ないと Xcode をアップデートすることができないなどの弊害が出てくるため,不要データなどは定期的に削除することを推奨する。

よくやる手順

削除可能なデータは以下ディレクトリ(の特定フォルダ)に格納されていることが多い。

~/Library/Developer/

~/Library/ は隠しフォルダになっているため,初期設定の Finder では表示されない。
いずれかの手段で当該ディレクトリを開いてください。例えば,

  • Finder を開き,shift + command + . を押して隠しフォルダを表示する。
  • Finder を開き,shift + command + G を押してパスを直接打つ。
  • コマンド $ open ~/Library/Developer/ を使う。

など。

関連:
MacBook 隠しフォルダを常に表示する

Archives 以下を削除

過去にアプリをアーカイブしたことがある場合,アーカイブデータは以下ディレクトリに格納される。

~/Library/Developer/Xcode/Archives/

提出済みのアーカイブデータは基本的には不要であるので,問題がなければ削除する。

DerivedData 以下を削除

デバッグ時のログなど。

~/Library/Developer/Xcode/DerivedData/

不要であれば削除する。

iOS DeviceSupport 以下を削除

接続された実機のシンボル情報など。
実機の OS バージョンごとに保存されるため,使い方によってはあっという間に容量が肥大化する。

~/Library/Developer/Xcode/iOS DeviceSupport/

不要であれば削除する。

サポートが切れたシミュレータを削除

手動で削除するのは少々難しいが,管理ツールが Xcode にバンドルされているのでそれを使う。

$ xcrun simctl delete unavailable

これでサポート外デバイスのシミュレータを削除することができる。

この作業はそんなに頻繁に行わなくてOK。
iOS のメジャーバージョンが上がったときにちょっとやってみる感じ。


参考:
開発macの空き容量を20GB以上増やした。 - Qiita
不要なXcodeのファイルを削除しよう。30GBの容量確保 | INFORNOGRAPHY