コマンドの説明ver1 - saturn3486/forWork GitHub Wiki

補足

gemコマンド

Rubyでライブラリを扱う際のパッケージ管理システムであるRubyGemsを扱うためのコマンド。 このようなRubyGemsで扱うライブラリをgemパッケージと呼ぶ。 このgemコマンドを使うことで、gemパッケージのインストールや検索などが行える。

rakeコマンド

rakeコマンドはRakeと呼ばれるビルドツールを実行するためのコマンドです。 ビルドツールと紹介しましたが、実際の所、その他の定形処理を実行するためのコマンドとして、利用される事も良くある。 Rakeで実行する処理の単位をタスクと呼ぶ。

Railsでは、プロジェクトの雛形を作製すると、プロジェクト内で使用するための多くのRakeタスクが用意されます。

desc 'Hello, Rake Task'
task :hello do
    puts 'Hello, Rake!'
end

上の内容をRakefileとして保存し、rake -Tを実行。 ファイル名が異なる場合は、-fオプションで指定。

$ rake -T
rake hello  # Hello, Rake Task
$ rake hello
Hello, Rake!

helloっていうタスクが使用出来ることが出力されていて、 desc以降の内容が概要として同時に出力される。

Bundlerでgemパッケージを束ねる。

Bundlerはgemパッケージの仕組みを進化させ、「開発しているプロジェクト内でどのgemパッケージを使っているのか」、そして 「どのバージョンを使用しているのか」ということを明示する仕組むを提供する。

Bundlerで使用するパッケージをまとめるには、Gemfileにgemパッケージ名を記載していきます。

基本的にgemコマンドでinstallするのはBundlerパッケージのみで、その他のgemパッケージはBundler経由でinstallするのが良いでしょう。

このBundler自体はgemパッケージとして提供されているので、gemコマンドでinstallを行います。