Setting - ryotako/igor-CommandPanel GitHub Wiki
メニューバーから,コマンドパネルの挙動をユーザーの好みに合わせて変更することができます.
CommandPanel
メニューのSettings [Interface]
,Settings [Execution]
を選択することで,設定用のメニューが表示されます.
変更した設定をすべてのエクスペリメントファイルで使用したい場合は,メニュー項目のSave Settings
を選択してください.
CommandPanel.ipf
が置かれているフォルダにCommandPanel Waves/config.txt
が作成され,設定が保存されます.
以下は,config.txtの内容例(Macの日本語版Igor Pro 6でのデフォルト値)です.
lineFont:ヒラギノ角ゴ Pro W3
bufferFont:ヒラギノ角ゴ Pro W3
lineFontSize:14
bufferFontSize:14
winWidth:300
winHeight:300
winTitle:"[" + IgorInfo(1) + "] " + GetDataFolder(1)
swapKeys:No
histSize:inf
histEraseDups:No
histIgnoreDups:No
histIgnoreSpace:No
histIgnore:
refocus:No
フォント設定 (lineFont, bufferFont, lineFontSize, bufferFontSize)
Settings [Interface]
メニューから設定します.
コマンドラインとバッファで使われるフォントの種類とサイズを指定します. すでに存在するコマンドパネルに対しては設定が反映されないため,設定後は新しいパネルを作成する必要があります.
ウィンドウ設定 (winWidth, winHeight, winTitle)
Settings [Interface]
メニューから設定します.
コマンドパネルのウィンドウサイズとウィンドウタイトルを指定します. winTitleの文字列式はコマンドパネルを操作するたびに再評価されます.
キー設定(swapKeys)
Settings [Interface]
メニューから設定します.
Enterを押した場合と,Shift-Enterを同時押しした場合の挙動を入れ替えることができます. コマンドラインでは上下キーやTabキーなど,候補の選択に使われそうなキーが入力の「確定」と解釈されてしまいます. 上下キーやTabキーによるコマンドの誤実行が多い場合にはこの設定が便利です.
履歴設定 (histSize, histEraseDups, histIgnoreDups, histIgnoreSpace, histIgnore)
Settings [Execution]
メニューから設定します.
記録するコマンド履歴の数(histSize)や,記録に残さないコマンドの指定ができます. 特定のコマンドを履歴に残さない方法には,以下のものがあります.
- 過去に実行した同じコマンドを履歴から削除する(histEraseDups)
- 同じコマンドを連続して実行した場合に記録しない(histIgnoreDups)
- 空白文字から始まるコマンドを記録しない(histIgnoreSpace)
- 指定したコマンドを記録しない(histIgnore)
最後の,記録しないコマンド(histIgnore)の指定にはワイルドカードとして*
が使えます.また,;
で区切ることにより複数の指定が可能です.
histInogre:cd *;print *
例えば上記の設定では,フォルダの移動とprint
操作関数の実行が記録されなくなります.
再フォーカス設定 (refocus)
Settings [Execution]
メニューから設定します.
コマンドパネルから何かを実行したあと,そのコマンドパネルを再び最前面に表示します.
display
操作関数等で新しいウィンドウを作成した後に,そのまま次のコマンドを入力できるようになります.