詠唱・ディレイ・クールタイムの測定方法 - roratorio-hub/ratorio GitHub Wiki
概要
RO公式ツール スキル検索 が実装されましたので
詠唱・ディレイ・クールタイムをユーザー側で実測する必要はなくなりました。
このページは過去の参考情報として残しておきます。
スキルの詠唱・ディレイ・クールタイムを測定する手順は以下の通りです。
- 無詠唱・無ディレイの状態でスキルを使用して固定詠唱・クールタイムを測定する
- 詠唱有り・ディレイ有りの状態でスキルを使用して変動詠唱+固定詠唱・ディレイを測定する
- 1と2の差から変動詠唱を算出する
- IntとDexの値から変動詠唱カット率を確認して変動詠唱の真の値を算出する
このページでは主に撮影した動画の解析手順を説明します。
オススメの測定環境
動画撮影・解析環境について
詠唱バーや暗転したスキルアイコンの状態を0.01秒の精度で目視確認するために動画撮影と動画解析が必要です。 解析の精度を上げるために動画は60fpsで扱うのが良いでしょう。 私は以下のソフトウェアを利用していますが、60fpsで撮影できる撮影ソフトと1フレーム単位でコマ送りできる解析ソフトであれば他のモノでも良いと思います。
- 撮影ソフト:OBS
- 解析ソフト:AviUtil + 拡張編集Plugin
ゲーム内環境について
無詠唱・無ディレイを達成するためにはイリュージョンスプリントセットがオススメです。 ステータス・スキルのリセットが無制限に行えるYggdrasillサーバのお試し道場で撮影しましょう。 Yggdrasillサーバのお試し道場は酒場の師範代から移動出来ます。
測定手順
はじめに無詠唱・無ディレイの状態でスキルを使用します。
- 詠唱バーが出現した瞬間
- 使用したスキルのアイコンが暗転した瞬間
- 使用したスキルのアイコンが完全に明るくなった瞬間
を確認してください。
以下のスクリーンショットの例ではそれぞれ
- 00:03.41 : 詠唱バーが出現した瞬間
- 00:03.91 : 使用したスキルのアイコンが暗転した瞬間
- 00:04.41 : 使用したスキルのアイコンが完全に明るくなった瞬間
です。
無詠唱・無ディレイなので
- 固定詠唱 0.5秒
- クールタイム 0.5秒
であることがわかります。
つぎに装備を外した状態で測定します。 暗転したアイコンの状態が先程とは違うことに注意してください。 クールタイムは使用したスキルに付与されますがディレイは全てのスキルに付与されます。 以下のスクリーンショットの例ではそれぞれ
- 02:07.44 : 詠唱バーが出現した瞬間
- 02:08.09 : 全てのスキルのアイコンが暗転した瞬間
- 02:12.07 : 全てのスキルのアイコンが完全に明るくなった瞬間
です。 詠唱に 0.65 秒を要していますので、そこから固定詠唱を引けば変動詠唱が 0.15 秒であることが分かります。 クールタイムとディレイは同時並行して数えられますので、ディレイは 3.98 秒です。
さいごに変動詠唱の真の値を計算します。 計測時のステータスを計算機に入力してカスタム表示>詠唱/ディレイを確認すると変動詠唱時間が75.43%に短縮されていることが分かります。 つまり変動詠唱の真の値は 0.15 / 0.7543 = 0.1988 秒です。