初期ファームウェア動作確認方法 - renesas/rx72n-envision-kit GitHub Wiki

準備する物

  • 必須
    • RX72N Envision Kit × 1台
    • USBケーブル(USB Micro-B --- USB Type A) × 1 本
  • オプション
    • USBケーブル(USB Micro-B --- USB Type A) × 2 本 (必須の1本を加え、合計3本)
    • LANケーブル(インターネット接続可能なネットワークに接続されていること) × 1 本
    • マイクロSDカード × 1 枚
    • USB-シリアル変換 PMODモジュール × 1 台
    • Windows PC × 1 台

SPORTS GAMESデモ起動

  • ECN1(USB Micro-B)と電源となるUSBポート(PC等)をUSBケーブルを用いて接続

  • 液晶面にてSPORTS GAMESが起動することを確認

    • タイトル画面を指で左右にスライドすると以下4種類のゲームが選択可能。「PLAY」ボタンでプレイ開始。
      • Archery
      • 400m Race
      • Weightlifting
      • Bicycle Race
    • 本ゲームはSegger社のemWinミドルウェアおよびRX72N内蔵のLCDコントローラ「GLCDC」機能および2Dグラフィックエンジン「DRW2D」を活用して作成したもの
    • 画面描画のためのシステム仕様は以下の通り
      • 画面解像度: 480x272(WQVGA)
      • 描画用フレームバッファサイズは(480x272)x16bit color = 2,088,960bit = 256KB
      • LCDコントローラ転送用フレームバッファと、更新用フレームバッファの2面を持たせる(画面チラつきを防止するため)
      • RX72Nの内蔵RAM 1MBのうち、512KBを画面描画用に占有
      • 画面更新は16.66msに1回以上(60fps以上)行う

バンク切り替え

  • バンク切り替えの概念
    • RX72N 内蔵メモリマップ
      • ファームウェアアップデートの仕組みを1チップで実現する場合、デュアルモードを使用することが推奨
      • デュアルモードでは起動バンクをBank0またはBank1とで以下仕組みにより選択することが可能
    • RX72N Envision Kit では、Bank 0にSPORTS GAMESデモ、Bank 1にベンチマークデモが格納されている
  • RX72N Envision KitのSPORTS GAMESデモにおけるバンク切り替え方法
    • RX72N Envision Kit 上の SW2 を 3秒の間に3回押す

ベンチマークデモ起動

  • タイトル画面
      • 画面をタッチすると次画面に遷移
  • SDカード経由ファームウェアアップデートデモ
  • シリアルターミナルデモ (以下オプション)
      • CN8(USB Micro-B)と通信相手となるUSBポート(PC等)をUSBケーブルを用いて接続
      • Windows PC上でTeratermを立ち上げ、COMポート(COMx: RSK USB Serial Port(COMx))を選択し接続
        • 設定 -> シリアルポート で以下設定を行う
          • ボーレート: 115200 bps
          • データ: 8 bit
          • パリティ: none
          • ストップ: 1 bit
          • フロー制御: none
        • 設定 -> 端末 で以下設定を行う
          • 改行コード
            • 受信: AUTO
            • 送信: CR+LF
          • ローカルエコー
            • チェックを外す
    • 初期ファームウェアにおいては以下コマンドに対応(順次拡張予定)
      • version : バージョン情報を読み出す
      • freertos cpuload read : FreeRTOSが保持するCPU負荷率情報を読み出す
      • freertos cpuload reset : FreeRTOSが保持するCPU負荷率情報をリセットする
    • コマンド・レスポンスの動作確認
        • 液晶にもターミナル表示と同じ内容が表示される
        • ここでは「next」ボタンを押す
  • Amazon FreeRTOSデモ
      • LANケーブル(インターネット接続可能なネットワークに接続されていること)をCN10(LANコネクタ)に挿しこむ
      • CN6にUSB-シリアル変換 PMODモジュールを接続
      • USB-シリアル変換 PMODモジュールにUSBケーブルを接続し、通信相手となるUSBポート(PC等)をUSBケーブルを用いて接続 (ログ表示全文を確認したい場合)
        • Windows PC上でTeratermを立ち上げ、COMポート(COMx: USB Serial Port(COMx))を選択し接続
          • 設定 -> シリアルポート で以下設定を行う
            • ボーレート: 912600bps
            • データ: 8 bit
            • パリティ: none
            • ストップ: 1 bit
            • フロー制御: none
          • 設定 -> 端末 で以下設定を行う
            • 改行コード
              • 受信: AUTO
              • 送信: CR+LF
            • ローカルエコー
              • チェックを外す
      • IPアドレスが取得できて、ネットワークが起動していることを確認する
      • AWS接続のためのアカウント情報がRX72N Envision Kitに記録されていないため、AWS接続不可でエラーになる
        • AWS接続実験を行うためには、ファームウェアバージョン x.x.x 以上にアップデートが必要 <開発中>
        • ファームウェアはマイクロSDカードを用いてアップデート可能
        • マイクロSDカードを用いたファームウェアアップデートの方法詳細はSDカードを用いたファームアップデート方法のページを参照
        • AWS接続実験の詳細はAWSとFreeRTOSを用いたデモのページを参照
      • 「prev」ボタンを2回押して「SDカード経由ファームウェアアップデートデモ」に戻る
  • RX72N Envision Kitのベンチマークデモにおけるバンク切り替え方法
    • RX72N Envision Kit 上の bankswap ボタンを押す
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