FreeRTOSプログラムを実行し、AWS IoTに接続する - renesas/iot-reference-rx GitHub Wiki

はじめに

本項では、RXファミリ向けFreeRTOSプロジェクトでAWS IoT Coreに接続し、トピックをサブスクライブする方法を紹介します。
事前に以下の設定を行ってください。
また、RX向けFree RTOSプロジェクトの最新の利用方法はGetting Start Guideを参照ください。

  1. デバイスをAWS-IoTに登録する
  2. FreeRTOSプロジェクトの入手
    FreeRTOSプロジェクトをインポートする(zip)
    FreeRTOSプロジェクトをe2studioで新規作成する
  3. FreeRTOSプロジェクトでAWS IoT Coreへの接続に必要な設定を行う

本項は、AWSに登録したモノの証明書情報を含んだFreeRTOSプロジェクトが、正常にビルドできている状態を前提とします。

IoT Core コントロールパネルでデバイスからのメッセージを待ち受ける設定を行う

  • IoT Core コントロールパネルで トピックへのサブスクライブを行う
    • IoT Core のコントロールパネルに移動
    • テスト -> MQTTテストクライアント -> トピックをサブスクライブする
      -> トピックのフィルターに「#」を指定(ワイルドカード) -> サブスクライブ

01_AWSIoTCoreへの接続_MQTTクライアント

デバッグログを表示する

AWS Partner Device認定を取得したRenesas製評価ボード用サンプルプログラムでは、デバッグログを出力します。
デバッグログの出力先は、評価ボードによって異なります。
詳細は評価ボードのGettingStartGudeを参照ください。

  • 評価ボードとPCをUSBケーブルで接続する(接続するUSBポートは各ボードのGettingStartGude参照)
  • PC上でTeraTermを起動し、シリアルポートの設定を以下にする
    • ボーレート:115200 bps
    • データ:8 bit
    • パリティ:none
    • ストップ:1 bit
    • フロー制御:none

FreeRTOSプロジェクトをRX MCUにダウンロード

  • e2 studio 画面左上の 虫 アイコンを押す

02_AWSIoTCoreへの接続_e2デバッガ接続

  • パースペクティブの切り替えの確認は「はい」を選択

03_AWSIoTCoreへの接続_e2パースペクティブ

プログラムを実行

  • Restart ボタンを押す

04_AWSIoTCoreへの接続_e2リスタート

  • main() にブレークすることを確認

05_AWSIoTCoreへの接続_e2main

  • 再開 ボタンを押す

06_AWSIoTCoreへの接続_e2再開

IoT Core コントロールパネル で デバイスからの メッセージを確認する

  • FreeRTOSプロジェクトで定義されたメッセージが表示されることを確認
    ※定義されているメッセージはプロジェクトによって異なります
    (例:「Hello World」「Task X publishing message XX」)

07_AWSIoTCoreへの接続_MQTT_getmesse