サーバー、モジュール構成 - project-hatohol/hatohol GitHub Wiki
Hatoholサーバー、モジュール構成
※このドキュメントは2016/11/15現在の情報を元に記載されています
Hatoholを動作させるためには、プロジェクトで提供するパッケージだけではなくいくつかのOSSを組み合わせる必要があり、さらに配布するモジュールもどこにインストールすれば良いかわかりにくいので、どんな構成で開発、試験等を行っているのか、どんな構成が可能なのかをポンチ絵を使って説明します。
インシデントサーバーとしてRedmineを載せていますが、デフォルトで用意されているHatohol内蔵のものを使う場合には必要ありません。
1.サーバー1台最小構成
Hatoholを動かすときに、サーバー1台にすべてをインストールする設定。
インストール手順はhatohol.orgのyumレポジトリを用いたインストール方法通りで大丈夫です。
ただし、Hatohol Arm Plugin(以降HAPと記す)のインストールが別ドキュメントかつ英文に飛ばしているので、実施を忘れないでください。
- すでにZabbixなどがある場合に、VM上でHatohlを試したい時の構成に便利です。
- Hatohol常駐プロセスとHAPを同一サーバーに入れると、Hatohol常駐プロセスがHAPを起動するので、HAPのconfファイルを手作業で修正する手間が省けます。
- 複数のZabbixサーバを監視することも可能です(WebUIから複数ホストを登録するのみで、confを手作業で編集する必要はありません)。
2.おすすめ構成
この構成で使うとトラブルが少ないのではないかと考えている構成です。(HAPとZabbixサーバー間が遠いとなにかとトラブル解決が面倒です)
- HAPのインストールを別サーバとした場合、監視するZabbixサーバをパッシブモードで登録する必要があります。
- Hatohol常駐プロセスとは別のサーバーに配置しているHAPに関して、hap2.confの修正が必須です。
(amqp_broker=RabbitMQをインストールしたホスト, amqp_vhost=Hatohol接続用のvhost名, amqp_queue=WebUIで登録したキュー名)
3.動作試験構成
開発側で試験を行う際に構築する構成です。1の最小構成、2のおすすめ構成を含んでいます。
- HAPのインストールを別サーバに行った場合、監視するZabbixサーバをパッシブモードで登録する必要があります。
(同一サーバに登録したHAPはパッシブモードにしないで登録します) - HAPをインストールしたCentOS6、CentOS7、いずれもhap2.confの修正が必須です。
(amqp_broker=RabbitMQをインストールしたホスト, amqp_vhost=Hatohol接続用のvhost名, amqp_queue=WebUIで登録したキュー名) - RedmineはBitnamiを使ってインストールした3.3.1で試験を行っています。
4.サーバ台数最大構成
できるだけサーバーに分散させて使う例です。
ここまで分散させてしまうと逆に設定などが煩雑になります。ここまで分散できます のサンプルとして。
- これまでの構成と比べて、confの設定が各所で必要です。追って説明を書いていきます。