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Symmetric Multi Processors

BeOS は発表当時,高価で高速なプロセッサを一つ使うより,安価でも複数のプロセッサを使った方が結果的に安価で高速に動作できるってことを売りにしていたようだ.PC Unixの世界でも,dual Celeronなどが話題になっていた時期もあった.

技術的には SMP ってのは気になるんだけど,実際に価格性能比で考えたら,どうなんだろうね.日進月歩でプロセッサの性能は上がり,価格は安くなっているでしょ. . ってことで,これは SMP に関するメモ.



[http://www.harapan.co.jp/Kaisya/harapanbook_SMP.htm 対称型マルチプロセッシング技術 -CPUの基礎知識からSMPの活用] 宇野俊夫著.

SMP について知りたい場合はどんな本がおすすめなんだろうか? . AST教授の分散オペレーティングシステムみたいな教科書の一部にでてくるか,あとは自作PC系の記事くらいだろうか.この本はその間を埋める目的で書かれたようだ. 教科書になるほど体系立って説明されているわけじゃないけど,パソコン技術の解説が中心なのでとっつきやすい.個人的にはキャッシュやバスの話とかもう少し読んでみたかったかな.

おすすめな本などあれば教えてください.

Curt Schimmel 氏著の [http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0201633388 UNIX Systems for Modern Architectures] は OS 側の視点からマルチプロセッサやキャッシュ管理を扱っていてお勧めかと.


歴史

CMUのC.mmp (Carnegie multiminiprocessor)、商用だとSequentのBalance、EncoreのMultimax。


#comment Wed Jun 20 01:46:55 2007 ひら 計算機設計技法--マルチプロセッサシステム論(ISBN 4-8101-8611-3)が個人的にお勧めです。あと、昔、[http://hira-consulting.com/wiki/pukiwiki.php?%A5%B9%A5%D4%A5%F3%A5%ED%A5%C3%A5%AF%A4%AB%A4%E9%BB%CF%A4%E1%A4%EBLinux%A5%AB%A1%BC%A5%CD%A5%EB%C6%FE%CC%E7 こういうの]を書きました。真ん中くらいにMESIに関して触れています。