ECサイト構築に必要な三要素 - ononoy/ecsitePy GitHub Wiki

さて、ECサイトを構築するためには、

決済代行サービスのマーチャントアカウント ECパッケージ サーバ の三つが必要最低限の要素として挙げられるでしょう。

まず一つ目の「決済代行サービスのマーチャントアカウント」は、PayPal や WebPay などの決済代行サービスのビジネスアカウント(売り手アカウント)を指します。Sandbox 環境においては、Sandbox(ややこしいですが、決済代行サービス側が用意してくれるテスト環境を指します)用のマーチャントアカウントを使用することで、実際に支払いをすることなく決済処理の流れをシミュレートすることができます。

今回は、決済代行サービスとして PayPal を利用するのですが、Sandbox については次のように説明されています。

ペイパルでは、決済サービスの動作確認ができるテスト環境として、Sandboxを公開しています。
テスト用の「Buyer(買い手)」アカウントと、「Seller(売り手)」アカウントを作成し、サービスの導入から、決済の流れまで、詳細にシミュレーションすることができます。
Sandbox | ペイパルビジネスガイド - PayPal

二つ目の ECパッケージについては、前回の選定で最有力候補となった「Django Oscar」を使用します。なお、決済モジュールには「django-oscar-paypal」を使用することとします。

三つ目のサーバについては、今回の Sandbox サイトでは仮想環境(Vagrant 上の Ubuntu 仮想マシン)を利用します。