更新履歴 - oktopus1959/KanchokuWS GitHub Wiki
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v1.2.8.5 (2024/8/10 リリース)
- Google日本語入力の「次の入力」との互換性をダイアログで設定できるようにした
- デフォルトでは、任意長の末尾文字列とマッチさせる
- ロールオーバー打鍵の時だけ有効な書き換え規則
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&ざ+す>します
のような記法を追加 - 新下駄のテーブルファイルを参照
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- 上記に関しての説明は「FAQ 書き換え編」を参照
- Google日本語入力の「次の入力」との互換性をダイアログで設定できるようにした
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v1.2.8.4 (2024/6/16 リリース)
- ローマ字配列の実装にバグがあったので修正
- 交ぜ書きで候補を無条件に表示する場合は、末尾までが変換対象となる候補のうち最長のものとする
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v1.2.8.3 (2023/11/25 リリース)
- 以下の配列を追加
- かえで{ライティ/レフティ}あすか
- 月光 2021/06/22版
- シン蜂蜜小梅
- 幸花
- Onik (英字配列)
- デコーダ部の大幅な書き換えがあったので、もし問題が生じたら過去の版を使ってください。
- 以下の配列を追加
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v1.2.8 (2023/8/6 リリース)
- ビルド環境を Visual Studio 2022 (C++20) に移行
- 自動履歴登録対象となる漢字文字列・カタカナ文字列の最大長を独立に設定できるようにした
- 同時打鍵のタイプに
stackLike
(先押し後離し方式) を追加- 順序あり同時打鍵との併用で、ロールオーバー(先押し先離し)時とは異なる入力定義が可能
- FAQ/配列作成編「先押し後離し方式の同時打鍵」を参照
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!{Left 3}
のように機能キー出力で繰り返し回数を指定できるようにした (薙刀式編集モードへの対応) -
!{↑} のような機能キーエイリアスを定義できる (例:
#defineKey ↑ Left` で薙刀式の横版に対応) - 同時打鍵のシフトキーを長押しして、そのまま離した場合は、そのキーを無視する (親指シフトキーの長押しや薙刀式でのJキーの長押しなど)
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v1.2.7 (2023/6/24 リリース)
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&ABC>XYZ
という形式の後置書き換え記法をサポート (例:&過乗>過剰
) - 自動部首合成が発動するまでの手動部首合成実行回数を設定できるようにした
- 3キー以上の同時打鍵の場合の、最初のキー解放までの時間閾値を設定できるようにした (従来は 70ms 固定だった)
- DateTime.Now のかわりに高解像度の HRDateTime.Now(自作クラス)を使うようにした
- DateTime.Now はノートPCなどでは解像度が 16ms 程度になってしまうことがあるが、HRDateTime.Now の解像度は μsec 以下のはず
- 書き換えシステムで、指定文字以外の自動確定時間を設定できるようにした
- ImeOn, ImeOff も、単打のときに本来のキーとして機能するキーの仲間に入れた
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v1.2.6 (2023/6/3 リリース)
- GoogleIME用のテーブル出力で、常に先頭に : が付与されてしまっていたバグを修正
- GoogleIME用のテーブル出力で、後置部首合成のサポート。トリガーが1文字の場合は後置となる
- 後置の場合は、足し算などのバリエーションを増やしたため、対象が常用漢字と人名漢字の範囲に限定される
- T-Codeのような多ストローク配列の場合も後置書き換えをサポートした
- FAQ: 多ストローク配列の場合
- 後置書き換えを採用している配列で、かな入力練習モードのときに書き換え対象文字をすぐに出力せず、バッファにためておいて、書き換え用のBSがきたら削除するようにした
- テーブルファイルで、同時打鍵、IME、書き換え関連の各種パラメータを変更できるようにした
- その場合は設定ダイアログの該当するコントロールを無効化する (INIファイルに反映させないようにするため)
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v1.2.5 (2023/5/13 リリース)
- 文字キー同士の同時打鍵では、先に打鍵したキーを最後に解放した場合のみ同時打鍵と判定する設定を追加
- 履歴検索で、初回の履歴選択時には、横列候補表示をしないような設定を追加
- FAQ: カタカナ変換時に横列の候補表示をしない
- 直近の打鍵ログを100行保存しておくようにした。打鍵ログダイアログを表示すると、まずその保存しておいたログを表示する
- 下記配列を追加
- 英字系: 6ppng, uruzumisuke
- かな系: 飛鳥21c-290, tomoemon-AZIK(部分実装), れんか(部分実装)
- その他、数多のバグフィックス
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v1.2.4 (2023/4/17 リリース)
- 英数モードでも有効な同時打鍵を定義したときに、それらのキーの単打が効かなくなっていたのを修正
- 薙刀式で HJ でIME-ON を定義すると、 h や j の単打が効なかくなっていた
- Ctrlキーを押しながらタスクトレイアイコンのクリックで設定画面を開く
- Shiftキーを押しながらのクリックで一時停止・再開
- なお kanchoku.user.ini で openSettingsDlgWhenIconClicked=true を設定していれば、アイコンクリックで設定画面を開く
- 履歴候補が選択されている状態で、ENTER を押したときに、確定と同時に改行も出力するかどうかを設定できるようにした
- 「履歴・交ぜ書き」>「履歴選択・削除」>「Enterキーで選択確定と同時に改行する」
- Puaseキーによる一時停止の再開ができないバグを修正
- Shiftキーを押しながらタスクトレイアイコンを左クリックすることでも一時停止・再開できる
- ミニバッファで Ctrl-C や矢印キーが使えなくなっていたのを修正
- ついでにミニバッファの右クリックメニューで、コピーと貼り付けをできるようにした
- ウィンドウクラスごとに、文字列置換時の BS 出力後の待ち時間
afterBSWaitMillisec
を設定できるようにした- VS Code で英字列の履歴候補置換が文字化けするのに対応
- kanchoku.user.ini に以下のような感じで設定するとよい
[Chrome_WidgetWin] afterBSWaitMillisec=100
- その他、同時打鍵時のいくつかの問題に対応
- 英数モードでも有効な同時打鍵を定義したときに、それらのキーの単打が効かなくなっていたのを修正
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v1.2.3 (2023/3/11 リリース)
- 英数字モード(漢直OFF時)の基底配列を自由に設定できるようにした
- 「英数字テーブルファイル」で設定
- Dvorak, Eucalyn, 大西配列, Tomisuke などの配列定義ファイルを同梱
- CtrlやAltキーによる修飾時はキーボードファイルで設定した物理配列を優先することも可能
- 英数字モード時も仮想鍵盤を表示できるようにした
- 詳細は「FAQ-基本編」の「キーボードの選択」や「英数字配列の選択」を参照
- OS上は日本語キーボードを使う設定のままで、物理的な英語キーボードを使えるようにする設定を追加
- 詳細はキーボードファイルの
101-on-106.key
や106-wo-eisu.key
を参照
- 詳細はキーボードファイルの
- 英数モード(漢直/かなモード時に Shift+英字を入力して移行するモード)での変更点
- 英字列をカタカナに変換した直後は、ESC キーを打鍵すると、カタカナ変換をキャンセルして、再度、英数モードに戻る
- 英大文字を N 文字連続入力したら、自動的に英数モードから抜ける設定を追加
- Spaceキーを N 回連続入力したら、自動的に英数モードを抜ける設定を追加
- 詳細は「FAQ-基本編」の「英数モード」を参照
- 漢直WSの一時停止機能を追加
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Pause
キーまたはタスクトレイアイコンに右クリックメニューから
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- 英数字モード(漢直OFF時)の基底配列を自由に設定できるようにした
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v1.2.2.1 (2022/12/29 リリース)
- 「同時打鍵+順次打鍵」でかな配列から漢直を呼び出す際に、連続シフトで漢直を呼び出せなくなる不具合を修正
- 書き換えシステムで、前置文字列を指定する記法でも後置キーに同時打鍵を使えるようにした
- 書き換えシステムで、出力された文字列の末尾1文字を次の書き換え対象文字とするようにデフォルトを戻した
- 英数モードでのローマ字変換で、ローマ字に解釈できない文字があったら、先頭からその文字までを変換せずにそのまま使用する
- 例: "ABC:Roma" → 「ABC:ローマ」になる
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v1.2.2 (2022/12/10 リリース)
- 「同時打鍵+順次打鍵」を実装。かな配列から漢直を呼び出せるようになった
- 矢印記法で
-…>|
または-…>||
を用いる。具体例は「FAQ-配列作成編」の「かな配列からも漢直を呼び出したい」を参照
- 矢印記法で
- 後置書き換えの自動確定文字に * を設定すると任意の文字が対象となるようにした(「その他設定」>「書き換えシステム」)
- 「奏コード」を同梱 (
tables/漢直系/Sou2.tbl
)
- 「同時打鍵+順次打鍵」を実装。かな配列から漢直を呼び出せるようになった
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v1.2.1.1 (2022/11/13 リリース)
- IMEの入力モード対応時に、カタカナをひらがなに変換して出力する設定を追加
- Chrome などでIMEに対して英数モードで変換したカタカナを出力するような場合に有用
- 仮想鍵盤を固定位置に表示するウィンドウクラス名を設定できる
- OneNote (Windows.UI.Core.CoreWindow) など、テキストカーソルの情報が取得できないウィンドウに有用
- CMD.EXE の場合はデフォルトで仮想鍵盤を固定位置に表示
- IMEの入力モード対応時に、カタカナをひらがなに変換して出力する設定を追加
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v1.2.1 (2022/11/12 リリース)
- 英数モードのサポート
- 利用するには設定ダイアログの「その他設定」>「その他変換・機能」>「英大文字押下で英数モードに移行」をONにする
- デコーダがONのときに英大文字を入力すると英数モードに移行
- 英数モードでは、英数字や記号がそのまま入力できる
- 機能 EisuDecapitalize を呼び出すと先頭文字を小文字化する
- 履歴検索または設定した文字によるカタカナ変換を呼び出すと履歴辞書によるカタカナ変換を行う
- 履歴辞書にマッチするエントリがなければローマ字変換する
- 大文字のところで単語を複数に分割して、複合語変換
- 詳細については「FAQ 基本編」または設定ダイアログのツールチップを参照
- その他細かなバグ修正など
- 英数モードのサポート
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v1.2.0 (2022/10/16 リリース)
- IMEに対して全角文字を送出する際、全角のアルファベットもローマ字化(半角化)して送出するようにした
- 以前はUnicodeで送出していたので、IMEによっては入力されないことがあったが、その問題が解消された
- 全角モードの切り替え時に、「?」が出力されていた問題を解消
- 左右Ctrl, 左右Shift を単打キーとしても使えるようにした
- これはデコーダがOFFの時も有効なので、たとえば Ctrl キーの単打で漢直のON/OFFができる
- 同時打鍵のときのタイマーの利用は、初期設定ではOFFにした
- 3キー以上の同時打鍵ではキー押下のタイミングチェックをやらない設定ができる
- 「同時打鍵・IME」>「3キー同時打鍵より優先する順次打鍵文字列」
- この場合、特定の文字列については「優先する順次打鍵」に登録することでタイミングチェックをやるようにも設定可能
- たとえば薙刀式で「てない」を登録することで「てぃ」に化けることを抑制できるようになる
- 漢直のような複数ストロークによる配列の場合に、第2打鍵待ちを自動的にキャンセルするまでの時間を設定できるようにした
- 「詳細設定」>「第2打鍵待ちをキャンセルするまでの時間」
- この時間を設定した場合でも、第1打鍵を押し続けると自動キャンセルが一時的に無効になって、仮想鍵盤のヘルプが保持されるようになる
- テキストカーソル位置の取得に失敗したら、ウィンドウを移動しないようにした
- 従来は取得に失敗するとウィンドウの右下に設定しており、Word などでは、それにつれて仮想鍵盤も移動していたが、解消された
- CMD.EXEの場合は常に失敗するので、ウィンドウの右下に位置を設定するようにした
- かな系配列「ゆきね」を新版に差し替え
- IMEに対して全角文字を送出する際、全角のアルファベットもローマ字化(半角化)して送出するようにした
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v1.2.0β12 (2022/9/23 リリース)
- 相互同時打鍵のシフトキーが解放された後、次に押下される文字キーを単打として扱う時間間隔を設定できるようにした
- つまり、この時間帯に文字キーが押下された場合、その直後に同時打鍵シフトキーが押下されても、それは直前の文字キーにかからない
- 同時打鍵と単打が交互に出現するような場合に有効と考えられる
- 同時打鍵判定を行う際、第2打鍵がシフトキーだった場合に許容する最大の待ち時間(ミリ秒)を設定できるようにした
- これを短く設定することにより、シフトキーがその直後の文字キーにかかりやすくなることが期待できる
- F1~F24に機能を定義できるようにした
- ただし、任意の文字列を設定することはできず、あらかじめ用意された何らかの機能の呼び出しだけが定義できる
- 仮想鍵盤を一時的に非表示にする機能およびキー割り当てを実装
- 「拡張修飾キー」設定を「修飾キー設定」(旧Ctrlキー変換)タブに移動
- 相互同時打鍵のシフトキーが解放された後、次に押下される文字キーを単打として扱う時間間隔を設定できるようにした
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v1.2.0β11 (2022/9/10 リリース)
- Ctrl+SpaceのようにCtrl修飾されたキーを IME Off に割り当てており、かつ、IME連携している場合に、IME Off時に Ctrl が外れてしまうバグを修正
- 同時打鍵による書き換え時に、直前までの末尾文字列と書き換え文字列の同一部分比較にバグがあって、全体を書き換えていた問題を修正
- 書き換え文字列のうち、出力されている末尾文字列と異なるところだけを書き換えるようになった
- 縦棒によるテーブル記述のところで、行の末尾に ; によるコメントを書くと、改行の判定がなされず、41以降のキーの処理ができなかったバグを修正
- 漢直モード(デコーダON)の時と英数モード(デコーダOFF)の時とで、同時打鍵定義を別々に設定できるようにした
- テーブルファイルで
#enableComboOnEisu ~ #end enableComboOnEisu
で囲んだ部分は、漢直モードOFFの場合のみ、同時打鍵設定が有効 - テーブルファイルで
#enableComboOnBoth ~ #end enableComboOnBoth
で囲んだ部分は、どちらのモードでも同時打鍵設定が有効 - とくに指定がなければ漢直モードONの場合のみ、同時打鍵設定が有効
- 下記は [JK] による IMEOn が英数モードの時のみ有効、[FD]による IMEOff が両モードで有効になる例
- テーブルファイルで
;; IME ON/OFF
#combination oneShot
#enableComboOnEisu
-j,k>"!{ImeOn}"
#end enableComboOnEisu
#enableComboOnBoth
-f,d>"!{ImeOff}"
#end enableComboOnBoth
#end combination
- v1.2.0β10 (2022/9/3 リリース)
- ImeOn(vk=0x16)とImeOff(vk=0x1a)を特殊キーに追加
- テーブルファイルを格納するフォルダを複数フォルダに分割し、階層構成にした
- テーブルファイルに
"!{VKxx}"
という記述をすると、仮想キーコード xx (16進)の出力となる- 例:
"!{VK16}"
の場合は「IME ON」の仮想キーコード(0x16)が出力される
- 例:
- 英字で始まるプレースホルダーについては $ を省略できるようにした (
$a
のかわりにa
など) - 「機能キー割当」タブで、テーブルファイルで定義済みの打鍵列を
( )
で囲んで表示する- 例: 交ぜ書き変換
(23,26)
- 例: 交ぜ書き変換
- テーブルファイルで打鍵列が重複したときに警告を出す(無視する設定も可)
- テーブルファイルで
#enableAlways ~ #end enableAlways
で囲んだ部分は、漢直モードがOFFの場合にも有効となる- 例: 漢直モードが OFF の時でも、
JH
の同時押しで IME ON,FG
の同時押しで IME OFF
- 例: 漢直モードが OFF の時でも、
;; IME ON/OFF
#combination oneShot
#enableAlways
-$J,$H>"!{ImeOn}"
-$F,$G>"!{ImeOff}"
#end enableAlways
#end combination
-
- 同時打鍵で後置書き換えを呼べるようにした
- 例:
M,
の同時押しでカーソルの左移動。ただし直前文字が「き」なら「きゃ」に書き換え
- 例:
- 同時打鍵で後置書き換えを呼べるようにした
#combination oneshot
&M,cm>{"!{Left}"
き: きゃ
に: にゃ
り: りゃ
}
#end combination
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v1.2.0β9 (2022/8/6 リリース)
- 「変換」と「無変換」については、同時打鍵キーとして使われている場合に、単打としても機能するような設定を追加
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v1.2.0β8 (2022/7/24 リリース)
- 同時打鍵定義における打鍵列の重複(
J W
とJ W I
など)を許容し警告を出さないようにした - 既定のプレースホルダーとして
$-
$@
$:
$caps
$eisu
などを追加 - かわせみ配列を同梱
- 同時打鍵定義における打鍵列の重複(
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v1.2.0β7 (2022/7/16 リリース)
- 同時打鍵判定条件 B の見直し
- 「WE」「IO」という同時打鍵が定義されているとして、「WEIOwe<100>io」と打鍵したとき、wの解放のタイミングで IO の同時打鍵判定をやらないようにした
- 残っているシフトキーが非単打の場合に限り、無条件で同時打鍵と判定する
- 薙刀式のようにシフトキーが文字キー兼用の場合は、その文字キーが解放されずに残っていたとしても、必ずしも同時打鍵を意図しているとは言えない
- 1文字目の判定にもタイマーを使えるようにした
- テーブルファイルへの
#ifndef
ディレクティブの追加 - 打鍵ログの表示修正
- 同時打鍵判定条件 B の見直し
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v1.2.0β6 (2022/7/10 リリース)
- 打鍵ログを表示するダイアログを実装
- 同時打鍵判定の条件を修正
- 詳細については設定ダイアログの「同時打鍵・IME」および「FAQ-基本編」を参照
- Scroll Lock キーを単打機能キーとして使えるようにした
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v1.2.0β5 (2022/7/2 リリース)
- テーブルファイルの配字案内設定(defguide)が効かなくなっていたのを修正
- 後置書き換えの修正
- 書き換え対象文字列を指定した書き換え規則をサポート
- 例:
%ます>-$a>ました
- 例:
- 書き換え後文字列が2文字以上の場合は、デフォルトですべてを「出力」とする。(「次の入力」は空)
- 例:
、l→ます
は出力が「ます」次の入力は空。%で>-$m>で/す
は出力が「で」次の入力が「す」
- 例:
- Google日本語入力の書き換えシステムの仕様の一部が実装できていなかったのを修正 (書き換え対象は、文字単位ではなく「次の入力」の単位になっているようだ)
- 例:
d→、
、l→ます
す、l→り/ます
に対して、「dldl」打鍵したとき、「まります」にならず、「ますます」となる。
- 例:
- 書き換え対象文字列を指定した書き換え規則をサポート
- 仮想鍵盤をマウスドラッグで移動した位置を、仮想鍵盤の固定位置として設定できるようにした
- テーブルファイルの矢印記法で、
$A
や$.
などのデフォルトのプレースホルダーを用意 - IME連携で「かな入力モードに対応」の場合の出力が全面的に間違っていたので修正
- かな入力練習モードのサポート
- IMEがOFFの状態でも、「JISかな」に対応した出力をする (例: 「あ」→
3
、「を」→Shift+0
) - 右クリックメニューから「その他」>「かな入力練習モード切り替え」
- または設定ダイアログの「その他設定」>「拡張修飾キー」>「設定」ボタンで開く「拡張修飾キー設定」ダイアログで
KanaTrainingToggle
という機能を適当なキーに設定 - 練習モード時の中央鍵盤色は「フォントと色」で変更可能
- IMEがOFFの状態でも、「JISかな」に対応した出力をする (例: 「あ」→
- 薙刀式の
U
(BS
) などのキーリピートの扱いを修正。U→F でも F→U でも「ざ」が出力されるようにした - 機能キーとして
Pause
を追加
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v1.2.0β4 (2022/6/18 リリース)
- タイマーを導入してキー押下の一定時間後に同時判定を行えるようにした
- 後置書き換え処理を許容する遅延時間を設定できるようにした
- テーブルファイルでプレースホルダーを使えるようにした(tables/noniiruto.tblを参照)
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v1.2.0β3 (2022/6/5 リリース)
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v1.2.0β (2022/5/29 リリース)
- 同時打鍵をサポート
- 使い方は FAQを参照
- 同時打鍵をサポート
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v1.1.23 (2022/4/17 リリース)
- 拡張修飾キー設定をダイアログで行えるようになった
- 「その他設定」>「拡張修飾キー」>「設定」で開く
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!{+End}!{^X}
のような複合機能呼び出しを直接記述できるようになった - 詳細は、README の「機能キーを修飾キーとして使う(拡張修飾キー)」を参照
- 拡張修飾キー設定をダイアログで行えるようになった
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v1.1.22 (2022/3/14 リリース)
- 交ぜ書き変換を実行するストロークが未定義の場合に、漢直WSを起動してデコーダをONにするとクラッシュする問題を修正
- インストール直後の状態で、テーブルファイルを tut.tbl や phoenix.tbl に変更してから起動すると、デコーダON時にクラッシュしていた
- 漢直WSを起動後に設定画面を開いて、「機能キー割当」-「交ぜ書き変換」を、文字に割り当てられていないストロークに設定してやれば、クラッシュしなかった
- 今回の修正で、交ぜ書き変換を使用しない状態(交ぜ書き変換にストロークを割り当てていない状態)でもクラッシュすることはなくなった
- 交ぜ書き変換を実行するストロークが未定義の場合に、漢直WSを起動してデコーダをONにするとクラッシュする問題を修正
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v1.1.21 (2022/3/13 リリース)
- Hary氏の tutr.tbl を同梱
- mod-conversion でカタカナ入力モードを設定できるようにした
- カタカナモードにしたとき、履歴検索が初期化されて、うまく履歴が検索できなかったバグを修正
- 履歴の縦列候補を表示したときの挙動とか、履歴検索に関係するその他バグの修正
- ポインタの delete に絡むバグ修正
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v1.1.20 (2022/2/19 リリース)
- 交ぜ書き変換実行時に、読みと変換形の語幹のペアを変換履歴として自動的に履歴登録する
- 例:「み力」⇒「魅力」という交ぜ書き変換を実行すると、「
み力|魅力
」が変換形履歴として自動的に登録される- 登録後、「み力的な人」と入力すると「
み力|魅力
」が履歴候補として表示される- 選択すると「魅力的な人」に変換される
- 登録後、「み力的な人」と入力すると「
- 登録対象となる読みの最小語幹長、および、読みに後接できる語尾の長さは設定ダイアログで設定できる
- 最小語幹長を2に設定すると、「あう」を「逢う」に変換したときの語幹ペア「
あ|逢
」は登録されない
- 最小語幹長を2に設定すると、「あう」を「逢う」に変換したときの語幹ペア「
- 読みが1文字の場合は、ひらがな以外は語尾にできない
- 「
に|似
」が登録されていても、「彼女に会う」の「に」は候補として表示されない(「にあう」なら候補として表示される)
- 「
- 「先頭候補を無条件に出力する」がONの場合は、交ぜ書き変換履歴の登録がうまく行かない場合あり
- ドキュメントはこちら
- 例:「み力」⇒「魅力」という交ぜ書き変換を実行すると、「
- 履歴候補の選択状態(ピンク色での反転表示)のとき
Enter
を押すと候補の確定動作となる(改行しない) - 末尾のブロッカー設定・解除のトグルを拡張修飾キーから呼び出せる(
BlockerToggle
) - ブロッカーが多用されたときに、バッファオーバーランでクラッシュしていたバグを修正
- 交ぜ書き変換実行時に、読みと変換形の語幹のペアを変換履歴として自動的に履歴登録する
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v1.1.19 (2022/1/29 リリース)
- テーブルファイルでの出力文字列の記述に (...)?(...):(...) という3項演算を書けるようにした
- 先頭の条件部がアクティブウィンドウのクラス名とマッチしたら第2項を返し、マッチしなかったら第3項を返す
- 例:
-B11>"(mintty|PuTTY)?(!{^W}):(!{^+Left}!{^X})"
- 拡張シフト面の W を打鍵したとき、 mintty や PuTTY なら Ctrl-W を出力し、それ以外なら Ctrl-Shift-左矢印, Ctrl-X を出力する
- テーブルファイルでの出力文字列の記述における
^
や+
に対して<
(左)と>
(右)の指定を書けるようにした- 例:
-B22>"(mintty|PuTTY)?(!{>^D}):(!{Delete})"
- 拡張シフト面の D を打鍵したとき、 mintty や PuTTY なら 右Ctrl-D を出力し、それ以外なら Delete を出力する
- 例:
- 第2打鍵以降の待ちで、何かVkey出力がある場合は、打鍵クリアして第1打鍵待ちに戻すようにした
- 従来はVkey出力を無視するだけで、打鍵クリアはしていなかった(第2打鍵待ちのままになっていた)
- SandS有効時に、Space単打で次打鍵のみをシフトさせる、ワンショットシフト機能を追加
- これをONにすると、Space単打の後は「ワンショットシフト状態」になり、次の1打鍵のみをシフトさせることができる
- SandS の拡張シフト面にテーブルファイルの裏面定義を行っているような場合は、最初にSpace単打することで裏面定義を呼び出せる
- mod-conversion.txt で拡張修飾キー単打にEscなどの特殊キーを割り当てられるようにした
- mod-conversion.txt に、デコーダの状態を強制的に第1打鍵待ちにリセットするコマンド(ClearStroke)を追加
- mod-conversion.txt に、最後に入力した文字のストロークヘルプを表示するコマンド(StrokeHelp)を追加
- テーブルファイルでの出力文字列の記述に (...)?(...):(...) という3項演算を書けるようにした
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v1.1.18 (2022/1/9 リリース)
- 履歴検索でワイルドカード(? と *)を使えるようにした
- ただし、* は1回のみ。* の前後のキーは4文字以下
- 履歴検索関連をもろもろリファクタリング
- ワイルドカードや短縮形の場合も含めて、状態遷移がかなり正しくなったはず
- 特殊キー出力まわりの改修 (Ctrl/Shift修飾サポート、漢直OFF時の出力)
- テーブルファイルで
"!{^+Left}!{^X}"
と定義すると、カーソル前の1単語のカットになる (^
:Ctrl,+
:Shift) - mod-conversion.txt で target に漢直コード(
[SAB]?00~49
)を指定することにより、漢直OFF時にもテーブルファイルに定義した特殊キー出力を実行できる - たとえばテーブルファイルで
-B11>"!{^+Left}!{^X}"
と定義し、mod-conversion.txt で「無変換」をシフトB面に割り当ててnfer:11:B11
と定義すると、漢直モードが ON でも OFF でも「無変換+W」でカーソル前の1単語カットを呼び出せる
- テーブルファイルで
- 設定ダイアログの「辞書登録」で、連想辞書のエントリを読み出せるようにした
- 「非」を入力して「読み出し」ボタンをクリックすると「非=|悲匪輩徘俳誹榧罪排扉」のような結果が得られる。これをたとえば「非=悲輩俳誹|匪榧罪排徘扉」のように修正して「登録」をすると、「非」に対して「悲輩俳誹」の位置を固定することができる
- 部首合成でのYAMANOBEアルゴリズムの有効・無効を設定できるようにした(デフォルト OFF)
- 利用するには、設定ダイアログの「その他設定」>「部首合成・連想直接出力」>「YAMANOBEアルゴリズムを有効にする」にチェックを入れる
- 履歴検索でワイルドカード(? と *)を使えるようにした
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v1.1.17 (2021/12/25 リリース)
- 無活用語に漢字語尾の接続を許可した場合の語幹の制約を緩和
- 「魅力」しか交ぜ書き辞書の登録がない場合でも「み力的」を「魅力的」に変換できる (以前は1文字ひらがなということで却下されていた)
- 「機能キー割当」に使えるキーとして Insert (Ins) を追加
- 例:Ins を押したら「全角モード」にするとか
- Tab および Shift+Tab による履歴検索のON/OFFを設定できるようにした
- 自動部首合成は、文字入力ストロークキーが続けて入力された時だけ発動する
- カーソル移動などが文字入力の間に入ったら発動しない
- 自動部首合成直後に2回手動部首合成を実行すると、手動部首合成が有効になる
- 自動部首合成発動直後は、手動部首合成を無効化している
- 自動部首合成のキャンセルは Esc キーだけとした
- 従来は「連想直接出力」キーもキャンセル扱いだったが、これをやめて部首合成の次候補出力に割り当てた
-
AB=C
というパターンをミニバッファにコピペするか CopySelectionAndSendToDictionary コマンドを実行すると、A + B
からC
への自動部首合成登録となる-
A=BC
というパターンは「連想辞書登録」になるので注意
-
- 文字入力後でも拡張修飾キーのコマンド
leftShiftBlocker
とrightShiftBlocker
で交ぜ書き変換のブロッカーを左右シフトできるようにした- 「彼女にあう」⇒「彼女似合う」となる場合、「彼女にあう」と入力後
leftShiftBlocker
を2回繰り返して「彼女に|あう」にすることで、「彼女に会う」と変換できるようになる
- 「彼女にあう」⇒「彼女似合う」となる場合、「彼女にあう」と入力後
- 交ぜ書きブロッカーまわりは大幅にリファクタリングを行い、
<
と>
は、交ぜ書き変換中の読み開始位置のシフト処理に変更になった
- 無活用語に漢字語尾の接続を許可した場合の語幹の制約を緩和
-
v1.1.16 (2021/12/18 リリース)
- 機能キー割当で、「ブロッカー設定/解除」以外に拡張修飾キー名(xferなど)を使えなかったバグを修正
- 右シフト(RSHIFT/rshift)を機能キー割当やmod-conversion.txtでの単打キーに設定できるようにした
- 設定ダイアログの「機能キー割当」で「連想直接変換」に「rshift」を割り当てたりすることができる
- これに合わせて拡張修飾キーの処理を全面的にリファクタリング
- rshift 単打の扱いなどが正しくなったはずだが、他のバグを仕込んだ可能性も大
- mod-conversion.txt の「単打キー」に 名前による特殊キーの指定を可能にした
- 例:
tab::HistNext
(Tab 単打で履歴の次検索) など
- 例:
- mod-conversion.txt の「修飾キー」(modifier) に shift を追加
- mod-conversion.txt の「被修飾キー」(modifiee) に名前による特殊キーの指定を可能にした
- 例:
shift:tab:HistPrev
(Shift+Tab で履歴の前次索) など
- 例:
- 自動履歴検索がONの場合は、Tab および Shift+Tab で履歴の次候補/前候補の選択となる
- 交ぜ書き変換で、無活用語の語尾に漢字を許可する設定を追加
- たとえば「やまたい /邪馬台/」だけが登録されている時に、「やまたい国」を交ぜ書き変換して「邪馬台国」を得ることができる
- デフォルトONにしたが、意図しない変換結果になる場合もあるので、問題が多いようなら、チェックを外すこと
- 交ぜ書き変換で、無活用語の語尾に任意文字を許可する設定を追加
- たとえば「かいはつ /開発/」だけが登録されている時に、「かいはつきかい」を交ぜ書き変換して「開発きかい」を得ることができる
- 交ぜ書きブロッカーは変換形全体の末尾(上記ケースでは「開発きかい|」)に位置するので、適当に移動してから次の変換を行うこと
- 意図しない変換結果になる場合もあるので、問題が多いようなら、チェックを外すこと
- アクティブウィンドウに Ctrl-C を送りつけて、選択されている部分をクリップボードにコピーし、それをデコーダの辞書に送って登録するコマンド
CopySelectionAndSendToDictionary
を追加- mod-conversion.txt で
無変換+O
とかにこのコマンドを割り当てておき、メモ帳などでたとえば「外交的ボイコット」を選択してから無変換+O
を押すと、選択していた文字列が履歴として登録される - 「文字列 /文字列/」なら交ぜ書き辞書登録、「文字=文字列」なら連想辞書登録となる
- mod-conversion.txt で
- 辞書の自動保存をサポート
- 設定された時間間隔で保存を実行する
- 保存タイミングは、保存実行時刻が到来した時に漢直OFFだったか、それ以降に漢直OFFになるか、または漢直ONで一定時間キー入力がなかった場合
- 更新のなかった辞書は保存しない
- ローマ字テーブル出力で、プレフィックス文字を付加することで、裏面文字定義も出力できるようにした
- 仮想鍵盤に対するカレットからの相対位置に、負の値を設定できるようにした
- カレットの上とか左に仮想鍵盤を配置できるようになる
- 縦列鍵盤の高さを調整する調整率を設定できるようにした(「フォントと色」タブ)
- kanchoku.*.ini のウィンドウクラス名セクションで、ウィンドウクラス名の完全一致で指定する場合は、セクション名の末尾に $ を置く
- 末尾$が無い場合は、ウィンドウクラス名の前方一致でセクションを検索する
- たとえばNotePadだけに適用したい場合はセクション名を
[Edit$]
にする-
[Edit]
にするとウィンドウクラス名がEdit
で始まる他のアプリ(サクラエディタなど)もマッチする
-
-
v1.1.15 (2021/12/4 リリース)
- テーブルファイルで、送出文字列の中に特殊キー送出を記述できるようにした(説明)
- たとえば "()!{leftArrow}" と書けば、「()」と出力してからカッコの間にカーソルを移動する
- 疑似同時打鍵の挙動を変更 (説明)
- 疑似スペースではなく、後置シフトを送るようにした。これにより第2打鍵がスペースになるテーブルを用意しておく必要がなくなった
- 自動部首合成直後は、手動部首合成を無効にする
- Esc キーも自動部首合成のキャンセルとして動作するようにした
- 自動部首合成のキャンセル直後に再度キャンセルキーを押したら、自動部首合成の無効登録を行う (説明)
- たとえば「四+者」→「署」という自動部首合成を登録していたとして、「四者」→「署」→キャンセルキー→「四者」→キャンセルキー→「-四者」を自動部首合成辞書に登録
- ここでいう「キャンセルキー」とは「連想直接変換」キーまたは Esc キーのこと
- 交ぜ書き再変換のときに縦列候補表示にならなくなってしまっていたバグを修正 (v1.1.14で混入)
- テーブルファイルで、送出文字列の中に特殊キー送出を記述できるようにした(説明)
-
v1.1.14 (2021/11/28 リリース)
- mod-conversion で lctr(左コントロール)、rctrl(右コントロール) による拡張修飾を定義できる
- mod-conversion で leftShiftBlocker(交ぜ書きブロッカーの左移動), rightShiftBlocker(同右移動)を呼べるようにした
- mod-conversion で leftShiftMazeStartPos(交ぜ書き開始位置の左移動)、rightShiftMazeStartPos(同右移動)を呼べるようにした
- ただし、左移動については、直前の右移動実行前の状態に戻れるだけであり、それ以前の状態には戻れない (Esc で初期状態に戻る)
- buggy なので、何回も右移動、左移動を繰り返さないこと
- シフトA面とB面を指定する矢印記法 (-Ann>□ と -Bnn>□) をサポート
- シフト面のルートノード内の矢印記法でA/Bなどの明示的なシフトプレフィックスがなければ、シフト面オフセットを加算する
- たとえばシフトA面のブレース内の矢印記法
#shiftA { -24>… }
は 124 を表す - 矢印記法を使っていても、通常面およびシフト面の間の移行が容易になる
- たとえばシフトA面のブレース内の矢印記法
- 矢印束記法(
-*>-nn>
)の導入-
-*>-40>{ "あ", "い", "う", ... }
と書くと、第2打鍵の 40(Space) を固定して、第1打鍵で分散するテーブルの記述が容易になる
-
- SandS による疑似同時打鍵のサポート
-
A, Space+B
という順序で打鍵した場合、A, Space, Shift+B
という打鍵列が生成される - したがって
Shift+A
とA, Space
に同じ文字を割り当てておけば、Space の打鍵順序に関わらず同じ文字が出力される
-
-
#yomiConvert ディレクティブの導入
- 漢字読みファイル、あるいは漢字置換定義ファイルを使って、漢字を読みや別漢字に置換しながらテーブルファイルを読み込める
- たとえば拡張シフト面に「宿」を「しゅく」、「書」を「粛」に置換して読み込むことができる
- 右シフトキーを漢直モードのトグルキーに使用可能
- 設定ダイアログの機能キー設定で、特殊キーを名前で設定できるようにした (nfer や kana など)
- 交ぜ書きで無活用語の接続可能語尾「なら」を「な」に変更
- 「ちゅうちょなく」が変換できなかったため
- 【実験的実装】交ぜ書きで、「ぶんき /分岐/」しか登録がないときに「分き点」でも変換できるようにした
- 漢字で終わる部分までの読みの長さが4文字以下で、末尾漢字列が2文字以下、語幹が2文字以上残って漢字を含む場合のみ、末尾漢字列も語尾扱いにして変換する
-
v1.1.13 (2021/11/13 リリース)
- ストロークテーブルを2つ定義できる
- 拡張修飾キーなどで切り替え可能(たとえば「無変換」や「ひらがな」キー単打)
- 多ストローク漢直テーブルと単ストロークひらがなテーブルの切り替えなどを想定
- 主テーブルと副テーブルとで別々に打鍵ヘルプを設定できる
- 文字数が3文字以下の履歴を表示・選択するモードを追加(1文字履歴ではなく、こちらをデフォルトにした)
- この場合、容易打鍵文字だけからなる候補は含まない
- 容易打鍵文字集合命令として、Include2StrokeChars(2打鍵文字) と IncludeAllStrokeChars(全打鍵文字) を追加
- モード標識表示から、ローマ字/ひながなによる打鍵ガイド表示に移行できる
- 履歴検索で、読み長が5文字以上になって、実際のキーがその途中から始まるケースへの対応
- 「システムエンコーディング」という履歴に対し、「リアルシステムエ」まで入力したときに正しく「システムエンコーディング」が履歴として取得でき、かつ、補完も正しくなる
- 直近履歴からの文字数指定抽出では、文字数が1~3文字の場合は、容易打鍵文字だけからなる語を除外する
- ストロークテーブルを2つ定義できる
-
v1.1.12 (2021/11/6 リリース)
- (拡張も含めて)シフト面における2打鍵めは、シフト打鍵であってもシフト無し打鍵として扱うようにした
- 句読点を含む組合せの場合は、自動部首合成の登録を行わない (「水+、⇒氷」のような場合に「水+、」を自動合成として登録しない)
- 第1打鍵待ち以外の場合は、有効な打鍵以外は無視するようにした
- ただし、第2打鍵以降待ちのときの Enter は 前打鍵文字の出力となる
- 設定ダイアログで、値が変更されたときの「キャンセル」クリックは、設定を元に戻すだけにして、画面はクローズしない
- 仮想鍵盤をマウスでドラッグして移動できるようにした。移動した後は、その位置に一時的に固定する
- 固定を解除するには、仮想鍵盤をマウス左クリックするか、右クリックメニューで「再追従」をクリックする
- 容易打鍵文字だけを含むような交ぜ書き候補は、優先順を下げて表示するようにした
- 従来は、このような候補を出力しないようにしていたが、「さざんか」⇒「山茶花」のようなケースに対応するため
-
v1.1.11 (2021/10/23 リリース)
- SandS有効時に、Space単打で空白を入力しない設定を追加
- ただし、設定時間以内にもう一度Spaceを単打(またはリピート入力)すると空白が入力(またはリピート入力)される
- Ctrl+SPACE で履歴検索を行う設定を無効にしたときに、Nfer+Space でも履歴検索ができなくなっていたバグを修正
- シフト打鍵用の打鍵ヘルプで、下端列にも文字を表示する
- ローマ字テーブル出力では、空白文字を含むエントリを出力しないようにした
- TUT での「"s + Space"⇒☆」のような定義が無視される
- eelll/JS用テーブルの出力機能を実装 (こちらは空白文字を含むエントリも出力する)
- Try-Code テーブルを追加
- SandS有効時に、Space単打で空白を入力しない設定を追加
-
v1.1.10 (2021/10/17 リリース)
- 紅皿など、他のキー変換ツールとの競合解消の設定をダイアログで設定できるようにした
- キー変換を行う拡張修飾キーに対するシフト面が設定されていない場合は、拡張シフトB面を割り当てる
- v1.1.9 では明示的に設定しないとシフト面が割り当てられず、結果的に拡張修飾キーによる変換が機能していなかった
- 拡張修飾キーとSandSの競合による問題を解消した
- SandS有効時でも、「無変換」+Space などで ShiftSpace に相当する漢直コードを発行できるようになった
-
v1.1.9 (2021/10/16 リリース)
- 設定ダイアログで、「設定」ボタンクリックの場合も、各種定義ファイルのリロードを行うようにした (再起動がほぼ不要になった)
- 直前打鍵位置の背景色を変えて仮想鍵盤に表示する(kanchoku.user.ini で showLastStrokeByDiffBackColor=true の場合)
- まあ、プレゼン用の機能かな
- 拡張修飾子による変換候補に ShiftSpace (本来の Shift+Space に変換)を追加
- たとえば「無変換+Space」を Shift+Space に変換する、など
- ShiftA と ShiftB の2つのシフト面を追加
- SandS有効の時は Spaceキーもそれらのシフト面に割り当て可能
- 右Shiftキーもそれらのシフト面に割り当てられるようにした
- デコーダの On/Off 時のシフト面割り当てを個別に変更可能
- たとえば、右Shiftを、デコーダON時は ShiftA 面に割り当て、OFF時は通常シフト面に割り当てる
- シフト打鍵による平仮名⇒片仮名変換に使用するシフト面を選択できるようにした
- 通常シフトでは英大文字を入力し、SandSではカタカナ変換をする、というような割り当てが可能
- テーブルファイルで、各シフト面への文字・機能割り当てをブレース表記で記述できるようにした
- 読みに該当する漢字の打鍵ガイドで、ひらがなによる読み入力を可能にした
- 打鍵ガイドに用いる漢字読みファイルに、交ぜ書き辞書から抽出した読みも追加
- ファイル名を「kanji-yomi.txt」に変更
- 容易打鍵文字だけを含むような交ぜ書き候補は表示しないようにした
- Google 日本語入力にインポートできるローマ字テーブルの出力
- テーブルファイルと部首合成辞書から出力する
- その他細かなバグ修正
-
v1.1.8 (2021/10/2 リリース)
- IME ON/OFF 時に半角/全角キーを2回押さないと有効にならないバグを修正
- 半角/全角キー押下時の KeyDown/KeyUp の処理を修正
- そもそも半角/全角キーはちょっと特殊で、1回押すと vKey=f3がUp, vKey=f4 が Down になり、もう一回押すと f3:up, f4:down になる
- NumLock 状態で MS IME を ON にすると、← キーで 4 が出る問題を修正
- NumLock の影響を受けるキー(Ins,Del,Home,End,PgUp,PgDn,←↑→↓)を SendInput するときは KEYEVENTF_EXTENDEDKEY が必要
- やまぶきRとの競合を解消
- やまぶきRは、スキャンコードに 0x7f を入れて送ってくる
- やまぶきRは、スキャンコードが 1~0x7d になっていないコードは無視するっぽい
- ということで、こちらはスキャンコードが 0 または 0x7f だったら無視することにした
- コンテキストメニューに「設定の再読込」を追加
- テーブルファイルも再読み込みされる
- その他いくつかの細かいバグ修正
- IME ON/OFF 時に半角/全角キーを2回押さないと有効にならないバグを修正
-
v1.1.7 (2021/9/25 リリース)
- ローマ字で読みを入力すると、その読みを持つ文字の打鍵ガイドを表示する機能を実装
- 大文字ローマ字の場合は即座に打鍵ガイドを表示するモード
- 小文字ローマ字でも打鍵ガイドを表示するモード
- MS IME などをON/OFFするときに「半角/全角」キーを2回押す必要があったバグを修正
- テーブルのファイルのパージングで、「@B」のような機能標識の後のセルが空白だったときに、それを飛ばしてしまう(1つずれる)バグを修正
- G-Code がちゃんと打てるようになった
- 末尾文字に対する部首合成ヘルプを表示するコマンド呼び出しを追加 (BushuCompHelp)
- mod-conversion.txt などに記述することで修飾キーによる呼び出しができる
- ローマ字で読みを入力すると、その読みを持つ文字の打鍵ガイドを表示する機能を実装
-
v1.1.6 (2021/9/19 リリース)
- 機能修飾キーによるコード変換で、ModeToggle や FullEscape などの特殊機能も呼び出せるようにした
- vc_redist.x86.exe を同梱しない
-
v1.1.5 (2021/9/19 リリース)
- キーボードファイルにより、機能キーに対する仮想キーコードの定義を書けるようにした
-
v1.1.4 (2021/9/18 リリース)
- 各種修飾キー(Caps,英数,無変換,変換,かな)によるコード変換を実装
- 定義ファイルによる設定方式を採用
- Ctrl や Shiftによる修飾も併用可能
- 漢直 OFF の時も SandS を有効にできるようにした
- 仮想鍵盤の固定表示位置を設定できるようにした
- WindowClassNameごとの設定も可能
- 各種修飾キー(Caps,英数,無変換,変換,かな)によるコード変換を実装
-
v1.1.3 (2021/9/12 リリース)
- 自動部首合成のサポート
- 一度部首合成を実行した文字の組み合わせは、次の入力からは自動で部首合成する
- 交ぜ書きの変換形が変わらない場合には、強制的に変換開始位置を移動して再変換
- 「国民のげんしゅくな」を変換すると先頭の「国民の」を読みとして同形の「国民の」が変換結果となってしまうが、この場合は変換開始位置を「国民の」の後に移動して再変換を実行することにより、「国民の厳粛な」が得られる
- 交ぜ書き開始位置もミニバッファに縦棒で示すようにした
- 自動部首合成のサポート
-
v1.1.2 (2021/8/28 リリース)
- stroke-help.txt に shiftKeyCharsPosition を記述すると、シフト打鍵された文字をストローク位置に表示するようにした
- SandS のサポート
- ダイアログで有効にするかどうかを設定できる
- Ctrlキーを押しているときはSandSが無効になる(例: Ctrl+Space+H は Ctrl-H と解釈される)
- 交ぜ書き変換したら、末尾にカタカナ変換用のひらがな採取ブロッカーを置く
- 語尾のある交ぜ書き変換をした後に、何かひらがなを入力して一括カタカナ変換した場合などへの対処
-
v1.1.1 (2021/8/22 リリース)
- テーブルファイルの矢印記法でも S40 や X7 などの拡張表記を使えるようにした
- Esc、Tab、Enter 等、その他の特殊キーに対するCtrlキー変換を設定できるようにした
- 設定ダイアログにないものは、直接、kanchoku.user.ini に記述する
- 交ぜ書き変換における、無活用語に対する最大語尾長の設定を廃止(活用語と同じ処理にした)
- 無活用語に接続できる語尾を、格助詞(が、を等)、係助詞(は、も等)、副助詞(こそ、さえ等)の代表的なものに制限した。
- 無活用語の後に接続できない文字がくると無活用語の変換に失敗するので、その場合は、無活用語単独で変換してください。
- 交ぜ書きのダイレクト再変換(縦列鍵盤を表示せずに直接第1候補を出力)は、末尾にブロッカーがある場合だけとする
- 変換結果の末尾に交ぜ書き読みのブロッカーを置くか、変換結果の語幹+活用語尾の後に交ぜ書き読みのブロッカーを置くかを選択できるようにした
- 前者の設定は、全体が変換の対象となるイメージで、ダイレクト再変換が可能
- 後者に設定すると、「ぜんりょくをあげて」⇒「全力をあげて」⇒「全力を上げて」と続けて変換できる。ダイレクト再変換はできないが、Esc で元に戻すことは可能。
- 前項を後者に設定している場合、変換形+(活用)語尾以降の末尾文字列を、その長さによって語尾に含めるかどうかを設定できるようにした
- この設定を「2」にすると、「ぜんりょくをあげ」は「全力をあげ|」のようになる
- 交ぜ書き変換後、"<" と ">" で交ぜ書きブロッカー位置を左右にシフトできるようになった
- 例:「だいひょうしていあんする」⇒「代表して|いあんする」⇒"<"⇒「代表し|ていあんする」⇒「代表し|提案する」
- 交ぜ書き変換後、">" で交ぜ書き変換開始位置を右にシフトできるようになった(設定ダイアログでONにした場合)
- 例:「だいひょうししつもんする」⇒「代表|ししつもんする」⇒「代表|資質もんする」⇒">"「代表|し質問する」
- 交ぜ書きブロッカーの右移動よりも優先される
- 設定ダイアログでOFFにした場合でも、ブロッカーが右端にあれば変換開始位置の右移動になる
- 交ぜ書きで、複数の変換候補からどれかを選択した場合、その読みと変換形の組を優先辞書に登録するようにした
- 優先辞書は、*.prim.dic という名前になる
- ユーザー辞書は、純粋にユーザーが新しいエントリを登録するための辞書になった
- 従来のユーザー辞書をそのまま使用することもできるが、過去の変換形選択による不要なエントリが気になる場合は、エディタなどで削除するとよい
-
v1.1.0 (2021/8/9 リリース)
- キーボードイベントの取得をホットキー方式から全面的にフック方式に変更
- 半角カタカナから全角カタカナへの変換もサポート
- 一括カタカナ置換をカタカナ文字列に適用するとひらがなに変換するようにした
- 履歴検索
- キーから始まる最短候補を、少なくとも2番目には表示する
- 履歴検索&選択用のショートカットが設定できるようなった
- 履歴候補を横列表示する際の最大候補数を設定できるようにした
- 交ぜ書き
- 「経い」が「経」に変換されてしまう不具合を修正。(読みの先頭部が変換形と一致したものは除外する)
- 従来の Shift+Space による交ぜ書き変換呼び出しは、「機能キー割当」で「交ぜ書き変換」に「S40」を設定するように変更された
- 「半/全」、「CapsLock」、「英数」、「無変換」、「変換」および「ひらがな」の特殊キーに機能呼び出しを割り当てられるようになった
- 「ひらがな」キーで「カタカナ」モードに入るなど
- BackSpaceや矢印キーなどの特殊キーに変換するCtrlキー割り当てが設定できるようになった
- kw-uni.dll の実行に必要な環境をインストールするための VC_redist.x86.exe を同梱した
- 履歴検索や交ぜ書きの際の文字列採取ブロッカー設定機能の呼び出しを、ストローク文字に割り当てられるようにした
- 機能マーカーは "bs"。テーブルファイルに記述する際は @bs と書けばよい
- 設定ダイアログの「機能キー割当」でも設定可能
-
v1.0.7 (2021/8/1 リリース)
- 交ぜ書き変換の第1候補でそのまま出力文字列を置換できるようにした(設定ダイアログで設定)
- 置換後、再度交ぜ書き変換すると、複数候補があれば縦列鍵盤表示となる(交ぜ書き変換を第1打鍵に割り当てている場合)
- 置換後、Esc で変換前の状態に戻せる
- 元に戻した直後に交ぜ書き変換を行うと、縦列鍵盤表示になる
- 交ぜ書き変換で、読み語幹が変換形と一致したものは除外(「代表しゃ」が「代表/する」の語幹+「し」にマッチするケース)
- つまり、「だいひょうしゃ」⇒「代表しゃ」⇒「代表者」と続けて変換できるようになった
- ただし、第1打鍵に交ぜ書き変換を割り当てていると再変換になってしまうので、何か打鍵してそれを取り消すなどの操作を入れる必要がある
- 交ぜ書き変換で、末尾の句読点も語尾扱いとする(読みに含める)
- 履歴検索の結果のブロッカーは、交ぜ書きのブロッカーになる
- 文字送出方式を WM_CHAR から SendInput に変更
- これにより、後置式の課題であった、BS送出後の Wait が不要になった(ように思える)
- なぜか Google 日本語入力が送出した UNICODE文字を受け付けるようになった
- 送出文字列末尾の全角カタカナ文字列を半角カタカナに変換する機能を追加(@h)
- 交ぜ書き変換の第1候補でそのまま出力文字列を置換できるようにした(設定ダイアログで設定)
-
v1.0.6 (2021/7/25 リリース)
- 開発者用の設定がONになっているときは、漢直モードのON/OFFを3回繰り返したら、ミニバッファに警告を出す
- でも色を変えてやらないと見過ごされそう
- テーブルファイルの矢印記法をサポート("S" によるシフト形式は未実装)
- テーブルファイルでの #include をサポート
- #include で第2打鍵以降のレベルに読み込んだ defguide を画面に表示するようにした
- 設定ダイアログで、 Shift-Space で交ぜ書き変換するかを選択できるようにした
- 履歴検索の縦列鍵盤表示時に、上下矢印キー「↑↓」で候補文字数を選択できるようにした
- 文字数指定自体は以前から可能だった
- kwmaze.ipa.dic の形容動詞が無活用扱いになっていたので、「の」型形容動詞に変更
- mecab-ipadic では、形容動詞の「な」型、「の」型の区別がなかったため
- KanchokuWS においては、接続可能な語尾のバリエーションでは「の」型は「な」型を包含しています
- 交ぜ書き変換において、無活用語でも「が」「を」「に」などの助詞や「だ」「な」などの copula が後接できるようにした
- ただし無活用語の語尾は2文字までに制限
- これらの改善により、登録ダイアログの「履歴・交ぜ書き・他」タブ-「交ぜ書き変換」の「語尾の最大長」は「5」くらいに設定してもあまり問題が発生しなくなった
- Ctrl-Space によ手動履歴検索において、ひらがなの場合は末尾が2文字以上でないと検索しないようにした
- 例:「おはようございます」「お願いいたします」が登録されているとき「お」だけでは検索しない
- Wikipedia交ぜ書き辞書を右クリックのサブメニューから読み込めるようにした
- ちょっと試しで「*駅」を交ぜ書き変換してみてください。「鉄」な方々の愛が実感できます。
- 開発者用の設定がONになっているときは、漢直モードのON/OFFを3回繰り返したら、ミニバッファに警告を出す