setup_ermineJ - nibb-gitc/gitc2020jun-rnaseq GitHub Wiki

ErmineJの実行にはお使いのマシンにJava Runtime Environmenがインストールされている必要があります。 macOSおよびwindowsでのermineJの環境構築・利用方法をまとめました。

macOS の場合:

  • ErmineJのHP から、WebStart でErmineJを起動する。(Run ermineJ now with WebstartセクションのClick "here" をクリック; セキュリティ等の理由で自動で起動しない場合は、Controlキーを押しながら起動。)

  • 上記の方法で起動しない場合。HPからMac用のアプリケーションをダウンロードし、インストールする。ダブルクリックして起動。セキュリティ等の理由でOS側から起動が拒絶される場合は、Controlキーを押しながら起動。

MacOS + OpenJDK最新版 を使っていて、ErmineJ が「JRELoadError」で起動しない場合、

  1. ErmineJのHP から、Generic bundle をダウンロードして解凍
  2. ターミナルで、export ERMINEJ_HOME=/your_path/ermineJ-3.1.2your_path はお手元のermineJ-3.1.2を解凍したパスに読み替えてください)
  3. export JAVA_HOME=/your_path_openjdk/jdk-14.0.1.jdk/Contents/Home
  4. bash ${ERMINEJ_HOME}/bin/ermineJ.sh -G
    • export で行った環境設定は、ログアウト(再起動)すると無効になる。恒常的に設定する場合は、.bash_profile 内に記述すること

OpenJDKを入れた覚えがないが、ErmineJ が「JRELoadError」で起動しない場合、

  1. ErmineJのHP から、Generic bundle をダウンロードして解凍
  2. ターミナルで、export ERMINEJ_HOME=/your_path/ermineJ-3.1.2your_path はお手元のermineJ-3.1.2を解凍したパスに読み替えてください)
  3. java.com または、oracle.com から Java をダウンロードしてインストール(ライセンス形態を必ず確認してください)
  4. ターミナルで /usr/libexec/java_home を実行し、表示されたディレクトリを JAVA_HOME として設定する ↓
  5. export JAVA_HOME=/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk-14.0.1.jdk/Contents/Home
  6. bash ${ERMINEJ_HOME}/bin/ermineJ.sh -G
    • export で行った環境設定は、ログアウト(再起動)すると無効になる。恒常的に設定する場合は、.bash_profile 内に記述すること

Windows の場合:

ファイル準備

  1. https://erminej.msl.ubc.ca/download/ からWindows用インストーラーをダウンロード。
  2. http://jdk.java.net から、 JDK14 を選択し、windows/x64 のzipファイルをダウンロード。

解凍・インストール

  1. 1)でDLしたファイルを実行。インストーラーが走るので、任意のパスにインストール。このパスは後で使用する。(例: c:¥Program Files(x86)¥ermineJ )
  2. 2)でDLしたファイルを解凍。フォルダごとc:に移動する。このパスは後で使用する。(例: c:¥jdk-14.0.1)

この段階ではまだermineJを起動することはできません。

環境変数の変更

  1. 「スタート」-「設定」を開く。
  2. 上部の検索窓から「環境変数」と入力し、「環境変数を編集」を選ぶ。
  3. ユーザー環境変数を以下のように追加する。
  • 新規の変数として変数名 ERMIMEJ_HOME を作成し、変数値として 3)でインストールしたフォルダパスを指定する。「ディレクトリの参照...」で選択しても良い。

  • 新規の変数として変数名 JAVA_HOME を作成し、変数値として 4)で移動したフォルダパスを指定する。「ディレクトリの参照...」で選択しても良い。

  1. ユーザー環境変数の "Path" を選択し、「編集...」を押す。いくつかすでに設定されている変数値が出てくるが、「新規」を押して以下2つを追加する。
  • %ERMIMEJ_HOME%¥bin

  • %JAVA_HOME%¥bin

  1. OKを押して設定を上書きする。

  2. ErmineJを実行する。ErmineJのウィンドウが出ればOK。