Pixy2.1使用に関する注意 - nearfactory/2024-TOINIOT2 GitHub Wiki
Pixy2 / Pixy2.1 の設定用のアプリケーションの使い方について解説していく
ダウンロードは ココから
Pixyを接続していないときは下のような灰色の画面が表示されるはず
ここでPixyを接続すると下のようにPixyカメラの映像がライブで見ることができるようになる
この状態で、上部のメニューバーから歯車のマークで表示されている Configure Parameters
をクリックすると設定ウィンドウが開く
セットしたSignature
のしきい値範囲などを設定するタブ
値が大きいほど、そのSignature
と認識する色範囲が広いため、値を大きくしすぎると画面全部がそのSignature
と認識されてしまうため注意する
また、一番下のCamera brightness
はカメラの明るさを変更できる
試合会場の環境光の強さによって値を変更する必要があるため注意すること
カメラでの色認識にあたり、詳細な設定をするタブ
Max blocks
は基本的に最大値=100
でいいが、Max blocks per signature
の値は必ず確認しておくこと
この値を変更することで、「各Signature
あたりいくつのブロックを見ることができるか」を設定することができる
もしこれを1にした場合、各Signature
の最も広い面積の部分だけが認識され、他の部分は無視される、というようなことになる
LED brightness
はPixy本体についているSMDのLEDの明るさを調整する値
車検前には必ず0にしておくこと。発光部品として車検に引っかかってしまう可能性が高い
カメラのカメラとしての機能に関する設定タブ
Auto ~
は基本的にすべてチェックを外すこと
自動明るさ調整などを入れておくと、試合中にカメラの認識する明るさが変わってしまい、色認識がうまくいかなくなってしまうため、オフにしておくのが望ましい
ただしAuto White Balance on power-up
に関してはチェックを入れておいた方がいい (気がする)
これは電源投入時のみのホワイトバランス調整なので、試合中に変更されてしまう恐れがないため、色認識のしやすさのためにもオンにしておいた方がいい (気がする)
Data out port
でカメラとの通信方法を選択することができる
Arduino系列マイコンとの標準接続方法はSPI通信(SSなし)であるが、他にもSPI(SSあり)、I2C、UARTなどが使用可能である
使用する接続方法を確認して、必ず接続前に設定を変更しておくこと
この設定を忘れていたために接続ができないというミスが起こりやすい!!
もしも
Interface
タブが表示されていなかったら
カメラのファームウェアが「LEGO用」になっている可能性が高い
その場合はココからPixy2 general firmware
をダウンロードして、ファームウェアの焼き直しを行うべし
やり方はココを参照のこと
OK
またはApply
をクリックするとエラーメッセージが表示されるとき
最上部のPixyMon Parameters (saved on computer)
タブを開き、Document folder
を指定しなおす
フォルダ名の文字化けが原因で発生するエラーであるため、再度設定しなおしたら案外すんなりいける
接続はUSBケーブルかフラットケーブルかのどちらか一方でおこなうこと!
両方接続すると、最悪の場合、Pixyの内部で電源どうしの衝突が起こり、Pixyの恒久的な損傷となってしまう