Spring Boot - mtnori/tips GitHub Wiki
Spring Boot特徴
- Spring Boot登場前は、Spring webとSpring DIと・・・といったように、
使用するSpring Frameworkライブラリを選定し、それぞれの設定ファイルを書く必要があった。
Spring Bootは設定ファイルを書かなくても、最初から良い感じにやってくれる。
- Tomcatを内蔵しているFat jarファイルを作成し、ファイル単独で起動することができる。
つまり、デプロイする仕組みを単純化することができるし、サーバにTomcatをインストールする必要もない。
- GradleかMavenで依存関係を解決する。
ことはじめ
- 依存関係解決のためのファイルを作るのは面倒だし、それは目的ではないので、
Spring公式が用意している雛形を作るサイトSpring Initializr(https://start.spring.io/)を使った方がいい。
- Maven、またはGradleがあれば、エディタは何でも構わないが以下のものを推奨する。
- Eclipse Spring Toolプラグインを別途インストールした方がいい。
- Spring Tool Suite(https://spring.io/tools3/sts.)
Springが提供している統合開発環境。Eclipseのカスタマイズ版。
Javaの場合は基本的にこれを使うと良いと思う。
- IntelliJ IDEA(https://www.jetbrains.com/idea/)
JetBrains社の有償の統合開発環境。Ultimate版は有償だが、無償のCommunity版が存在する。
Communitiy版はJavaEE環境をサポートしていないので、サーブレットを扱うことができないし、
自前でSpringプロジェクトを作ることができない。・・・が、Spring BootならばTomcat内蔵かつ、
前述したSpring Initializrを使う抜け道があるので、このIDEを利用することができる。
なお、開発言語でJavaではなく、Kotlinを使用する場合、絶対にIntelliJ IDEAを使うべき。
KotlinはJetBrains社の開発言語なので、とても相性が良いし、ほかのIDEのKotlinプラグインは不安定なため。