ふかうら王のお勧めエンジン設定 - mizar/YaneuraOu GitHub Wiki

ふかうら王のお勧めエンジン設定

各々のエンジンオプションの説明については、

を参考にしてください。

各GPUの設定

  • DNN_Model1 ~ 16
  • DNN_Batch_Size1 ~ 16

各GPU用のDNNモデル名(評価関数ファイルの名前)と、そのGPU用のUCT探索のスレッド数と、そのGPUに一度に何個の局面をまとめて評価(推論)を行わせるのかの設定です。GPUは最大で16基まで扱えます。

DNN_Batch_Size1~16 は、通常時の推奨128 , 検討の時は推奨256。

その他のエンジンオプションの推奨値

  • NetworkDelay, NetworkDelay2
    • 👉 それぞれ300,1300ぐらいで。
    • より正確にチューニングするなら、DebugMessageを使って調べると良い。
  • UCT_NodeLimit
    • 👉 デフォルト値で。
  • LeafDfpnNodesLimit
    • leaf node(探索の末端の局面)でdf-pn詰みルーチンを呼び出す時のノード数上限。default 50。50でだいたい3~5手詰め相当。
    • 👉 デフォルト値で。
  • EvalDir dlshogiではサポートされていないが、やねうら王は、EvalDirにあるモデルファイルを読み込むようになっている。
    • 👉 デフォルト値にしておき、評価関数モデル(ファイル)は"eval"というフォルダに配置する。
  • RootMateSearchNodesLimit
    • root node(探索開始局面)でのdf-pnによる詰み探索を行う時の調べるノード(局面)数
    • 👉 デフォルト値で良いが、持時間が長ければ少し増やしても。
  • Eval_Coef
    • 👉 デフォルト値で。
  • 以下の7パラメーターはdlshogiと同じ意味なのでdlshogiの設定に倣うべき。これらは探索パラメーターで、評価関数モデルごとに最適値は異なります。評価関数モデルに
    • C_fpu_reduction
    • C_fpu_reduction_root
    • C_init
    • C_base
    • C_init_root
    • C_base_root
    • Softmax_Temperature ⚠ dlshogiは100分率、ふかうら王は1000分率で指定するので注意。
    • 💡 評価関数モデルを配布する時に、配布する人が、eval_options.txtを配布してくれていて、それによって自動的に設定できるかも知れません。
    • 👉 わからなければデフォルト値で。