pdf-by-text について

このプログラムは、windows, mac, linux上で動く実行プログラムです。

どんな言語、例えば Nodejsなど、テキストファイルを作成可能で、子プロセスで当プログラムを実行出来るものであれば、連携して複雑なPDFを作成可能です。　

このプログラムは github.com/signintech/gopdf を pdf作成に利用しています。

下記単純なレポートを作成するテキストファイルの最初の部分は下記の通りです。

各エレメントは、タブ(\t)で、区切らなければなりません。

P	mm	A4	L
F	IPAexG		14
C1	50.00	15.00	Sales Report
F	IPAexG		12
C1	240.00	20.00	page
C1	260.00	20.00	1
C1	15.00	23.00	D No
C1	30.00	23.00	Dept
C1	60.00	23.00	Order
C1	90.00	23.00	Stock
C1	120.00	23.00	Name
CR	135.00	23.00	25.00	Unit Price
CR	160.00	23.00	20.00	Qty
CR	190.00	23.00	20.00	Amount

単純なレポートのサンプル
text pdf

中程度のレポートのサンプル

text pdf

複雑なレポートのサンプル

text pdf

text pdf

プログラムの実行

pdf-by-text(.exe) -f fontfile -o outputfile -e encoding inputfile

-f -o -e は省略可能 fontfile の省略値は font.yml
outputfile の省略値は inputfile のファイル拡張子を pdf に変えたものです。
encoding d の省略値は UTF8. ShiftJIS, EUCJPが使えます。　　

ダウンロード

windows 386
windows amd64
mac 386
mac amd64
linux 386
linux amd64

概要

• PDFを描画する簡単なコマンド
• mm(ミリメートル), pt(ポイント) and in(インチ)の単位をサポート
• Line でグレーの網掛けをすることが出来ます。

フォントファイルのサンプル

-
  name:IPAexG
  file:ttf\ipaexg.ttf
-
  name:MPBOLD
  file:ttf\mplus-1p-bold.ttf

描画コマンド

各エレメントは、タブ(\t)で、区切らなければなりません。

• ページ設定

• 定義済のページサイズ
  A {unit} {size} {orientation}
  //unit mm(ミリメートル), pt(ポイント) and in(インチ)
  //size A4、 LTR
  //orientation P(portrate)、 L(Landscape)

• ページサイズの指定
  A1 {unit} {width} {height}

• 改ページ
  NP

• フォント関連設定

• フォント F {fontname} {size} {style}
  //style U for underline

• 色 TC {red} {green} {blue}
  //color 255 - 0

• グレースケール GF {scale}
  // scale 100 - 0

• 文字の描画

• 通常の文字 C1 {x} {y} {content}

• 右寄せの文字 CR {x} {y} {width} {content}

• 線の描画

• 線の種類の設定 LT {linetype} {width}
  //lineType "dashed" ,"dotted","straight" ""は、"straight"

• グレースケール
  GS {scale}
  // scale 100 - 0

• 水平線 LH {x1} {y} {x2}

• 垂直線 LV {x} {y1} {y2}

• 任意の角度の線
  L {x1} {y1} {x2} {y2}

• 図形描画

  • 四角形 R {x1} {y1} {x2} {y2}
  • 円、楕円 O {x1} {y1} {x2} {y2}

• イメージの埋め込み I {path} {x1} {y1} {x2} {y2}

制約

• フォントスタイルとして、 B(bold)、I(italic)は使用できない。
• 線、四角形、楕円は、黒色かグレーのみ。
• イメージファイルの形式は、 jpeg のみ。