標準のリードテーブルでライブラリを読み込む - lisp-cookbook-ja/common-lisp GitHub Wiki

load や compile-file では、実行した環境の readtable を引き継ぎますので、リードテーブルをカスタマイズして標準から変更している場合、意図しないリーダーマクロの衝突を引き起す可能性があります。

回避策は幾つかありますが、下記のように raadtable を標準の状態に束縛して読み込むことで回避することが可能です。

;;; load
(let ((*readtable* (copy-readtable nil)))
  (load "foo.lisp"))

;;; asdf:load-op
(let ((*readtable* (copy-readtable nil)))
  (asdf:oos 'asdf:load-op :foo))

;;; quickload
(let ((*readtable* (copy-readtable nil)))
  (ql:quickload :foo))

;;; etc

参照

一時的にリードテーブルを変更して読み込む