リストを定義する - lisp-cookbook-ja/common-lisp GitHub Wiki
リストを定義する
Common Lisp のプログラムはリストです。 プログラムのリストとデータのリストを区別するため、データのリストは quote する必要があり、quoteで定義された式は定数とみなされます。
(quote (1 2 3))
quote には標準で「'」というリーダーマクロが定義されていますので略記として「'」を使うことができます。
'(1 2 3)
「`」バッククオート を使うとリスト内に式を含むことができます。 「,」コンマ は式を一つ取り、式の結果がリスト内の要素になります。 「,@」コンマアットマーク はリストを返す式を一つ取り、式の結果をリスト内に展開します。
`(1 2 ,(+ 1 2) 4 5)
;=> (1 2 3 4 5)
`(1 2 ,@(list 3 4 5) 6 7 8)
;=> (1 2 3 4 5 6 7 8)
`(1 2 ,@(list 3 4 5) 6 7 8)
;=> (1 2 3 4 5 6 7 8)