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国際会議NTCIR QA Labや「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトでは、日本の大学入学試験問題の世界史科目大学入試センター試験及び東京大学二次試験問題を解く計算機プログラムの研究が行われています。
QA Labは、日本国の国立情報学研究所が主催する情報アクセス技術の評価型国際的ワークショップNTCIRのタスクとして、実世界質問応答技術の構築を目指しています。 2013年9月のNTCIR-11 Kick-Off EVENTでパイロットタスクとして開始し、世界史の大学入試問題のセンター試験と二次試験問題(東京大学、京都大学、北海道大学)を題材に、2014年12月のNTCIR-11会議までの間に2回Formal Runを行い、世界中から2回目は9チームが参加しました。 NTCIR-12でもパイロットタスクとして引き続きQA Lab-2が開催され、前回と同様に世界史の大学入試問題のセンター試験と二次試験問題(東京大学、京都大学、北海道大学)を題材に、2016年6月のNTCIR-12会議までの間に3回Formal Runを行い、世界中から12チームが参加しました。 NTCIR-13ではコアタスクとして引き続きQA Lab-3が開始され、世界史の大学入試問題のセンター試験と論述問題(東京大学)を題材に、2017年12月のNTCIR-13会議までに2回Formal Runを行います。
既に終了したQA LabやQA Lab-2について知りたい方は、次のoverview paperをお読みください。
現在行われているQA Lab-3に興味がある方は、次のWebsiteをお読みください。
Website
2016年までに大学入試センター試験で高得点を取り,2021年までに東京大学二次試験問題に対し合格レベルの得点を獲得することを目標としいる。挑戦されている大学入試センター試験の科目は世界史だけではなく、数学、英語、国語、物理、日本史と幅広く、二次試験問題の科目は世界史と数学である。年に一度、予備校の模擬試験を参加チームのシステムが解き、成果報告会で結果が発表されている。日本国内の多くの大学や企業が参加し、マスメディアにも多方で取り上げられている。
詳しく知りたい方は、下記の論文とWebsiteをお読みください。
新井紀子, 松崎拓也. ロボットは東大に入れるか?-国立情報学研究所「人工頭脳」プロジェクト. 人工知能学会論文誌, (2012).