console_error_panic_hookについて - kossy0701/walk-the-dog GitHub Wiki

入門

[dev-dependencies]
console_error_panic_hook = "0.1.7"
// プログラムの初期化部分で一度だけcallすればOK
console_error_panic_hook::set_once();

解説(ChatGPT)

Rustのpanicが発生した際に、そのエラー情報をWebのコンソールにログとして出力するためのフック(hook)を設定することです。

WebAssembly (wasm) を使用してブラウザ上でRustのコードを実行する際、デフォルトではRustのpanicはブラウザのコンソールにはっきりとは表示されません。 この状態では、何が原因でパニックが起きたのかを特定するのが難しくなる可能性があります。

console_error_panic_hookクレートを使うことで、この問題を解消することができます。 具体的には、set_once()メソッドを呼び出すことで、panic時にブラウザのコンソールにエラー情報が出力されるようになります。

使用方法は非常にシンプルで、プログラムの初期化部分やエントリポイントで1回だけset_once()を呼び出すだけです。 一度設定すると、以後の全てのpanicに対して、詳細なエラー情報がコンソールに表示されるようになります。