アンチハラスメントポリシーについて(tochikuji) - kosenconf-2015-tokyo/kosenconf GitHub Wiki
アンチハラスメントポリシー
方向性
カンファレンス運営上、特に発表者に対するアンチハラスメントの注意喚起
- 不要なトラブルを防ぐためにもポリシーの策定は必要
- ただRuby会議のアンチハラスメントポリシーみたいにあんまりお硬くしたくはない → 発表の自由さを失いたくはない
- いずれにせよそうした「ポリシーを掲げている」という事実はあってbetterな気がする
書いてて思ったことは、要不要をさておいて、詳しく・厳密で決めるべきではないのかも
やはり自由な雰囲気が(個人的に思う)KCの魅力であるし、大まかな(例えばテンプレみたいな)
旗を掲げて、事前チェックと(どうしてもまずい時の)Interruptionを行うのがよいのでは??
想定されるトラブルの例
過剰に倒錯的な内容
個人の性的指向、過剰なオタク趣味的内容を含む講演 e.g.) あずにゃんぺろぺろの例とか
直接的でなくとも表現を不快に感じる人がいる
組織・企業に対する批判的な内容
所属企業の愚痴、「〜〜社の○○は使いにくくてクソ!」とか
ありきたりなLTネタではあるが発表の場においては問題になりかねない
少なくともこの場では不適切か?
特定の人物いじりなど
特定人物(非著名人)についての発表
個人間での了承があっても文句をいう人はいそう ⇒ 差別問題に対するアナロジー
ときおり、クリティカルな個人情報を含みかねない
著作物をネタにした発表
アニメキャプ絵のスライドでの使用とか
配信を行う際に問題になることがある→ どこかのカンファで発表者がアニメを流し始めて配信が止まった例があった気がする
- どこまでがOK?
写真撮影・非公開発表のSNSへの投稿
写真撮影については「赤紐」制度がある? ⇒ 過去のトラブルの例は?
未公開発表がツイートされてしまう例はちらほら → 重大なトラブルとなった例はあまり見たことがないが その旨司会側などでしっかりアナウンスしてもよいかも
対策
発表スライド・概要によるフィルタリング
予め講演者に発表スライド・発表概要を提出させその時点でRejectあるいは修正を促す。
発表者が本番の1週間前ぐらいには内容、スライドまで完成させていなければならない
⇒ また徹底さを課すならばそこからスライドの修正等できない
スライドが存在しないような発表の時どうする?一言一句記述させるのか?
自由にやらせる
検閲なしで好き勝手やらせる、ただし問題があれば否応なしに止める
万が一止まった時大変そう、またポリシーをかなり明確に記述しないと内容を萎縮させてしまうかもしれない
草案
http://regional.rubykaigi.org/kana01/anti_harassment.html
のようにテンプレ的内容にするか、オリジナルの具体的な内容にするか
一般参加者向け(公式Wiki掲載分)
高専カンファレンス100 in 東京では、参加者の皆さんに不快な思いをすることなく過ごしていただけるよう、 本会の運営にあたって一般的なモラルに基づくいくつかのルールを定めます。
私達は本会において一切のハラスメント行為を容認しません。 ハラスメントとは当人の意図には関係なく、第三者を不快にさせたり、尊厳を傷つけたりすることを指します。 皆さんの行動に対し、第三者がどのように感じ、それについてどのように考えるかは個人により異なります。 最低限のモラルを順守し、第三者の視点に立った言動を心がけてください。
とくに講演者の皆さんは、本会において参加者の方々の注目を一手に集め、その時々の発言には大きな影響力があります。 講演内容に関しては十分に考え、その発表によって誰かに不利益を与えることがないよう、十分に注意してください。
ハラスメント行為の一例としては、以下のようなものがあげられます。
- 性別、性的指向、障碍の有無、外見、身体の大きさ、人種、宗教に関連した攻撃的な発言
- 脅迫、ストーキング、つきまとい、不適切な接触、いやがらせ行為
- トークやイベントに対する意図的な妨害行為
- 画像の掲示を含む望まれない性的な演出、注意を引きつける行為
- 撮影NGとなっている参加者の写真をTwitterやFacebookなどのSNS上に公開すること
これら規則に違反した参加者に対して、主催者は注意、出入り禁止などの対応をする可能性があります。もしハラスメント行為を受けた・発見した場合はすぐにスタッフまでご連絡ください。
発表者向け(事前通知メールの文言)
発表者の皆様へ。
高専カンファレンス100実行委員会です。
この度は本会での登壇希望ありがとうございます。
発表に際して、登壇者の皆様への注意事項をお伝えします。
本会では不要なトラブルを未然に回避し、参加者の皆様にとってより良い開催となるよう
参加者に対して順守していただきたい、アンチハラスメントポリシーを定めております。
(ここに公式Wiki アンチハラスメントポリシーのページのURLが入る)
特に登壇者の皆様には、発表に際してその内容が大きな影響力を持つ以上
発表内容についていくつか注意していただきたいポイントがあります。
円滑な会の進行のために、これらについて留意していただけますようご協力お願いします。
(1) 過剰に倒錯的な発表内容を避ける
特定の事柄についての強い情愛を示されるのは結構ですが、度を超えたそれは不快に感じられる方もいらっしゃいます。程度をわきまえた進行をお願いします。
(2) 特定の企業・ものごとに関する感情的な批判的内容を避ける
公共の場において頭ごなしに物事を批判することは、しばしばトラブルの元となります。
(3) 個人情報・機密事項の取扱いについて
発表においては多くの方々に情報が発信されます。その場における個人情報・機密事項の許可ない公開などは大きな影響を及ぼします。こうした情報の取り扱いについては特に注意してください。
(4) 著作物の取り扱いについて
発表スライドにおける他人の著作物(映像・文章など)の使用について、留意してください。
また上記の他にも先に上げたアンチハラスメントポリシーに抵触する内容は避けてください。
スタッフが発表内容について、問題があると判断した場合、発表中でも警告を行ったり、場合によっては発表を中止させていただくことがあります。 予めご了承ください。
長くなりましたが、つまるところ「他人の立場に立った、常識的な」発表を心がけてください。
ご協力のほどよろしくお願いします。