Devin Summary - kocya-dev/note GitHub Wiki

Summary

  • 機能
    • Slackの対話指示 / Devin IDEからの指示 / Devin側のVSCodeからの直接指示
    • (Team以上)API ※GitHub Actionsからdevinにレビュー指示を出すなど
    • Playbook (プロンプト集)
    • Claude Sonnet 3.7統合
    • Devin Search コード検索機能
    • Devin's Wiki リポジトリ解析のためのwiki作成
    • ユーザーの承認を待つモードも搭載、暴走防止
    • オンボーディング機能 Devinの仮想マシンのスナップショット作成
    • Enterprise
      • VPCへのデプロイやSSO等にも対応
      • Multi Devin, DevinがDevinを起動してタスクの分解・並列化が可能
    • Teamsプラン以上では投入データが学習に利用されることを無効化することができる
  • 料金体系
    • EnterpriseやTeamプラン(500$/Month)に加えてCoreプラン(20$~)が完全重量課金制プランとして利用可能 20$~のプランは2.25$/ACUと、通常の2$/ACUに比べて僅かにコスパ悪い
    • 参考: 1ACU = 約15分作業時間 シンプルなフロントエンドのバグ修正で1件5-15分かかるとの報告あり。
  • 競合
    • Cosine社Genie, Amazon Code Droid, OSS Devika / OpenDevinなど
  • アシスタントAIとの違い
    • クラウド上の環境で自律動作するため、利用者のローカル環境を使わずに済む
    • (現時点では)修正以外のタスクを行える範囲が広い。MCPサーバーの普及と対応AIの増加によってこのメリットはなくなる見込み。
  • 初期設定
    • 2025/01/24 注目のAIエンジニア「Devin」を入れてみた!購入から初期設定まで
    • GitHubとの接続でOrganizationのオーナー権のあるユーザーでないと操作できない。
    • GitHub Appsをインストールすることになる (Devin.ai iIntegration)
      • 必要権限は下記の通り
        • Read access to Dependabot alerts, actions, checks, commit statuses, deployments, members, metadata, packages, pages, repository advisories, repository hooks, and repository projects
        • Read and write access to code, discussions, issues, pull requests, and workflows
  • 数十人規模の利用例
    • good
      • コードレビュー(knowledge蓄積による確認ミス、漏れの防止)に役立つとの意見が多い
      • 簡単な修正やたたき台レベルの実装とPR作成
      • 単純作業の自動化
        • エラー調査、単純作業の大量ファイル適用
          • 消費リソース高め。「検索→読み取り→修正」を繰り返したり、「xxxを実行→エラー解析→ファイル読み取り→修正」を繰り返すため。
        • 文言変更、不要コード削除
      • デザイナ業務(html/cssの変更レベル)
      • Issue作成支援、Slackのスレッドのやり取りを元にissue起票
      • Issueチケットの情報収集や要約
    • bad
      • 遅い
      • 進捗が見えにくい
      • 高度な実装がまかせられない
        • 精度が100%ではない
        • コンテキストをknowledgeに貯める、リポジトリにドキュメントを寄せるなどしないと完結できない
      • 大規模処理が苦手
      • 意図しないリポジトリにpushすることがある (プロダクトを複数触らせていると、ということ?)
  • tips
    • 最初に日本語でお願いと伝える
    • スコープを制限する。おそらくトークン量の都合でリポジトリ全体のようなスコープの処理は向いていない
    • パスを指定する際はフルパスなど詳細な方が良い
    • 公式の情報 1
    • 公式の情報 2
  • その他
    • 結局アシスタントAIと同じノウハウが通用する
      • 作業指示は「簡潔な表現」かつ「詳細な指示」
      • 「スコープを絞る」
      • 「否定形の表現をしない。~しないで、よりも~してください」
      • 既存コードを参考にした改変作業が向いている。新規構築は向かない。