BackUpstream - kmycode/mastodon GitHub Wiki

本家に戻る方法

※この方法は、バージョン11.0以降での対応となります。それ以前のバージョンにおいては、5.x LTSを含め、戻る方法は用意されていませんので、ご了承ください。

注意事項

これがあるからといって、ちょっとしたお試しということであなたのサーバーを安易にkmyblueにするのは絶対にやめてください

  • この方法に用いるスクリプトはたまにメンテナンスし忘れる可能性があり、その場合に何が起こるかは保障できません
  • この方法を使用して本家に戻ったサーバーがそのあと1年以上何の問題もなく動作したという実績はありません
    • 少しくらいなら動作確認していますが、開発者による動作確認には限界があることを了承してください
  • この方法は一応用意はしていますが、サポートが困難になる場合があります

この方法は、以下の状況を想定して用意したものです。

  • kmyblueが開発の終了を宣言した場合
  • 開発者の不慮の事故でkmyblueの開発が継続不可能になった場合
  • 開発者が長期間kmyblueの更新をしなくなった場合

削除されるデータ

この操作により、以下の情報が全て削除されます。これは、この方法を用いて本家に戻したあと再びkmyblueにアップグレードしてもデータが復活しないことを意味します。

  • 絵文字リアクションをはじめとした全てのkmyblue独自機能にかかわるデータ

また、下記を了承してください。

  • ローカル公開などのkmyblue独自公開範囲は「非収載」に置き換えられます

削除手順

  1. mastodon-web mastodon-streaming mastodon-sidekiqを停止します
  2. kmyblue上で以下を実行します: RAILS_ENV=production bundle exec rake dangerous:back_upstream
  3. gitを本家Mastodonのものに変更します。kmyblueのReleasesより、現在のバージョンで基底になった本家コミットをあらかじめ確認し、それ以降のコミットを指定してください
  4. 以下を実行したあと、mastodon-web mastodon-streaming mastodon-sidekiqを開始します
bundle install
yarn install
RAILS_ENV=production bin/rails assets:clobber
RAILS_ENV=production bin/rails assets:precompile
RAILS_ENV=production bin/tootctl cache clear

# ElasticSearchを使っている場合
RAILS_ENV=production bin/tootctl search deploy