【Linux】Linuxコマンドリスト - j-komatsu/myCheatSheet GitHub Wiki
Linuxコマンドリスト
目的
Linuxコマンドを利用して効率的なシステム管理やファイル操作を行う。
インデックス
- ls - ディレクトリの内容を一覧表示する
- cd - ディレクトリを移動する
- pwd - 現在の作業ディレクトリを表示する
- cp - ファイルやディレクトリをコピーする
- mv - ファイルやディレクトリを移動または名前を変更する
- rm - ファイルやディレクトリを削除する
- mkdir - 新しいディレクトリを作成する
- rmdir - 空のディレクトリを削除する
- cat - ファイルの内容を表示する
- grep - ファイル内の特定の文字列を検索する
- find - ファイルやディレクトリを検索する
- chmod - ファイルやディレクトリの権限を変更する
- chown - ファイルやディレクトリの所有者を変更する
- df - ファイルシステムのディスク使用量を表示する
- du - ディレクトリやファイルのディスク使用量を表示する
- top - 現在のプロセスとシステム情報をリアルタイムで表示する
- ps - 現在実行中のプロセスを表示する
- kill - 特定のプロセスを終了させる
- tar - ファイルをアーカイブまたは解凍する
- wget - URLからファイルをダウンロードする
- curl - URLからデータを取得または送信する
- ssh - リモートサーバーに接続する
- scp - リモートサーバー間でファイルをコピーする
- rsync - ファイルやディレクトリを効率的に同期する
- head - ファイルの先頭部分を表示する
- tail - ファイルの末尾部分を表示する
- sort - テキストを並べ替える
- uniq - 重複行を削除またはカウントする
- wc - ファイルの行数、単語数、バイト数をカウントする
- awk - テキストを処理・解析する
- sed - テキストを置換または編集する
- echo - メッセージを出力する
- date - 現在の日時を表示または設定する
- uptime - システムの稼働時間を表示する
- who - 現在ログインしているユーザーを表示する
- df - ディスク使用量を表示する
- free - メモリ使用量を表示する
- ping - ネットワーク接続をテストする
- netstat - ネットワーク接続を表示する
- ifconfig - ネットワークインターフェースを設定または表示する
- ip - ネットワークインターフェースを管理する
- traceroute - ネットワーク経路を追跡する
- nslookup - DNS名やIPアドレスを照会する
- dig - DNS情報を詳細に照会する
- ftp - FTPサーバーに接続してファイルを送受信する
- scp - リモートサーバー間で安全にファイルをコピーする
- rsync - ファイルやディレクトリを効率的に同期する
- htop - プロセスの詳細情報をインタラクティブに表示する
- vmstat - システムのパフォーマンス情報を表示する
- iostat - CPU使用率やディスクI/Oの統計を表示する
1. ls
- 目的: ディレクトリの内容を一覧表示する。
- よく利用されるオプション:
-l
: 詳細表示-a
: 隠しファイルも表示-h
: サイズを人間に読みやすい形式で表示
- 使用例:
ls -lah
2. cd
- 目的: ディレクトリを移動する。
- よく利用されるオプション: オプションなし(引数にパスを指定)
- 使用例:
cd /path/to/directory
3. pwd
- 目的: 現在の作業ディレクトリを表示する。
- よく利用されるオプション: オプションなし
- 使用例:
pwd
4. cp
- 目的: ファイルやディレクトリをコピーする。
- よく利用されるオプション:
-r
: ディレクトリを再帰的にコピー-p
: 属性(パーミッションやタイムスタンプ)を保持-i
: 上書き前に確認
- 使用例:
cp -rp source/ destination/
5. mv
- 目的: ファイルやディレクトリを移動または名前を変更する。
- よく利用されるオプション:
-i
: 上書き前に確認-v
: 処理内容を表示
- 使用例:
mv -iv oldname newname
6. rm
- 目的: ファイルやディレクトリを削除する。
- よく利用されるオプション:
-r
: ディレクトリを再帰的に削除-f
: 確認なしで強制削除-i
: 削除前に確認
- 使用例:
rm -rf directory
7. mkdir
- 目的: 新しいディレクトリを作成する。
- よく利用されるオプション:
-p
: 必要な親ディレクトリも同時に作成-v
: 作成したディレクトリを表示
- 使用例:
mkdir -pv new_directory/sub_directory
8. rmdir
- 目的: 空のディレクトリを削除する。
- よく利用されるオプション:
--ignore-fail-on-non-empty
: 空でないディレクトリのエラーを無視
- 使用例:
rmdir directory_name
9. cat
- 目的: ファイルの内容を表示する。
- よく利用されるオプション:
-n
: 行番号を付けて表示-E
: 行末に$
を表示
- 使用例:
cat -n filename
10. grep
- 目的: ファイル内の特定の文字列を検索する。
- よく利用されるオプション:
-i
: 大文字と小文字を区別しない-r
: ディレクトリ内を再帰的に検索-n
: 行番号を表示
- 使用例:
grep -rin 'search_term' directory/
11. find
- 目的: ファイルやディレクトリを検索する。
- よく利用されるオプション:
-name
: ファイル名で検索-type
: ファイルの種類(f
: ファイル,d
: ディレクトリ)-mtime
: 更新日時で検索
- 使用例:
find /path -name '*.txt'
12. chmod
- 目的: ファイルやディレクトリの権限を変更する。
- よく利用されるオプション:
+x
: 実行権限を追加-R
: ディレクトリを再帰的に適用
- 使用例:
chmod +x script.sh
13. chown
- 目的: ファイルやディレクトリの所有者を変更する。
- よく利用されるオプション:
-R
: 再帰的に適用
- 使用例:
chown -R user:group /path/to/directory
14. df
- 目的: ファイルシステムのディスク使用量を表示する。
- よく利用されるオプション:
-h
: 人間に読みやすい形式で表示-T
: ファイルシステムのタイプを表示
- 使用例:
df -hT
15. du
- 目的: ディレクトリやファイルのディスク使用量を表示する。
- よく利用されるオプション:
-h
: 人間に読みやすい形式で表示-s
: 合計のみ表示
- 使用例:
du -sh /path
16. top
- 目的: 現在のプロセスとシステム情報をリアルタイムで表示する。
- よく利用されるオプション:
-u
: 特定のユーザーのプロセスを表示-n
: 更新回数を指定
- 使用例:
top -u username
17. ps
- 目的: 現在実行中のプロセスを表示する。
- よく利用されるオプション:
aux
: すべてのプロセスを表示-ef
: 詳細形式で表示
- 使用例:
ps aux
18. kill
- 目的: 特定のプロセスを終了させる。
- よく利用されるオプション:
-9
: 強制終了
- 使用例:
kill -9 PID
19. tar
- 目的: ファイルをアーカイブまたは解凍する。
- よく利用されるオプション:
-c
: アーカイブを作成-x
: アーカイブを展開-v
: 処理内容を表示-f
: ファイル名を指定
- 使用例:
tar -cvf archive.tar files
20. wget
- 目的: URLからファイルをダウンロードする。
- よく利用されるオプション:
-c
: 中断したダウンロードを再開-q
: 進行状況を表示しない
- 使用例:
wget -c http://example.com/file
21. curl
- 目的: URLからデータを取得または送信する。
- よく利用されるオプション:
-O
: ファイルを保存-I
: ヘッダー情報を表示
- 使用例:
curl -O http://example.com/file
22. ssh
- 目的: リモートサーバーに接続する。
- よく利用されるオプション:
-i
: 秘密鍵を指定-p
: ポート番号を指定
- 使用例:
ssh -i private_key.pem user@hostname
23. scp
- 目的: リモートサーバー間でファイルをコピーする。
- よく利用されるオプション:
-P
: ポート番号を指定-r
: ディレクトリを再帰的にコピー
- 使用例:
scp -P 2222 file user@remote:/path
24. rsync
- 目的: ファイルやディレクトリを効率的に同期する。
- よく利用されるオプション:
-a
: アーカイブモード(属性を保持)-v
: 詳細表示--delete
: 同期元にないファイルを削除
- 使用例:
rsync -av --delete source/ destination/
25. head
- 目的: ファイルの先頭部分を表示する。
- よく利用されるオプション:
-n
: 表示する行数を指定
- 使用例:
head -n 10 filename
26. tail
- 目的: ファイルの末尾部分を表示する。
- よく利用されるオプション:
-n
: 表示する行数を指定-f
: 末尾を追跡(ログ監視など)
- 使用例:
tail -f logfile
27. sort
- 目的: テキストを並べ替える。
- よく利用されるオプション:
-n
: 数値順でソート-r
: 逆順でソート
- 使用例:
sort -nr file
28. uniq
- 目的: 重複行を削除またはカウントする。
- よく利用されるオプション:
-c
: 出現回数を表示-d
: 重複行のみ表示
- 使用例:
uniq -c sorted_file
29. wc
- 目的: ファイルの行数、単語数、バイト数をカウントする。
- よく利用されるオプション:
-l
: 行数を表示-w
: 単語数を表示-c
: バイト数を表示
- 使用例:
wc -l filename
30. awk
- 目的: テキストを処理・解析する。
- よく利用されるオプション:
-F
: 区切り文字を指定{}
: 処理内容を記述
- 使用例:
awk -F":" '{print $1}' file
31. sed
- 目的: テキストを置換または編集する。
- よく利用されるオプション:
-i
: ファイルを直接編集s/pattern/replacement/
: パターンを置換
- 使用例:
sed 's/old/new/' file
32. echo
- 目的: メッセージを出力する。
- よく利用されるオプション:
-n
: 改行なしで出力-e
: エスケープシーケンスを解釈
- 使用例:
echo -e "Hello\nWorld"
33. date
- 目的: 現在の日時を表示または設定する。
- よく利用されるオプション:
+%Y-%m-%d
: 日付形式を指定+%T
: 時刻形式を指定
- 使用例:
date '+%Y-%m-%d %T'
34. uptime
- 目的: システムの稼働時間を表示する。
- よく利用されるオプション: オプションなし
- 使用例:
uptime
35. who
- 目的: 現在ログインしているユーザーを表示する。
- よく利用されるオプション:
-H
: ヘッダーを表示
- 使用例:
who -H
36. df
- 目的: ディスク使用量を表示する。
- よく利用されるオプション:
-h
: 人間が読みやすい形式
- 使用例:
df -h
37. free
- 目的: メモリ使用量を表示する。
- よく利用されるオプション:
-m
: メガバイト単位で表示
- 使用例:
free -m
38. ping
- 目的: ネットワーク接続をテストする。
- よく利用されるオプション:
-c
: 実行回数を指定
- 使用例:
ping -c 4 example.com
39. netstat
- 目的: ネットワーク接続を表示する。
- よく利用されるオプション:
-tuln
: 現在の接続状況を表示
- 使用例:
netstat -tuln
Linuxコマンドリスト
目的
Linuxコマンドを利用して効率的なシステム管理やファイル操作を行う。
40. ifconfig
- 目的: ネットワークインターフェースを設定または表示する。
- よく利用されるオプション:
-a
: すべてのインターフェースを表示up
: インターフェースを有効化down
: インターフェースを無効化
- 使用例:
ifconfig -a
41. ip
- 目的: ネットワークインターフェースを管理する。
- よく利用されるオプション:
addr
: IPアドレスを表示link
: ネットワークリンクを表示route
: ルーティングテーブルを表示
- 使用例:
ip addr
42. traceroute
- 目的: ネットワーク経路を追跡する。
- よく利用されるオプション:
-n
: ホスト名を解決しない-m
: 最大ホップ数を指定
- 使用例:
traceroute -n example.com
43. nslookup
- 目的: DNS名やIPアドレスを照会する。
- よく利用されるオプション:
set type=A
: Aレコードを照会set type=MX
: メールサーバーの情報を照会
- 使用例:
nslookup example.com
44. dig
- 目的: DNS情報を詳細に照会する。
- よく利用されるオプション:
+short
: 簡潔な出力+trace
: ルートサーバーからのトレース
- 使用例:
dig example.com +short
45. ftp
- 目的: FTPサーバーに接続してファイルを送受信する。
- よく利用されるオプション:
-n
: 自動ログインを無効化-v
: 詳細表示
- 使用例:
ftp example.com
46. scp
- 目的: リモートサーバー間で安全にファイルをコピーする。
- よく利用されるオプション:
-P
: ポート番号を指定-r
: ディレクトリを再帰的にコピー
- 使用例:
scp -P 22 file user@remote:/path
47. rsync
- 目的: ファイルやディレクトリを効率的に同期する。
- よく利用されるオプション:
-a
: アーカイブモード(属性を保持)-v
: 詳細表示--delete
: 同期元にないファイルを削除
- 使用例:
rsync -av --delete source/ destination/
48. htop
- 目的: プロセスの詳細情報をインタラクティブに表示する。
- よく利用されるオプション:
-u
: 特定のユーザーのプロセスを表示
- 使用例:
htop
49. vmstat
- 目的: システムのパフォーマンス情報を表示する。
- よく利用されるオプション:
-s
: 詳細な統計情報を表示-d
: ディスクI/Oの統計を表示
- 使用例:
vmstat 1 5
50. iostat
- 目的: CPU使用率やディスクI/Oの統計を表示する。
- よく利用されるオプション:
-x
: 詳細なI/O統計を表示-d
: ディスクの統計のみ表示
- 使用例:
iostat -x