【AI】GitHub Copilot(コパイロット)をIntelliJ IDEA/VSCodeで使う方法 - j-komatsu/myCheatSheet GitHub Wiki

GitHub Copilot(コパイロット)をIntelliJ IDEA/VSCodeで使う方法

✅ 読み方と概要

  • Copilot(コパイロット):飛行機の副操縦士のように、あなたのコード作成をサポートするAIツールです。
  • 提供元:GitHub × OpenAI
  • 対応エディタ:VSCode, IntelliJ, JetBrains系IDE, Neovim など

🎓 初学者向け:Copilotの役割と導入ステップ

💡 Copilotって何?

  • あなたが数文字コードを書くと、AIが続きを予測して提案してくれる補完ツールです。
  • まるで「プログラミングのカーナビ」のように、目的地(完成したコード)まで導いてくれます。

🪜 導入フロー(VSCode版)

flowchart TD
    A[VSCodeをインストール] --> B[GitHub Copilot 拡張を追加]
    B --> C[GitHubアカウントでログイン]
    C --> D[コード入力→補完開始!]

🔧 設定手順(VSCode)

  1. VSCode左メニュー → 拡張機能アイコン(□)をクリック
  2. GitHub Copilot を検索 → インストール
  3. GitHubアカウントにログインして認証
  4. .js.py ファイルを開いてコードを入力すると、AIが候補を表示
function greet(name) {
→ // Copilot: return "Hello, " + name + "!";
}

🔧 設定手順(IntelliJ IDEA)

  1. SettingsPluginsMarketplace で "GitHub Copilot" を検索&インストール
  2. 再起動後、GitHubログイン認証
  3. コード入力開始で提案が表示される

🧠 専門者向け:細かいカスタマイズやTips

⚙️ ショートカット例(VSCode)

操作 ショートカット
提案を承認 Tab
提案を拒否 Esc
次の提案へ Alt + ]
前の提案へ Alt + [

⚙️ IntelliJ用カスタマイズポイント

  • Settings > Keymap > GitHub Copilot:ショートカットを自分好みに変更可能
  • Settings > Tools > GitHub Copilot:対象ファイルタイプや自動提案の有効/無効を制御

👩‍💻 チーム開発で使うときの注意点

  • GitHub Enterprise アカウントで一括管理も可能
  • セキュリティポリシーにより、AIが提案したコードは要レビュー(過去のOSSコードと類似する場合あり)

📊 Copilotの特徴まとめ(比較表)

特徴 内容
言語対応 Python, JavaScript, TypeScript, Java, Go, Ruby など多数
オンライン必須 はい(AI推論はクラウド上で行われる)
Chatとの連携(VSCode) Copilot Chat 拡張で自然文での質問やデバッグが可能
自動補完以外の機能 関数提案、コメント生成、自然言語→コード変換など

🧪 サンプル:Copilotによる自動補完例

🎯 入力(JavaScript)

function calculateTax(price) {

🤖 Copilotの提案(出力)

  return price * 0.1;
}

🔁 たとえ話:Copilotってどんな存在?

「Copilotは、料理中に横で次の材料を教えてくれる助手のような存在。
あなたが“玉ねぎを切り始める”と、すぐに“次はにんじんですか?”と提案してくれる感じ。」


💬 よくあるQ&A

Q1. Copilotは完全自動でコードを書いてくれるの?

いいえ。 あくまで「提案」です。最終的な判断はあなたに委ねられます。

Q2. セキュリティ面は大丈夫?

→ OpenAIは過去のOSSを学習しています。商用コードに取り入れる場合はライセンス確認推奨です。

Q3. GitHub Copilotは無料で使えますか?

→ 基本的には有料(月額10ドル)ですが、以下の場合は無料で利用できます

  • 🎓 学生・教職員:GitHub Educationに登録している場合は無料
  • 🛠 オープンソース貢献者:一定の条件を満たせば12か月間無料
  • 💡 Copilot Freeプラン(2024年以降登場):
    • 月間2,000回の補完まで無料
    • 月間50回までCopilot Chatが利用可能

詳しくは:GitHub Copilotの料金プラン

Q4. IntelliJ IDEAの無料版でもGitHub Copilotは使えますか?

→ はい、**IntelliJ IDEA Community Edition(無料版)**でも、GitHub Copilotの無料プランを組み合わせて利用可能です。

🔧 利用には以下が必要です:

  • IntelliJ IDEAのインストール(無料版)
  • GitHub Copilotプラグインの追加(Marketplaceで検索&インストール)
  • GitHubアカウントでのログイン認証

💡 Copilot Freeプランの制限(2024年以降):

  • 月間2,000回までのコード補完
  • 月間50回までのCopilot Chat

無料枠でも十分試せるので、初めての方には特におすすめです。


✅ まとめ

項目 内容
利用対象 初学者から上級者まで
エディタ VSCode/IntelliJ(JetBrains系)
必須条件 GitHubアカウント+ネット接続
学習コスト 低(インストール後すぐに使える)

🔗 公式ドキュメント