【マーケティング】Google‐Analytics - j-komatsu/myCheatSheet GitHub Wiki

Google Analytics チートシート

概要

Google Analyticsとは

Google Analyticsは、Googleが提供する無料のWebアクセス解析ツールです。Webサイトやアプリのトラフィック、ユーザー行動、コンバージョンなどを詳細に分析できます。

主な機能

  • リアルタイムレポート: 現在のサイト訪問者の動向をリアルタイムで確認
  • ユーザー分析: 訪問者の属性(地域、デバイス、ブラウザなど)を把握
  • トラフィック分析: 流入経路(検索、SNS、広告など)を追跡
  • 行動分析: ページビュー、滞在時間、離脱率などを測定
  • コンバージョン追跡: 目標達成やeコマース取引を計測
  • カスタムレポート: 独自の分析レポートを作成

バージョン

  • Universal Analytics (UA): 旧バージョン(2023年7月1日にサポート終了)
  • Google Analytics 4 (GA4): 現行バージョン(2020年10月リリース)

Google Analytics 4 (GA4) の特徴

UAとの主な違い

項目 Universal Analytics Google Analytics 4
データモデル セッションベース イベントベース
クロスプラットフォーム 別々のプロパティ 統合管理可能
プライバシー Cookie依存 Cookie非依存も可能
機械学習 限定的 予測指標が充実
BigQuery連携 有料版のみ 無料版でも可能

イベントベースのデータモデル

GA4では全てのユーザーインタラクションを「イベント」として記録します。

主要なイベントタイプ:

  • 自動収集イベント: 自動的に記録(page_view、session_start など)
  • 拡張計測イベント: 設定で有効化(scroll、click、file_download など)
  • 推奨イベント: Googleが定義(login、sign_up、purchase など)
  • カスタムイベント: 独自に定義したイベント

初期設定手順

1. アカウント作成

1. https://analytics.google.com/ にアクセス
2. Googleアカウントでログイン
3. 「測定を開始」をクリック
4. アカウント名を入力(組織名など)
5. データ共有設定を選択

2. プロパティ作成

1. プロパティ名を入力(サイト名など)
2. レポートのタイムゾーンを選択(日本の場合: 日本標準時)
3. 通貨を選択(日本円など)
4. 「詳細オプションを表示」で必要に応じてUniversal Analyticsプロパティも作成可能

3. ビジネス情報の入力

1. 業種を選択
2. ビジネスの規模を選択
3. Analyticsの利用目的を選択

4. データストリームの設定

プラットフォームに応じて選択:

  • ウェブ: Webサイト向け
  • iOS アプリ: iOSアプリ向け
  • Android アプリ: Androidアプリ向け

Webストリームの設定例:

1. 「ウェブ」を選択
2. WebサイトのURLを入力(例: https://example.com)
3. ストリーム名を入力(例: メインサイト)
4. 拡張計測機能を有効化(推奨)
   - ページビュー
   - スクロール
   - 離脱クリック
   - サイト内検索
   - 動画エンゲージメント
   - ファイルのダウンロード

トラッキングコードの実装

方法1: グローバルサイトタグ (gtag.js)

測定ID(例: G-XXXXXXXXXX)を取得後、以下をHTMLの<head>内に追加:

<!-- Google tag (gtag.js) -->
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=G-XXXXXXXXXX"></script>
<script>
  window.dataLayer = window.dataLayer || [];
  function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
  gtag('js', new Date());

  gtag('config', 'G-XXXXXXXXXX');
</script>

方法2: Google Tag Manager (GTM) 経由

推奨される方法(タグ管理が容易):

<!-- Google Tag Manager -->
<script>(function(w,d,s,l,i){w[l]=w[l]||[];w[l].push({'gtm.start':
new Date().getTime(),event:'gtm.js'});var f=d.getElementsByTagName(s)[0],
j=d.createElement(s),dl=l!='dataLayer'?'&l='+l:'';j.async=true;j.src=
'https://www.googletagmanager.com/gtm.js?id='+i+dl;f.parentNode.insertBefore(j,f);
})(window,document,'script','dataLayer','GTM-XXXXXX');</script>
<!-- End Google Tag Manager -->

<!-- Google Tag Manager (noscript) - <body>直後に配置 -->
<noscript><iframe src="https://www.googletagmanager.com/ns.html?id=GTM-XXXXXX"
height="0" width="0" style="display:none;visibility:hidden"></iframe></noscript>
<!-- End Google Tag Manager (noscript) -->

方法3: WordPressプラグイン

  • Site Kit by Google
  • GA Google Analytics
  • MonsterInsights

イベント計測の実装

カスタムイベントの送信

gtag.jsを使用:

// 基本的なイベント
gtag('event', 'イベント名', {
  'event_category': 'カテゴリ',
  'event_label': 'ラベル',
  'value': 
});

// 例: ボタンクリックの計測
gtag('event', 'click', {
  'event_category': 'button',
  'event_label': 'download_pdf',
  'value': 1
});

// 例: スクロール深度の計測
gtag('event', 'scroll', {
  'event_category': 'engagement',
  'event_label': '50%',
  'value': 50
});

データレイヤーを使用(GTM経由):

// イベントをデータレイヤーにプッシュ
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
window.dataLayer.push({
  'event': 'custom_event',
  'event_category': 'form',
  'event_action': 'submit',
  'event_label': 'contact_form'
});

推奨イベントの実装例

ログインイベント:

gtag('event', 'login', {
  'method': 'Google'
});

検索イベント:

gtag('event', 'search', {
  'search_term': '検索キーワード'
});

商品詳細表示(Eコマース):

gtag('event', 'view_item', {
  'currency': 'JPY',
  'value': 7500,
  'items': [{
    'item_id': 'SKU_12345',
    'item_name': '商品名',
    'item_category': 'カテゴリ',
    'price': 7500,
    'quantity': 1
  }]
});

購入イベント(Eコマース):

gtag('event', 'purchase', {
  'transaction_id': 'T_12345',
  'currency': 'JPY',
  'value': 25000,
  'tax': 2500,
  'shipping': 500,
  'items': [{
    'item_id': 'SKU_12345',
    'item_name': '商品A',
    'price': 10000,
    'quantity': 2
  }]
});

ユーザープロパティの設定

// ユーザー属性を設定
gtag('set', 'user_properties', {
  'membership_level': 'premium',
  'age_group': '25-34'
});

コンバージョン設定

イベントをコンバージョンとしてマークする

管理画面での設定:

1. 「管理」→「イベント」を選択
2. 対象のイベントの「コンバージョンとしてマークを付ける」をON

新規コンバージョンイベントの作成:

1. 「管理」→「イベント」→「イベントを作成」
2. イベント名と条件を設定
   例:
   - イベント名: purchase_complete
   - 条件: event_name = purchase AND value > 1000
3. 作成後、コンバージョンとしてマーク

目標値の設定

gtag('event', 'conversion_event_name', {
  'value': 1000,  // コンバージョン値
  'currency': 'JPY'
});

Google Tag Managerとの連携

GTMでGA4を設定する手順

1. GA4設定タグの作成:

1. GTM管理画面で「タグ」→「新規」
2. タグタイプ: Google アナリティクス: GA4 設定
3. 測定ID: G-XXXXXXXXXX を入力
4. トリガー: All Pages
5. 保存して公開

2. イベントタグの作成例(ボタンクリック):

1. 「タグ」→「新規」
2. タグタイプ: Google アナリティクス: GA4 イベント
3. 設定タグ: 上記で作成したGA4設定タグを選択
4. イベント名: button_click
5. イベントパラメータ:
   - button_text: {{Click Text}}
   - button_url: {{Click URL}}
6. トリガー: ボタンクリック用のトリガーを作成
   - トリガータイプ: クリック - すべての要素
   - 条件: Click Classes contains "tracking-button"
7. 保存して公開

3. データレイヤー変数の設定:

1. 「変数」→「ユーザー定義変数」→「新規」
2. 変数タイプ: データレイヤー変数
3. データレイヤー変数名: event_category
4. 保存

主要なレポートと使い方

リアルタイムレポート

場所: レポート → リアルタイム

確認できる情報:
- 現在のアクティブユーザー数
- 過去30分のイベント数
- ユーザーの所在地
- 閲覧中のページ
- 流入元

使い方:
- 新規キャンペーン開始直後の効果測定
- サイト更新後の動作確認
- リアルタイムイベントの検証

ライフサイクルレポート

集客レポート:

場所: レポート → ライフサイクル → 集客

主な指標:
- ユーザー獲得: 新規ユーザーの流入元
- トラフィック獲得: セッションの流入元
- Default Channel Group:
  - Organic Search (自然検索)
  - Direct (直接流入)
  - Referral (参照元サイト)
  - Organic Social (SNS)
  - Paid Search (有料検索)
  - Display (ディスプレイ広告)

エンゲージメントレポート:

場所: レポート → ライフサイクル → エンゲージメント

主な指標:
- イベント: 各イベントの発生回数
- コンバージョン: コンバージョンイベントの詳細
- ページとスクリーン: ページ別のビュー数と指標
- ランディングページ: 最初に訪れたページの分析

収益化レポート(Eコマース):

場所: レポート → ライフサイクル → 収益化

主な指標:
- eコマース購入数: 購入イベントの詳細
- アイテムのプロモーション: プロモーション効果
- アイテムのリスト: 商品リストの分析

ユーザー属性レポート

場所: レポート → ユーザー属性

確認できる情報:
- 年齢
- 性別
- インタレストカテゴリ
- 地域
- 言語
- テクノロジー(デバイス、ブラウザ、OS)

※デモグラフィックデータを有効化する必要があります

探索機能(Exploration)

探索レポートの種類

1. 自由形式(Free Form):

用途: カスタム分析
設定例:
- ディメンション: ページタイトル、デバイスカテゴリ
- 指標: セッション、エンゲージメント率
- フィルタ: 特定期間、特定のユーザーセグメント

2. 目標到達プロセス(Funnel Exploration):

用途: コンバージョンファネルの分析
設定例:
- ステップ1: ページビュー(商品一覧)
- ステップ2: ページビュー(商品詳細)
- ステップ3: カートに追加
- ステップ4: 購入完了

各ステップの離脱率を可視化

3. 経路データ探索(Path Exploration):

用途: ユーザーの行動経路を分析
種類:
- ツリーグラフ: ページ遷移の可視化
- サンキーダイアグラム: フロー分析

開始点: ランディングページ
終了点: コンバージョンまたは離脱

4. セグメントの重複(Segment Overlap):

用途: 複数のセグメント間の重複を分析
例:
- モバイルユーザー
- コンバージョンユーザー
- リピーター

重複部分の特徴を把握

5. ユーザーエクスプローラー:

用途: 個別ユーザーの行動詳細を確認
確認項目:
- ユーザーID
- イベントタイムライン
- デバイス情報
- 流入元

6. コホートデータ探索(Cohort Exploration):

用途: ユーザーコホート(同時期獲得ユーザー群)の分析
設定例:
- コホート基準: ユーザーの初回訪問日
- 期間: 週次/月次
- 指標: リテンション率、エンゲージメント

新規ユーザーの定着率を測定

7. ユーザーのライフタイム:

用途: ユーザーの生涯価値(LTV)分析
確認指標:
- ライフタイムバリュー
- トランザクション数
- セッション数
- エンゲージメント時間

セグメントの作成

セグメントの種類

  • ユーザーセグメント: 特定の条件に合致するユーザー群
  • セッションセグメント: 特定の条件に合致するセッション
  • イベントセグメント: 特定のイベントを実行したユーザー

セグメント作成例

例1: 購入完了したユーザー:

条件:
- イベント名 = purchase
- 期間: 過去30日間

例2: モバイルからの新規ユーザー:

条件1:
- デバイスカテゴリ = mobile

条件2:
- ユーザータイプ = 新規ユーザー

例3: 高エンゲージメントユーザー:

条件:
- セッション数 >= 5
- エンゲージメント時間 >= 300秒
- 期間: 過去7日間

フィルタとデータ除外

IP除外フィルタの設定

場所: 管理 → データストリーム → 該当ストリーム → タグ設定 → すべて表示 → 内部トラフィックの定義

設定手順:
1. 「作成」をクリック
2. ルール名: 社内IPアドレス
3. IPアドレス:
   - traffic_type = internal
   - ip_address マッチタイプ = IPアドレスが次と等しい
   - 値 = 123.456.789.0
4. 保存

データフィルタで除外:
管理 → データ設定 → データフィルタ → Internal Traffic → フィルタの状態を「有効」に変更

参照元除外の設定

場所: 管理 → データストリーム → 該当ストリーム → タグ設定 → すべて表示 → 参照元除外リスト

設定例:
- 決済サイト(paypal.com, stripe.comなど)
- 自社の別ドメイン

効果: 外部サイトからの戻りを新規セッションとしてカウントしない

データ保持期間の設定

場所: 管理 → データ設定 → データ保持

設定:
- イベントデータの保持: 2か月 / 14か月(推奨)
- ユーザーデータのリセット: オン/オフ

注意:
- 探索レポートで使用できるデータ期間に影響
- 標準レポートは全期間のデータを表示可能
- BigQuery連携で長期保存が可能

BigQueryとの連携

連携のメリット

  • 無制限のデータ保持
  • SQLクエリによる高度な分析
  • 外部データとの結合
  • 機械学習モデルの構築

連携設定手順

1. 管理 → プロダクトのリンク → BigQuery のリンク
2. 「リンク」をクリック
3. BigQueryプロジェクトを選択
4. データストリームを選択
5. エクスポート設定:
   - 毎日のエクスポート: オン(推奨)
   - ストリーミングエクスポート: オプション(リアルタイムデータ)
6. リンクを確認して完了

BigQueryでのクエリ例

日別のユーザー数とセッション数:

SELECT
  event_date,
  COUNT(DISTINCT user_pseudo_id) AS users,
  COUNTIF(event_name = 'session_start') AS sessions
FROM
  `project_id.analytics_XXXXXXXXX.events_*`
WHERE
  _TABLE_SUFFIX BETWEEN '20250101' AND '20250131'
GROUP BY
  event_date
ORDER BY
  event_date;

ページ別のビュー数:

SELECT
  (SELECT value.string_value FROM UNNEST(event_params) WHERE key = 'page_location') AS page,
  COUNT(*) AS pageviews
FROM
  `project_id.analytics_XXXXXXXXX.events_*`
WHERE
  _TABLE_SUFFIX = FORMAT_DATE('%Y%m%d', CURRENT_DATE())
  AND event_name = 'page_view'
GROUP BY
  page
ORDER BY
  pageviews DESC
LIMIT 10;

重要な指標の理解

ユーザー指標

指標 説明
ユーザー 期間内にサイトを訪問したユニークユーザー数
新規ユーザー 初めてサイトを訪問したユーザー数
アクティブユーザー 1日、7日、28日間のアクティブユーザー数

セッション指標

指標 説明
セッション 訪問回数(30分の無操作で区切られる)
セッションあたりのページビュー 1セッション内の平均ページビュー数
平均セッション時間 セッションの平均継続時間

エンゲージメント指標

指標 説明
エンゲージメント率 エンゲージしたセッション ÷ 総セッション数
エンゲージメント時間 ユーザーがアクティブだった時間
エンゲージのあったセッション数 10秒以上継続、2回以上のページビュー、またはコンバージョンイベント発生

ページ指標

指標 説明
ページビュー ページが表示された回数
ページ別訪問数 ユニークページビュー(同一セッション内で重複カウントしない)
平均ページ滞在時間 ページの平均閲覧時間
離脱率 そのページでサイトを離れた割合
直帰率(GA4では非推奨) 1ページだけ見て離脱した割合

コンバージョン指標

指標 説明
コンバージョン数 コンバージョンイベントの発生回数
コンバージョン率 セッションあたりのコンバージョン率

デバッグとトラブルシューティング

DebugViewの使い方

DebugViewを有効化:

方法1: Chrome拡張機能を使用

1. Google Analytics Debugger拡張機能をインストール
2. 拡張機能を有効化
3. サイトにアクセスしてイベントを確認

方法2: URLパラメータを使用

gtag('config', 'G-XXXXXXXXXX', {
  'debug_mode': true
});

方法3: GTMプレビューモードを使用

GTM管理画面で「プレビュー」をクリックして有効化

DebugViewで確認できる内容:

場所: 管理 → DebugView

確認項目:
- リアルタイムのイベント発生
- イベントパラメータの値
- ユーザープロパティ
- エラーや警告

使い方:
1. デバイスでサイトにアクセス
2. DebugViewで該当デバイスを選択
3. イベントが正しく発火しているか確認

よくある問題と解決策

問題1: データが表示されない

原因:
- トラッキングコードが正しく設置されていない
- 測定IDが間違っている
- IPフィルタで除外されている

解決策:
- ブラウザの開発者ツールでネットワークタブを確認
- https://www.google-analytics.com/g/collect へのリクエストが送信されているか確認
- DebugViewでイベントが記録されているか確認

問題2: イベントが記録されない

原因:
- イベント名に使用できない文字が含まれている
- パラメータ数が上限を超えている
- gtag関数が正しく呼ばれていない

解決策:
- イベント名は英数字とアンダースコアのみ使用
- パラメータは最大25個まで
- コンソールでエラーを確認

問題3: リアルタイムで表示されるが、レポートに表示されない

原因:
- データ処理の遅延(通常24-48時間)
- データフィルタで除外されている

解決策:
- 24-48時間待機
- データフィルタ設定を確認

アクセス権限の管理

権限レベル

権限 説明
閲覧者 レポートの閲覧のみ可能
アナリスト レポート閲覧、共有アセットの編集が可能
編集者 設定変更が可能(ユーザー管理を除く)
管理者 すべての操作が可能

ユーザー追加手順

1. 管理 → アカウント/プロパティのアクセス管理
2. 「+」→「ユーザーを追加」
3. メールアドレスを入力
4. 権限を選択
5. 「追加」をクリック

プライバシーとコンプライアンス

Googleシグナルの有効化

場所: 管理 → データ設定 → データ収集

機能:
- クロスデバイストラッキング
- リマーケティング機能
- デモグラフィックデータの収集

注意: プライバシーポリシーに明記が必要

データ削除リクエスト

場所: 管理 → データ設定 → データ削除リクエスト

用途: GDPR等に基づく個人データの削除要求に対応

同意モード(Consent Mode)

// デフォルトの同意設定
gtag('consent', 'default', {
  'analytics_storage': 'denied',
  'ad_storage': 'denied'
});

// ユーザーが同意した場合
gtag('consent', 'update', {
  'analytics_storage': 'granted',
  'ad_storage': 'granted'
});

ベストプラクティス

命名規則

イベント名:
- 小文字とアンダースコアを使用
- 動詞_名詞の形式(例: view_item, add_to_cart)
- 最大40文字

パラメータ名:
- 小文字とアンダースコアを使用
- 最大40文字
- 予約語を避ける(page_location, page_referrerなど)

例:
✓ button_click, form_submit, video_play
✗ ButtonClick, Form Submit, video-play

データガバナンス

1. 内部トラフィックを除外
2. 参照元除外を適切に設定
3. データ保持期間を14か月に設定
4. BigQuery連携で長期データを保存
5. 定期的にデータ品質を確認

パフォーマンス最適化

1. 非同期でタグを読み込む(async属性)
2. 不要なイベントを削除
3. GTMを使用してタグを一元管理
4. カスタムディメンション/指標は必要最小限に

セキュリティ

1. 管理者権限は最小限のユーザーに付与
2. 定期的にアクセス権限を見直し
3. 2段階認証を有効化
4. APIキーは適切に管理

便利なリソース

公式ドキュメント

トラブルシューティングツール

コミュニティ

まとめ

Google Analytics 4は、プライバシーファーストの時代に対応した強力な分析ツールです。イベントベースのデータモデル、機械学習による予測、BigQuery連携などの機能を活用することで、より深いインサイトを得ることができます。

導入の基本ステップ:

  1. アカウント・プロパティ・データストリームを作成
  2. トラッキングコードを実装
  3. 主要なイベントとコンバージョンを設定
  4. レポートとセグメントをカスタマイズ
  5. 継続的にデータを分析して改善

適切な設定と運用により、データドリブンな意思決定を実現できます。

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