gem - izudon/izudon.github.io GitHub Wiki
- Ruby のライブラリパッケージ管理システム。
- Ruby をインストールするとまず間違いなくインストールされる。
- Python の pip、 Perl の cpan、 Node の npm に相当。
$ sudo gem install <gemname>
$ sudo gem uninstall <gemname>
$ sudo gem cleanup
- 個々の gem にはコマンドとして機能するものもある。
以下の有名なコマンドはいずれも gem である。- bundler(gem の依存関係をバージョンも含めて管理するコマンド)
- rake(make, gmake, Makefile とかいわれるものの ruby 版)
- rails(ウェブアプリケーションフレームワーク Ruby on Rails)
- jekyll(静的ウェブページビルダー)
gem のインストール先には以下の2パターンがある。
- システム全体としてインストールする場合
- root 権限が必要。
-
bundler など有名なものは OS のパッケージになっているケースがある。
-
$ sudo apt install bundler
といった具合。 - ->
/usr/
配下などにインストールされる。 - ->
/usr/lib/ruby/gems/
などにライブラリ。 - ->
/usr/bin/
にコマンド。
-
-
jekyll などマイナーなものは gem コマンドでインストールする。
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$ sudo gem install jekyll
といった具合。 - ->
/usr/local/
配下などにインストールされる。 - ->
/usr/local/lib/gems/
などにライブラリ。 - ->
/usr/local/bin/
にコマンド。
-
- 特定のアプリケーションなどでの利用のためあるいは、
OS で用意されたものとは異なるバージョンが欲しい場合などに、
ホームディレクトリ(~/)以下などにインストールする場合- ユーザ権限のみで可能。
- この場合 Gemfile を書いて bundler を使うべき。