コマンドラインオプション

ファイルに出力

• -o filename ファイルに出力。
• -O URLどおりのファイル名に出力。

進捗表示

• （デフォルト）速度などを複数行で表示。
• -# プロフレスバー表示
• -s silent 進捗を表示しない。
• -S -s ではエラーメッセージなども表示されなくたってしまうため、
  -Ss として、エラーメッセージなどは表示されるようにする。

ヘッダ

• -I ヘッダを取得する。
• -i ヘッダ・ボディの両方を取得する。
• -v リクエストヘッダも表示する。
• --trace 送受信される全データをダンプする（16進）。
• --trace-ascii アスキー表示でダンプする。
• --trace-time ダンプに日時を付加する。
• -H Request Headerを追加する。Content-Typeを指定する時など。
  • 例 -H "Content-Type: application/json"

POST リクエスト

• -X POST または -XPOST POST リクエストにする。
• --data -d パラメタを文字列指定する（a=b&c=d 形式）。
  • --data-urlencode パラメタをURLエンコードして指定する。
    & もエンコードされるので、キー＝値のセットは１組しか指定できない。
    したがって、２組以上指定したければ「-d 何々」をその分だけ追加する。
• --form -F ファイルアップロードなどに使える形式でパラメタを追加する。
  • -d は Content-Type: application/x-www-form-urlencoded で、
    -F は Content-Type: multipart/form-data で、パラメタを追加する。
  • したがって、両者を併用することはできない。
  • -F key=@filename で、相対パス指定のそのファイルが key に紐づいて、
    アップロードされる。

BASIC 認証

• -u user:pass で BASIC 認証にこれで応じるという指定になる。
  • -u user pass を省略すると、プロンプトで聞かれる。
  • http(s)://user:pass@host/... URLに含み込ませるという手もある。

Cookie

• -c cookie.txt レスポンスクッキー を cookie.txt に保存。
• -b cookie.txt リクエストクッキー に cookie.txt の中身を 含める。

終了コード

• --fail -f 失敗時の終了コードを０以外にする。
• 401 407 のような認証関係の失敗では不安定になるらしい。

-w

• いろいろな情報の表示
• URLエンコードするだけ

といった用途に使える。

その他

• -k SSL証明書を無視する。オレオレ証明書を通過させる場合など。
• -x Proxyを指定。
• -L リダイレクトを追う。

資料

• curl コマンド 使い方メモ - Qiita
• curlとWgetの比較 | POSTD