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東京大学講義資料 数理手法VII(時系列解析)2019 北川源四郎

時系列分析 | 用語解説 | 野村総合研究所(NRI)

  • 時系列分析のポイント
    • 以下3つの視点でデータを分解できるかどうか
      1. 長期変動要因: 長期的な「トレンド」。
      2. 季節変動要因: 1年、月別、週別、週内(曜日傾向等)の周期。
      3. 不規則変動要因: 誤差的・突発的に生じた特異的変化。
    • 分解の仕方は「加法モデル(a+b+c)」「乗法モデル(axbxc)」がある。
  • 時系列分析のモデル
    • AR(自己回帰)モデル Auto Regressive model
      • 現在の値は過去の値のみに影響を受けると考えるモデル。
      • 1時点前のみに影響「単回帰」、複数時点前の値から影響「重回帰」。
      • 何日前までのデータを説明変数に含めるか、どれくらいのタイムラグを
        見込むかなどで異なるモデルとなる。
    • MA(移動平均)モデル Moving Average model
      • 現在の値は、過去の値の平均値と、過去の誤差(実績値と予測値の差)に
        影響を受けると考えるモデル。
    • ARMA(自己回帰移動平均)モデル Auto Regressive Mobing Average model
      • AR + MA 現在の値は、過去の値と、過去の5歳に影響を受けると考える。
    • ARIMA(自己回帰和分移動平均)モデル A R Integrated M A model
      • ARMA モデルからトレンド要因を分解したもの。
    • SARIMA(季節変動自己回帰和分移動平均)モデル Seasonal ARIMA model
      • ARIMA モデル + 周期性(季節変動要因)部分
      • 当てはめる式のパターンが莫大になるため、周期性のタイミングは12ヶ月
        にあらかじめ設定するなどすることが実務的。
  • Prophet
    • 米 Facebook 社(現 Meta 社)によって開発された、時系列データを自動的
      に構造化するライブラリ。ベイズ統計を利用。
    • 以上を知っていれば大抵の日次データの分析はできる。

時系列分析の基本的なモデルをわかりやすく解説 | AVILEN AI Trend

  • AR ある時点のデータを過去のデータを用いて回帰。
  • MA ある時点のデータを時間によって生成された乱数の線形和で表示。
  • ARMA AR + MA
  • ARIMA ARMA に加えてデータの差分を取る。
  • SARIMA ARIMA + 季節変動要因
  • ARCH GARCH ボラティリティ(標準偏差)の動きも表現。
  • 状態空間モデル 時間とともに変化する「状態」に対して「観測値」が決まると考える。

渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ