Keyball44 firmwareの自分向け改造 - ikuya/keyball GitHub Wiki
Yowkeesさんのデフォルトfirmwareに以下の手を加えている。 macbook(togakushi): $HOME/pub/keyball (my-config branch)
ビルド方法については↓こちらを参照
https://github.com/Yowkees/keyball/tree/main/qmk_firmware/keyboards/keyball
ProMicroへのfirmwareの書き込みは↓こちらのWeb Updaterを使用
https://sekigon-gonnoc.github.io/promicro-web-updater/index.html
変更点についてはmainとmy-configの差分を参照。
https://github.com/Yowkees/keyball/compare/main...ikuya:keyball:my-config
- レイヤの追加 4 → 7
- デフォルトのスクロール速度を遅く 4 → 6
- スクロールモードの無効化 (明示的にボタン kb7 を押したときだけスクロールモードになる )
- auto_mouse_layerタイムアウトのデフォルト値を 60000msecにした(デフォルトはqmk firmwareにおいて650msecにdefineされている)
- auto_mouse_layerタイムアウトの最小値を100msecから1000msecに、最大値を1000msecから600000msecにした
- auto_mouse_layerタイムアウトの増加量(kb11)、減少量(kb12)を50msecから500msecにした
Special keycode(kb0-15)を押すことで各種設定を変更することが可能。 https://github.com/Yowkees/keyball/blob/main/qmk_firmware/keyboards/keyball/lib/keyball/keycodes.md
スクロール速度は kb8/9で変更できる。8で遅く、9で速くなる。
auto_mause_layerは、トラックボールが動かされると自動的にマウスレイヤ(layer 6)に移動する機能。kb10でON/OFFできる。初期値はOFFなので、firmwareを書き込んだ直後は有効化されていないことに注意。
auto_mouse_layer有効時に、マウスレイヤに移動してから動きがないまま一定時間が経つと layer 0に戻る。 layer 0に戻るまでの時間(タイムアウト時間)はkb11/12で変更できる。タイムアウト時間はkb11で500msec増え、kb12で500msec減る。最小値は1000msec、最大値は60000msec(firmwareを改変しており、元々の数値ではない)。
各種設定はkb1で永続化される(EEPROMに書き込まれる)。kb0でリセットされる。 永続化された設定は、Firmwareをビルドし直しPro Micro Web UpdaterでFlashし直しても初期化されない(異なる種類のfirmwareを書き込んだらさすがに初期化されるのではないか。ビルドオプションを変えるとか。)
もしキーボードを接続し直した際にauto mause layerのタイムアウト値が60000msecではなくなっていたら、一度kb0でEEPROMをリセットし(auto mouse layerもOFFになる)、kb10でもう一度auto mouse layerをONにするとよい。