利用法【USI編】 - hkijin/shtsume GitHub Wiki
shtsumeはUSIプロトコルに対応しており、詰将棋解図エンジンとして利用可能です。
ここでは
将棋所Mac
を利用した例について説明します。
エンジンとして登録
将棋所Macを開き、対局→エンジン管理と開きます。
エンジン管理のダイアログが開きますので追加をクリックします。
エンジン選択画面が現れますので登録するエンジンを選択します。
エンジンの設定
エンジン設定では以下の項目が表示されます。
相手の手番中に先読み(USI_Ponder)
チェック有無は動作に影響ありません。
ハッシュメモリ(USI_Hash)
局面表に割り当てるメモリサイズを指定します。
搭載メモリの半分以下が適切です。
大きく取りすぎるとGC後の動作が極端に遅くなります。デフォルト値 256(Mbyte)
末端探索レベル(mt_min_pn)
末端局面での証明数しきい値最小値を指定します。デフォルト値 4
探索レベル(search_level) 注1)
発見した詰手順の他により手数の短い別詰がないか探索します。
レベルを高く設定するとより洗練された詰手順を返す場合があります。デフォルト値 0
探索レベル毎の棋譜出力(out_lvkif) 注2)
チェックすると探索途中レベルごとの詰手順をkif形式で出力します。
探索ログの出力(summary)
チェックすると詰探索終了後、探索ログを出力します。
探索ログ詰方全候補手(s_allmove)
チェックすると探索LOGに詰方全候補手が表示されるようになります。
チェックしない場合、詰方は詰む手のみの表示となります。
出力用フォルダ(user_path)
このフォルダに棋譜、探索ログファイルを出力します。
デフォルト値はホームディレクトリかエンジンのインストール先になります。
注1)v1.1.x以前では余詰探索レベル
注2)v1.1.x以前では余詰探索時の棋譜出力